3. そして父になる
自分は幼い頃母が離婚し、しばらく伯父の家で暮らしていた。当時伯父を「おとうさん」と呼んでいたのだが、小学校に入学する前、本当はお父さんではないと告げられ、母と別の場所に引っ越すことになる。やがて母は再婚し新しい父親ができた。その後成人になり伯父が経営する会社に入ったのだがお互い憎しみ、罵り合い、結局会社は辞めた。新しい父親は決して愛想はよくなかったが今では酒を一緒に飲みに行くこともある。実の父親の顔は全く知らない。まあ、親が途中で代わっても何とかなるものだ。ただ、できることなら本当の両親と普通に暮らしたかったと思う。ご両親と何事もなく育ってきた方はそれが実はすごく幸せなことであると思ってほしい。 [地上波(邦画)] 6点(2015-05-04 08:49:28) |