1. ソドムの市(1975)
これに7点入れる自分がけっこう怖いのですが。 大学時代一人で見て、これはいいものに出会ったと思い、 合う人ごとに薦めるという無謀をやりました。 パゾリーニの趣味としか思えないスカトロ拷問同性愛行為の数々。 大人数で劇場で見ると身の置き所がないという苦痛と戦うことになりますが、しかし「こういう世界もありでいいんだ」と安心させられた外れ者としては、妙に身の置き所があった映画なのでした。 何かに対してざまあ見ろといい、何かに対して気分が爽快になってしまい、そんな自分にであったのが怖かった記念碑的作品です。 [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 01:29:34) |