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プロフィール
コメント数 1497
性別 男性
自己紹介 投稿にあたっては
①製作者の映画愛を信じて基本的に0点は付けていません。
②レビュー作品の「あらすじ」は率先して書いています。

※「ぽこた」からニックネームを変えました。サブネームの「(ぺいぺい)」は継続です。(2024.2.28)

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1.  そこにいた男 《ネタバレ》 
30分余りの尺にみっしりと詰め込まれた愛憎劇。恐いですね~。いろいろと恐い。  ひとつには男を愛し過ぎてしまった女の恐さ。後先考えずに貢ぎ続けた女は、真実を知った時、男の命を奪うことで男を永遠に自らのものにしようとする。男の妻は、夫の浮気を知りその相手に自らの存在を知らしめようと夫の体にメッセージを残す。どちらも恐い。  そして男の愚かさにも似た恐さ。気付けよ!結果考えろよ!愚かを通り越して恐いです。  実際にあった事件からインスピレーションを得て作られた作品とのことですが、それを聞くと尚更に恐くなります。ただし、ドロドロとした物語ではありますが、短編作品としてコンパクトに纏められていて、流血の事件なのに意外と陰惨さを感じさせない後味。その代わりにと言うか、ただただ恐さばかりが残る作品でした。
[インターネット(邦画)] 6点(2024-11-01 17:09:08)
2.  そのままの君で
僅か11分半の尺の中に込められた思い。ちょっと個人的に過ぎるのかも。世代も違えば生まれ育った土地も違う。何もかもが異なる若者の心象風景に感情移入するのは土台無理。と言うか、作り手からも求められてはいないのかも知れません。  とは言え、何十年も前に自分にもあった(ような気がする)感覚が呼び覚まされくすぐられる11分半ではありました。
[インターネット(邦画)] 5点(2024-10-19 10:52:35)
3.  ゾンビ・サステナブル 《ネタバレ》 
前作は強烈なインパクトをもった異色のゾンビ作品でした。本作についても全く同様の視点でゾンビを描いています。  ポイントのひとつはゾンビが放つガスをエネルギー資源として活用していること。なので、邦題の「サステナブル」は何を今更といった感があります。相変わらずユニークで楽しいアイディアではありますが。  そしてポイントのもうひとつは、感染してハイブリット化するとゾンビを意のままに操れるようになること。これもある意味「サステナブル」ですね。死者(正確には感染者?)であっても再利用して戦力にする。既視感がないでもありませんがこれまた相変わらずユニークです。  もっとも、予告編でドカーンと出ていた「SDG's」は、真面目に取り組んでいる人たちからは怒られそうな気がしますが…。  結局、マッドサイエンティストは気付いてしまったわけですね。ゾンビ化を防ぐのではなくゾンビを再利用して(操って)こそ、この荒廃した世界を生き抜き支配する最良の選択なのだと。そのあたりを若干過大評価すれば、今まさに世紀末化しつつある世界に対する警鐘となるべきテーマ性を有した作品、と言えなくもないような気がしますが、やはりそれは過大評価とも思えたりして。  前作ほどの強烈なインパクトはなく焼き直し感は否めませんが、スピーディで容赦ない展開と短めの尺によって、本作も大いに楽しめた次第です。6点献上します。
[インターネット(字幕)] 6点(2024-10-07 23:53:08)
4.  ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと 《ネタバレ》 
原作のコミックとアニメ化された作品は未読・未見です。  ライトなノリで楽しい作品ですが個人的には少々惜しいかなと。主人公がゾンビに追われながらも会社に遅刻しそうなことを心配しているという社畜ぶりの予告編を見て、これは米英の名作ゾンビコメディに迫る佳作か?!と期待しましたが、残念ながらそうは行きませんでした。  ソンビの世界になってマンションに籠る姿や理想の地を求めて旅する姿、目的地では主人公の上司が力でコミュニティを支配しセキュリティ用にゾンビを利用している…などなど、既視感あるあるのシーンが多出。パロディ感ではなく焼き直し感を感じざるを得なかったというのが正直な感想です。和製ゾンビ・コメディとしてのオリジナリティを発揮して欲しかったです。