1. ゾンビランド
《ネタバレ》 ゾンビ映画の登場人物におけるメンタルの弱さに飽きている人には、ちょうどいいゾンビ物の佳作。ほんとにちょうどいい。(ケチらずに、二度言う) [DVD(字幕)] 7点(2014-02-27 02:15:14) |
2. ゾンビ処刑人
「不死であっても、慎み深さと含羞を忘れてはいけない」「むやみにゾンビ仲間を増やさない」「むやみに軍事利用されない」「食べ残さない」等々。 「我々が奇跡的にも自我を持ったままゾンビ化した場合、どう生活すべきか」という点を考察する為の、とてもよいテキスト映画でした。 「ショーン・オブ・ザ・デッド」に匹敵する娯楽ゾンビ映画でしたが…比べるに、終盤の展開はちょっと雑かも。 [DVD(字幕)] 7点(2012-04-14 00:51:08) |
3. ソウ ザ・ファイナル 3D
どこまでも増え続ける「蛇足」も、なんと7本目。相変わらずの悪趣味っぷりを、今回も楽しませて頂きました。しかし「FINAL」と銘打っておいて(あくまで邦題にしか付いてませんが)、このラストシーンて酷くない? てか、まだまだ「SAW」という蛇に、足を描き増やす気アリアリじゃないですか。 あーもう。こうなりゃ「新SAW」だとか「SAW・ビギニング」だとか「SAW・episode0」だとか「SAWオブ・ザ・デッド」だとか「SAW・トーキョーナイト」だとか「SAW・イン・ザ・ニューヨーク」だとか「SAWはつらいよ」だとか「SAW・ジグソウよ、永遠に…」だとか…ああ、もお!何処に向おうが、このシリーズ。最後まで付き合わせて頂きますよ。 …あ、言い飽きましたが、次回作に期待。(ファイナルらしいけど) [DVD(字幕)] 6点(2011-07-12 05:07:07)(笑:1票) |
4. ゾルタン★星人
このチープでくだらないアホウな作品に同調するだけで、自分の人生だとか品性だとか良識なんかの価値を著しく下落・劣化させているような、そんなダメダメな気分になる作品なのだが、まぁイイか。 まぁ、イイや。(いいのか) [DVD(字幕)] 7点(2011-03-09 12:06:43) |
5. ソウ6
《ネタバレ》 少し趣向を変えた残酷生き残りゲームや、様々に散っていた伏線の回収、6作目にして社会派ニュアンスを加味など、収束に向けての盛り上がりを魅せるものの、やはり「飽き」や「慣れ」が邪魔して素直に楽しめなかった。決して悪くはないが、飛び抜けて面白い訳でも、なかった。 しかし、次回作でこれら「残虐ギミック・マシーン」の悪趣味な品評会ともお別れかと思うと、なんだか寂しい気分になるのだから、不思議だなぁ。 [DVD(字幕)] 5点(2010-10-26 03:28:31) |
6. その男ヴァン・ダム
劇場の予告特報(キックボクサー?)で「機動戦士・ヴァンダム!!!!!」というツンドラ必至な激寒コピーを目にして以来、実に二十年も経ってしまった訳だが。 何と、ヴァンダム作品を観るのは今作品が初めて。 うーん。「ヴァンダム初見作品が、この作品でイイのだろうか」と、往年のファンからすれば新参者の末席を汚してしまいそうな私であるが、恐る恐る鑑賞に至った訳です。が……非常に楽しめてしまいました。 脚本、演出、演技が、ヴァンダム初心者の私にも十分理解できるような、驚愕に値する自虐っぷり。 この映画、チャック・ノリス、ルドガー・ハウアー、セガール、ついでにシュワルツネッガーやスタローン辺りに無理やり観せて、感想を聞いてみたい。 そして、この「マジなのか完全フィクションなのか、微妙」な作品の妙味を味わって欲しいと、思った。 名作。 [DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 03:59:21) |
7. ソイレント・グリーン
