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1.  それいけ!アンパンマン ルビーの願い
久し振りに観たアンパンマンシリーズ。さすが野沢雅子を慕うだけの事はありますな、工藤静香のルビー役。敢えて、どのキャラクターの声をやるか事前に調べずに観たら、これが結構分かりませんでした(汗)。ちょっと下手だがちゃんと声を作っていたので、さほど違和感はなく観れたのは意外。ありがちなキャラクターの成長と友情を、恥ずかしい程に描いているのでお子様にはピッタリな作品。 …しかし、観る度に思う。まさかチーズ(山寺宏一)とメロンパンナちゃん(かないみか)が結婚するとは思いませんでした(笑)。
5点(2004-08-01 01:42:05)
2.  卒業旅行 ニホンから来ました
織田裕二主演の映画と言えば、「踊る大捜査線」・「ホワイトアウト」よりも前にこんな作品も出てました。チトワン王国(架空)のアイドル“一発太郎”になって活躍する…と言うキャラ設定は面白いしクスクス…と笑える所も有るには有るが、如何せんコメディタッチにして後半のストーリーは少々盛り上がりに欠けるような気が…。世代のせいか…“ペッパー警部”はどうしても口ずさんでしまいます。どうでもいい話ですが、当時今は無き(?)次世代ゲーム機第1号の「3DO」専用ソフトで、「娯楽の殿堂」という“舞台運営シュミレーションゲーム”が有りましたが、このゲームシナリオに本作品の脚本を担当した一色伸幸さんがスタッフとして参加していた関係上か、ゲームキャラにまんま“一発太郎”が出ていました(コイツを出すと何故か集客率が上がる)。
4点(2003-09-22 21:04:32)
3.  その男、凶暴につき
当時、記者会見などで「タイトルが先に決まって後はどうしようか…」などと言っていましたが、それなりの内容になりましたね(ただ“凶暴”とはちょっと意味が違うカナと…)。色々な暴力描写は思わず目を覆いたくたくなるような演出。ちなみにだいぶ前、同監督の他作品のメイキングを観た際、脚本(セリフ)は当日持って来るのを覚える(今はどうやっているかは知らないが)…などと軍団の方が言っていましたが、こういう行き当たりばったりな作品の創り方でも映画が出来てしまうのは可とらえるか…、また不可ととらえるかは観る方の価値観によって違うでしょうね。個人的には、ただ北野映画が苦手…と言うだけかもしれない。
4点(2003-09-22 00:22:37)
4.  象のいない動物園 《ネタバレ》 
実際に有った話「かわいそうな象」を元に製作されたアニメ映画。昭和18年、戦争が激しくなる一方で、動物園では猛獣が逃げ出す事を考え、やむを得ず多くの動物達を安楽死させる事にした。最後に残ったのは象のトンキーのみ。毒殺という道を選ぶが―…。小学校5年生の頃、初めて自分の意志で映画館へ観に行ったのがコレ。子供だったと言う事も有りましたが、アホな自分はめちゃくちゃ泣いてしまいました。トンキーが食べ物を貰おうと、空腹で弱った身体を奮い立たせて必死に芸をしたくだりはもう号泣です。「かわいそうな象」はあまりにも有名で誰もが知っている話ですが、だからと言って戦争否定に結び付ける気は更々ありません。人間のエゴイズムによって連れて来られ、また殺される。そもそも、動物たちを檻に入れる“動物園”こそ虐待も良いところ! 映画というよりもトンキーに6点を…。
6点(2003-08-28 03:38:31)
5.  そろばんずく
当時、出演者同士の結婚報道で、幾度この映画のワンシーンを放送していたと記憶していますが、単なる駄作の代表映画。とんねるずは、バラエティはさておき役者として見ればどうだろう…。ドラマも一時期出演していたのを観た事があるが、どうも個人的に好きになれない(苦)。内容は特に語る事ナシ。
1点(2003-08-24 19:38:31)
6.  卒業(1967) 《ネタバレ》 
当時は、良質の映画として有名だった作品。「これを観ないと時代遅れ」なんて言っていた当時の若者たちに圧倒的に支持されていた。あまりにも有名過ぎる、サイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」の名曲をバックに、青春期の物語が彩る。生活上において、不自由が無いがための満たされぬ欲求を人妻との情事に幾度と求める主人公・ベンジャミンを、ダスティン・ホフマンが演じている。だが、主人公ベンの人となり性格や・立場と境遇は決して共感できるものではない(現代っ子が観れば尚更反感かうだろうな…)。フラれた彼女を追いかけ、元彼の立場を忘れ彼女のデートに割り込むは、挙げ句の果てに近所に押しかけ下宿までするとは…。“恋は盲目”と言いたいところだが、現代ではこれを“ストーカー”と呼ぶ(笑)。そんな物語もかの有名なラストシーンに幾分か救われる。教会のガラス越しに「エレ-----ンッ!!」と叫ぶクライマックスは、あまりにも衝撃的(点数の殆どはここに注がれる)。そんな二人がバスに乗車して駆け落ち。ちょっと気になるのは、車内で一度は見つめ合う二人だが、以後、ベンはエレーンを見ようとはせず遠くに視線を送る。安堵感から来ていのか…それとも目的を果たした事からくる達成感なのか…。何か、今後の二人の未来を予感させるような演出。ところで、中盤のナイトショーでショーガールの“バスト回転”の妙技を、エレーンの頭上でやるのにはブッたまげました。今観るとなんてスゴイ演出…(このシーン忘れてました)。
7点(2003-06-29 17:37:24)(良:1票)
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