社畜状態の新人サラリーマンを主人公に据えたところは良かったのですが…。  唯一オリジナルアイディアを感じたのはゾンビ鮫。それ自体はこれまた既に映像化されてはいますが、本作のゾンビ鮫は何と食った人間のゾンビ化した足が腹から生えていて、自由自在に陸上を歩き回る!これは新鮮です。サメ映画ではヒレで歩いたり他の動物と合体して足が生えてるというのはありますが、食った人間の一部を活用するというのは思いもしませんでした。サメ映画専門の監督さんたちは、本作をご覧になられたでしょうか?ざわめきが聞こえそうです。  ただし、本作はあくまでもゾンビコメディであってサメ映画ではないのでしょうから、サメのアレンジだけでは素直には喜べない訳でして、更にメインテーマであろう主人公の人間的成長(そもそもタイトルからしてパロディですね)の描き方も少々控え目になっているかなと。  ゾンビのメイクや演技は海外の人気作と遜色ないぐらいのクオリティだけに、もっと笑わせて欲しかったし感動させて欲しかったという残念な作品でした。
[インターネット(邦画)] 4点(2024-02-21 14:52:49)
5.  ゾンビランド:ダブルタップ 《ネタバレ》 
前作から10年後の続編。それから更に5年経ってやっと鑑賞。遅れ馳せながらのレビューです。と言っても既に皆さんに書き尽くされている感が無きにしも非ずですね。なので出来るだけシンプルに。  兎にも角にも楽しかったです。ゾンビものの宿命と言いますか、仮令死んでいようとも人型の動く者を殺しまくる(否、既に死んでいるから損壊しまくる?)のですから、罪と言えば罪ですし不道徳極まりないと言えば返す言葉もないところですが、それでも面白い。進化型ゾンビなんて言うけれど、本シリーズ外の先行作品で登場済のものを紹介しているだけ。それでも面白い。前作同様小ネタの連発が愉快ですし、ビル・マーレイ御大がまさかの再登場で「ガーフィールド3」に出演してるかの如くのインタビューに答えつつエンドクレジットの大切さを教えてくれてたりして。(当たり前かも知れませんが絶対席を立たない主義です)  個人的に一番ハマったのは、ネバダ姉さんがビッグフットでバビロニアに乗り込んできて片っ端からゾンビを轢きまくるところ。これはゾンビ映画史上に残る短時間単独大量ゾンビ処理数じゃね?ってぐらい爽快にグロかったです。  皆さんのおっしゃる通り、レギュラー4人のうち男子メンバーは10年経っても不変ってスゴイですね。女子は…それは言いっこなしってことで。ともあれ、再び10年後(今や5年後ですが)、新メンバーを加えての「3」実現を夢見て前作同様8点献上します。(今のところ予定は聞きませんが…)
[インターネット(字幕)] 8点(2024-02-19 17:29:45)
6.  ゾンビボーダーランド めざせ!アンデッドのいない国境地帯へ 《ネタバレ》 
欧米や本邦とはひと味もふた味違ったゾンビ作品。さりとて、それは違和感というよりも何ともホンワカとした和やかさを感じさせてくれるもので、コメディ仕立てだからということもあるのですが、それだけではない魅力を感じます。  ソンビウィルスの蔓延が化学兵器的な人為的なもので、宇宙ステーションから地上に指示を出し、ひとつの国を滅ぼして飲料水の利権を獲得する特権階級の存在、というのはゾンビ映画としては結構斬新なアイディアですね。まぁ最終的には「人間爆弾」という恐ろしい兵器でゾンビもろとも未感染者まで滅ぼしてしまう訳で、ゾンビウィルスの恐怖は何処へやらの狂暴さですが。  そして、近未来のクロアチアが殆ど崩壊しながらも世界一の水「クロアチア水」で何とか経済を維持しているというのは何とも自虐的とでも言いましょうか。そして、セルビア人との掛け合いは、ここまで言っちゃっていいの?と心配になるぐらいで、でも合作だから良いのかな?最早対立を超えて超仲良しみたいな感じ。とは言え、現実の歴史や現状に疎い私としてはヒヤヒヤものでした。更には、セルビア人はゾンビウィルスに感染しない設定で、その血液と酒で作った特効薬によって今度は新セルビア人誕生でクロアチア人を滅ぼそうとするとか結構滅茶苦茶な展開ですね。  ラスト。命からがら生き残ったモティカとフランカは、セルビア人側の収容施設で知り合った少年とともに安住の地を目指す訳ですが、大量虐殺の後だというのになんともお気楽なハッピーエンド?それとも、エンドロール後のカットに意味があるとしたら生き残りの新セルビア人が居るという意味で、だとしたら苦難は続くということでしょうか?原題の「クロアチア最後のセルビア人」というのは、単に生き残ったモティカのことなのか、それとも…彼の地の人々にとっては解り易い回答があるのかも知れません。  ハチャメチャさの裏に強烈なブラックユーモアを感じる異色作に6点献上します。
