1. ソラリス
レムの原作も読んでいるし、タルコフスキー版の「ソラリス」も見ているので比べるつもりで見ていましたが、知っていてもこのテーマにはやはり揺さぶられてしまいます。 「偉人たちの夏」など同じような作品も多いけれど、このテーマを描いている作品はほとんど大好きです。 死んでしまった大切な人が生き返って、たとえそれが得体のしれないものでも、姿も同じで自分の知ってる過去を覚えていらた拒否できるわけがありません。 もしかして、すべてが自分が見ている長い夢だとしたたら、一生目覚めずに人生が終わったとしても本望です。そんなことを思ってしまいます。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-08-01 05:51:09) |
2. ソーシャル・ネットワーク
facebookにもマネーゲームにもカレッジライフにも興味ない自分のような人間を、どれだけ楽しませてくれるだろうと思ってみていました。 登場人物のキャラに興味を持てる人がいなかったので、ふ~んという感じで見ていました。 なのでふ~んと思った分5点。 [インターネット(字幕)] 5点(2017-03-03 11:08:05) |
3. ソウル・キッチン
とても楽しめる映画でした。どんどん悪い方に行ってしまう主人公で表情もどんどん怒り顔になるのに、お話し自体はなぜか明るい。登場人物がみな生き生きしています。 しばらくしたら、どんな映画だったかなと思ってしまいそうな印象には残りにくい映画なので多少辛めの採点。 [インターネット(字幕)] 6点(2017-03-02 20:51:58) |
4. それでも生きる子供たちへ
どの話もヘヴィーな中に、ほんの少しの安らぎが見え隠れしているのでホッとしました。「チロ」で綿菓子を買うシーンや、あるべき場所でなさそうな遊園地のシーンに惹かれました。自殺の低年齢化が進む日本と比べてしまいました。生きていくことが苦しみなのか死ぬことが苦しみなのか、幾つになってもわかりません。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-11-24 02:01:39) |
5. ゾディアック(2007)
過去にドラマ化されたのを見たときにイマイチだったので映画版はどうかなと思って見ていましたが、似たような感じでした。興味深い事件だったのですがスリリングさや緊張感が感じられないままラストまで行ってしまいました。かといって出演者の私生活にも興味が持てず、犯罪者の心理描写も中途半端でした。事件のサイトの方がスリリングです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-08-25 18:06:29) |
6. ソウ2
《ネタバレ》 「ソウ」で懲りているのに、「ソウ2」も見てしまいました。やっぱり好きじゃないです。犯人が犯行の理由を自分が末期癌だから命を大切にしない人に思い知らせてやるって、そんな理由づけは納得できないです。S・キングが「ミザリー」で「こんなのじゃ読者は納得しない」というような理由づけです。世の中のせいにして機関銃を撃ちまくる方が、まだ分かりやすいと思います。ニューキッズオンザブロックのドニーも大人になったなあと思いながら見ていました。でも、なんで見ちゃったんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-07-05 03:40:07) |
7. ソウ
《ネタバレ》 スーパー銭湯でリラックスルームのビデオで見ました。湯上がりの気分がいいときに、何故この映画を見てしまったんだろうと強烈に反省しました。スリリングさを感じる前に、犯行の必然性を感じられず、暇な犯人だなとあきれてしまい、飽きてしまいました。ゲームで主人公になって楽しむならまだしも映画で、こんなの見せられたって気分悪いだけです。こういう映画嫌いです。湯上がりにヒーリング映像でも見ていれば良かった。 [ビデオ(字幕)] 3点(2007-07-05 03:34:52)(良:1票) |
8. THE SALTON SEA ソルトン・シー
ハードボイルドなストーリーですが、半熟卵のような映画でした。面白くなる要素をたくさん持っているのですが、半端な感じは否めません。この役を演じるにはヴァル・キルマーは健康的すぎるような気がしました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-03 16:41:58) |