《ネタバレ》 当時のSF映画のフトコロ事情ならば致し方ないのかもしれませんが、もう少し世界観の広さが欲しかった。世界観が、実に閉塞的で箱庭的。 面白い作品だけに、惜しい。 蛇足ですが、鑑賞後に主人公たちの食事シーンを思い出し、やたら空腹を感じたのは私だけでしょうか? そして蛇足・2。劇中、ソイレント・グリーンの配給日に「GREEN DAY」と貼ってありましたが…アレって、某バンド名と一緒ですねぇ…偶然ですか? ちょっとウケた。 [DVD(字幕)] 6点(2010-05-10 03:21:29) |
8. 装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ 劇場版
(テレビ版・OVA版・鑑賞済みレビューです) この「萌え」全盛期のアニメ業界に於いて、一切の女っ気を除外し、ただただ硬派なロボット(AT機)同士の惑星間戦争を描ききった珍作…否、快作。 そもそもキャスト・クレジットに女性声優の名前が見当たらない、という点がまずスゴイ。あの「魁!男塾」ですらつかせのりこが居たというのに、劇場版ボトムズは一人もいない。モブにすら、居ない。逆に不自然じゃないか?と思わせるくらいに、居ない。軍人にも、政治家秘書にも、野戦病棟の看護士にも、居ない。というか、この世界には女便所すら存在しないに違いない!と思わせるくらいに、居ない。 何処を見ても男男男男男男…。マッチョな奴等が犇く、出口のない男子校のような、ムサい男だらけなのである。そう!それがボトムズ! このむさ苦しいスタイルのアニメーション。今の時代にはとても貴重なように思える。 「オリジナル版のツギハギじゃないか!」とつい文句を言いたくなるような面白みの無い内容は、さておき。 (以上を、銀河万丈風に) [DVD(邦画)] 6点(2010-01-25 01:14:04) |
9. ソウ5
この悪趣味なギミック満載の殺人機械たちや残酷シーンに、五作目にして飽きてきた。人間の慣れって、怖いですね。 もう少し脚本をシンプルにしてもらわないと、物語を追うのもいい加減面倒くさい。 次回作を観るころ、この「ソウ5」の内容を覚えていられるという自信が、正直ない。ここいらで脱落しそうですね。私。 でも、次回作に、期待。 [DVD(字幕)] 4点(2009-06-26 00:22:14) |
10. ソウ4
《ネタバレ》 一作目と比べると「強烈なインパクト」が薄まっていて、二作目と比べると「高度なミステリ」さがイマイチで、三作目と比べると「マシーン(被害者の試練)のギミック」が安っぽい。ジグソウ誕生秘話と後継者誕生を100分弱でまとめようとした結果なのか、隙間の多い欠陥住宅みたいな印象。五作目(笑)に、期待したいところ。 蛇足ですが、エンディングにⅩJAPANというのは、如何なものか。悪趣味は作品内のマシーンだけでイイと思うんですが… [DVD(字幕)] 5点(2008-03-29 18:06:13) |
11. ゾディアック(2007)
《ネタバレ》 駄作→名作→駄作→名作・・・と続く、いわゆる「フィンチャー理論」でいくと、前作の「パニックルーム」・駄作→今作は名作なんじゃね?!と思いきや、(サスペンスを期待していただけに)かなりの期待ハズレ。 しかし、フィンチャー特有の只者ではない感は、やはり流石でした。 事件そのものよりも、事件に携わる刑事関係者・容疑者・マスコミ・観衆とも呼べるアメリカ国民・一人の漫画家。それら様々が様々に「ゾディアック事件」に巻き込まれていく、という災難の多様さと、未だ未解決であるという現実が相まっていて面白い。 「ゾディアック事件」が元ネタのダーティーハリーが作中に公開されるというのも、皮肉めいていて面白いし、音楽チョイスも時代性はキッチリ反映していたにもかかわらず、イマイチに突出していないという媚びの無さも、計算なのか天然なのかわからないがイイ感じ。 何とソコソコに楽しめたりしました。 蛇足ですが、「ER」グリーン医師役で頑張っていたアンソニー・エドワードが結構イイ役で出演しているのも、嬉しかった。ロリコン容疑者役で出演か?と一抹の不安もありましたが、吃驚するくらいにマトモな役だったので、逆に吃驚した。 [DVD(字幕)] 7点(2007-11-05 00:08:40) |
12. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 司法制度の問題点を見事に捉えたエンタテイメント。過去の冤罪モノ作品「松川事件」や「日本の黒い夏・冤罪」に比べて扱われている事件が「痴漢」とミニマムではあるが、冤罪が出来上がる滑稽なまでの可笑しさと恐ろしさはヤハリ他人事じゃない。面白かった。しかし、ちょっと気になったのが「本当にやてないの?」と主人公に聞きに来た傍聴男の描写。私も傍聴ファンだが、そこまで下衆じゃないぞ!ちょっとムッときたので、一点マイナスです。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-08 01:02:55) |
13. ソウ3
冒頭から中盤にかけては陳腐なだけで、悪趣味も一周した感じの面倒くささ。しかし、中盤からラストの収束感は怪異というか快感というか。何というか、もはや凡庸としか言えなくなってきた仕掛けや、展開や、ゲームの意図のチープさは、すべて計算だったのか?と感じ、その温度差に正直驚いた。生半可な事じゃ逆転できないと思っていた物語がラストイニングで逆転してしまったというか、でした。「SAW」シリーズは、やっぱりよく出来てる。なんか腹は立つ。その逆転劇にちょっと感動すらしてしまった自分に、腹立たしいというか。赦さざるを得なーい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-03-30 01:08:22)(良:1票) |
14. ソウ2
いわゆる辻説法の究極形態と言っていい「Saw」の続編なワケだが、相変わらずの悪趣味・暴力描写も勢い衰えず、全開バリバリ。前作であれだけヒットしたにもかかわらず、派手にも豪華にもならず作品の持ち味をキープさせているその理念とも呼べる姿勢には驚く。脚本も世界観の悪趣味さにそぐわない位にいい切れ味。自分の人生のスタンスに「それでエエんか?」とまで問いかけてくる。なんてこった。そして、やっぱり騙される。イヤハヤ、感服しました。ちょっと「ジグソウ」の正体が意外と○○なカンジだったので、ちょっとガッカリもしましたが………ぁあ!なるほど!なカンジでした。「Ⅲ」もあるかも?っていうか、あってもイイかも、です。傑作。 [DVD(字幕)] 9点(2006-03-25 06:38:25) |
15. ソウ
《ネタバレ》 良くできたソリッド・シチュエイション・ムービーです。制作費の無さを脚本・設定の面白味でカバーしている作品には高得点で評価したいですね。最後の「やられた~」も、「え?真犯人は、別人?」ときて「え?真犯人、ソイツだったの?」とくる二重の仕掛け。畳み掛けられちゃいました。タハ!傑作。 [DVD(字幕)] 8点(2005-10-01 10:25:32) |
16. 空飛ぶゆうれい船
敵はゆうれい船じゃなく、依存度の高い毒ジュースを売っていた大企業だった!っていうクダリが、面白い。ご~くりごっくりコンと!ボアジュ~ゥ~ス!のコマーシャルソングは、トラウマになったよなぁ・・・。怖ぇよ!ボアジュース怖ぇよ!みたいな。 7点(2005-02-28 23:51:20) |
17. ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版
なぜかゴブリンの奇妙な音楽が耳から離れない。チープなのに!笑。まあ内容は、当時この映画を作ったスタッフの心意気?っていうのか、賞賛モノ。ある意味問題作。イタリアンめ!恐れ入った。 7点(2003-06-03 20:11:11) |
18. その男、凶暴につき
北野武の事を、この映画を見るまで見縊っていた。反省。 8点(2003-05-18 19:38:40) |
19. ソナチネ(1993)
沖縄、暴力、ヤクザ、静寂、北野武。これらのバランスの見事さが光る。 8点(2003-04-02 17:48:45) |
20. ソウル(2002)
長瀬が頑張ったが、日本人キャストが長瀬だけ?ん~淋しい。 5点(2003-01-29 21:12:29) |