[インターネット(字幕)] 6点(2023-10-31 13:09:15)
7.  ゾンビネーター 《ネタバレ》 
ストーリー的には典型的なゾンビもの。ある町でゾンビが大量発生。その町を偶然訪れていた若者たちが襲われ逃げ惑う。そして、一行は、まさに絶体絶命に。しかし、そこに現れた謎の男。無口で愛想もイマイチだけれど戦闘能力は高そう。  そうです、彼こそがゾンビネーター。ゾンビたちをバッタバッタとやっつける様はさながらターミネーター。原題も邦題も「ゾンビネーター」である所以が漸くここで明らかになります。  DVDのジャケットを見て頂ければお判りのとおり、衣装(所謂コスプレ)と言い、ショットガンを担いだ立ち姿と言い、まさにターミネーターを髣髴とさせる雰囲気です。ちなみにジャケット(ポスター?)の中には、本編にまるで登場しない半分機械仕掛けの頭部のアップがデザインされているものがありますが、それはいくらなんでも酷過ぎです。それを見てしまったら、ゾンビネーターとはゾンビの群れの中にあって人間に味方する救世主ゾンビ?みたく勘違いしてしまいます。と言うか、その方が面白かったような気もしますが。  低予算の作品のようですが、ビジュアル的には結構頑張って仕上げてます。それだけに、タイトルとコスプレ衣装だけで戦ってしまわず、何か本作ならではといったアイディアが欲しかったところです。  ちなみに、ゾンビネーター役のジョセフ・アヴィエルさんは筋骨隆々のムキムキボディなのに、とうとう一度もその肉体を披露されませんでした。せっかくのキャスティングなのに何故?
[インターネット(字幕)] 3点(2023-08-14 00:03:56)
8.  ゾンビ・リミット 《ネタバレ》 
冒頭いきなりのゾンビカットで始まるものの、物語としてはヒューマンストーリー感がかなり強いですね。  医師としての倫理に背を向けてでも夫のために貴重な治療薬を不法に確保してしまう妻。偶発的かつ正当防衛による射殺でありながら秘密の暴露を避けるために警察を呼ばず死体を遺棄してしまう妻。妻に一目会いたいがために自らを拘束し死への恐怖を必死に耐える夫。親友のために彼の妻が必死に集めた貴重な薬剤を自らの妻の命を守らんとして奪う夫、等々。いずれも、常軌を逸した混乱の中で愛する人のために選んでしまう究極の選択。  そのあたりの心の移ろいはそれほど丁寧には描かれていないものの、八方塞がりの劣悪な状況に必死に立ち向かおうとしている人間の強さと弱さはしっかりと表現されていて、思いがけず出逢った佳作でした。  それだけに、復讐に燃える身重の妻のラストシーンが必要なのかどうか?少なからず疑問に思え、その分マイナス1点です。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-07-06 21:33:21)
9.  ゾンビプーラ 《ネタバレ》 
近隣のインドネシアやタイのホラーはかなりハードな作品が多いという個人的印象があるのですが、本作は「コメディ」というジャンルということもあるのでしょうけれど、かなりソフトなホラー、ゾンビ系作品でした。  もしかしたらシンガポール映画は初めて観たような気がしないでもないのですが、言われなければコテコテのギャグの連発から香港映画のようなテイストを感じました。まぁ、この作品をもって「シンガポール映画は中華系の雰囲気が漂う」などと言い切ってはいけないとは思いますが。  そんなどの登場人物にも感情移入しかねるコテコテのコメディ感に少々苛つくこともありましたが、ストーリー的には極めてオーソドックスなと言うかベーシックなゾンビもので、低予算なのか基地内(しかも部分的)から出ることなく展開される脱出劇は、手に汗までは握らずとも決して退屈なレベルではありませんでした。初心者向けゾンビ作品とでも言いましょうか。  筋肉の記憶によってゾンビの行動が制約されることと、虫除けクリームがゾンビ忌避剤になるというのは新しいですね。ただし、そのネタが使えるのはコメディ限定とは思いますが。  大量の犠牲者が出ている内容ながら、なんとなく微笑ましく終わる不思議な雰囲気に+1点の4点献上します