9. そして、ひと粒のひかり
《ネタバレ》 コロンビアというと麻薬、そして町中に転がっている死体の写真が思い浮かぶけど、バラのトゲを取る仕事で生活をしている人たちの話で、普通の人たちは貧しいなりに頑張っているんだと当たり前のことを突きつけられた気がして逆に生々しかった。仕事がなく国を出ることがせめてもの希望だと考えている貧しい国に生まれた人は世の中にはたくさんあるんだろうな。親を選べないのと同様に、生まれてくる場所を選ぶことはできない。映画で他の国のことを少しだけでも知ることができてよかった。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-20 05:14:27) |
10. ソン・フレール -兄との約束-
《ネタバレ》 家族に難病患者がいたら、それも関係がうまくいっていない相手だったら・・・・。あまりに生々しくて見ながらどんどん鬱になってしまいました。難病の兄が弟に言う「ずっと愛していたよ」と、自分は愛されていないと想い続ける弟が兄に言う「僕もだよ」の意味の違い、ドキリとしました。大半が病院内でのシーンなので重いのもしかたがないけれど、笑い顔がほとんどなく、数少ない笑顔のシーンも救いようがない。そんな映画でした。気になったのは病人を治療するところなどで、いやらしくもないだろうシーンにボカしが多すぎて、シビアな映画が台無しになっている気がします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-02-20 13:44:42) |
11. ソナチネ(1984)
淡々として乾いていて、何故か残ってしまいます。幸せとか不幸とかじゃなくて、そんな時期なんだなと、そんな時期があったなと思わせてくれます。 7点(2003-08-18 10:32:41) |
12. ソドムの市(1975)
当時、試写会でノーカットかぼかしなしかで放映して問題になった映画だったので、いいなあと思ったのですが、映画を見たら、これでも飽食感があったので、これで十分だと思いました。 5点(2003-08-04 06:01:40) |
13. 草原の輝き(1961)
ラスト映画館でボロボロでした。この映画を観てからワーズワースの詩を読みました。胸が引き裂かれるような、やりきれない気持ちを思い出させてくれる映画です。時代性があるのかもしれないけど本当に苦しい恋愛映画です。 9点(2003-07-27 03:58:09)(良:1票) |
14. 空飛ぶゆうれい船
どくろの海賊船にどきどきしながらも、きれいなソーダの色を見て飲みたいなあと思ったものでした。東映のマンガ祭りを楽しみにしてバッチをもらって喜んでいたことを思い出して、点数が甘めです。 6点(2003-07-15 03:20:29) |
15. 卒業(1967)
昔は好きだったのですが、今見るとラストの新郎はかわいそうだな、なんてちょっと同情しました。それでもアン・バンクロフトのロビンソン夫人はいいですね。サイモンとガーファンクルの曲が聴けるだけでも点数が甘くなってしまいます。 6点(2003-07-15 03:17:01) |
16. ソナチネ(1993)
北野監督、期待しているのですが、リアリティーが感じられず、話としてもつまらなかったです。中途半端に自分勝手な感じします。「仁義なき戦い」のストイックさが好きだったから楽しめないのかもしれません。どうせなら軍団をつれて殴り込みにいった事件をドキュメンタリー的に映像化すれば面白いのに。 2点(2003-06-20 07:45:35) |
17. ソフィーの選択
やはり最初の選択はすごすぎです。そのせいで浦沢直樹の「モンスター」は興ざめでした。以前、この映画が生涯で1番好きだという人がいて話していたら、ソフィーの最初の選択のシーンを憶えていなくて(そんなところあった?と言われました)ふたりの男からひとりを選ぶなんてできない。と映画の感想を言っていたのに衝撃を受けました。映画の味方はそれぞれですね。 5点(2003-06-17 04:08:43) |
18. その男、凶暴につき
ありきたりな映画です。北野監督は昔の映画好きなんだろうなあと思いながら見ていました。 3点(2003-06-03 03:47:41) |