[インターネット(字幕)] 4点(2023-07-04 17:51:54)(良:1票)
10.  ゾンビーワールドへようこそ 《ネタバレ》 
ひさびさにゾンビ系のコメディを鑑賞。正直なところ、観る前の予想に反して大いに楽しめましたし、さり気ない小ネタも含めてツボにハマって大笑いしてしまいました。  冒頭シーンはどう考えても某有名作品の研究所を思わせる白基調の色彩、それにBGMのリズムやアレンジも大いにパロディ。いきなり掴みはOKの雰囲気にこれはやってくれそうな予感。  案の定、次から次へとノンストップで繰り出されるネタの数々は、予測可能なものが多めにも関わらずドハマりするばかりでした。しかも、青春友情モノ的要素をしっかりと盛り込んでいるところが良いですね。意外と言っては失礼かも知れませんが、思わぬ佳作に出逢えました。  ただし、タイトルや宣伝文句で予告されている程には3人がボーイスカウトで培って来た技術が生かされる場面は少なめで、その部分では少々消化不良かも。監獄脱出シーン以外の絶体絶命の場面でも、適度にマニアックなボーイスカウトネタを持って来て欲しかったです。  それから、冒頭の清掃員、スカウトの隊長、そしてカーターみたいなキャラは、この手のアメリカンコメディには付きものだし、なくてはならない登場人物と分かってはいても、個人的には少々ウザいと思ってしまいます。早々に死亡フラグが掲げられて退場する2人はともかくとして、カーターには困りました。ただし、爆乳ゾンビの胸を触らずにいられない場面あたりからは憎めない感が出て来て、最終的には感情移入しちゃいましたが。あれ?じゃあ3人ともOKということか…。  何はともあれ、この作品はどちらかと言うとゾンビ映画好きが集まって、あーでもないこーでもないと仲間とワイワイ騒ぎながら観るのに向いてる作品かな。つまりは観る人が観ると大ウケするけれど、人によってはダメ出しの嵐という観る人を大いに選ぶ作品ですね。そんな私は大いにハマったので7点献上します。
[インターネット(字幕)] 7点(2023-02-06 11:42:57)(良:2票)
11.  ゾンビの中心で、愛をさけぶ 《ネタバレ》 
街に、いや世界中にゾンビが急増殖し(ちなみにこの作品の場合、正確にはゾンビではなくて感染して狂暴化した患者ですね)、街はおろか自宅からも全く出ることが出来なくなってしまうというソリッドシチュエーションゾンビドラマはこれが初めてと言う訳ではありませんが、孤立してからのエピソードには様々工夫があって変化を楽しめました。  倦怠期にある夫婦が、突然生命の危機に直面する中で互いのことを見つめ直し再び愛を確かめ合うという、ラブストーリーを核としたヒューマンドラマかと思いきや、真面目一方と思っていた奥さんが麻薬やら武器やらを横領して隠し持っていて、しかも躊躇うことなくそれを慣れた手つきで使用したり、押しかけて来た隣人夫婦を、常軌を逸した対応の果てに殺してしまっても動揺ひとつせず冷静に死体を処分したりと、前半はブラックコメディ系作品の匂いがプンプンと漂います。  ところが後半に向けて自然な流れの中でシリアスになって行き、前半では、いくら何でも人間そんな急には変わらないし、極限状態のなり始めだからっていきなりそれはないでしょ的だったことも、後半では、この状況ならこうなっちゃうよね、みたいに受け入れてしまいました。強盗を躊躇うことなく殺害するシーンなんかは拍手喝采。通常の作品ならば主人公は躊躇いますよね。でもって躊躇ってるうちに逆襲されちゃうとか。そんな回り道をしない決断力に清々しささえ感じます。  そして極めつけはラスト。倦怠期をクリアして愛を確かめ合った二人ですもの、そりゃあ同じ道を歩みますよ。現実だったら、自分だったら、それは無理!と思わないこともないけれど、やっぱりこのラストで納得です。  その結末に敬意を表しての8点献上です。  ちなみに、感染者が群がる雰囲気の原題より、ちょっとノリは軽くてもストレートにテーマに沿った邦題がしっくり来ます。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-12-05 21:10:55)(良:1票)
12.  象のなみだ 《ネタバレ》 
冒頭のラブホテルシーンだけ観てしまうとポルノ寄りの作品かと思ってしまうところですが、未熟なカップルが自らの内面を見つめつつ二人の関係を見つめ直し、(少なくとも女子の方は)やがては相手のことも見つめ直すというラブストーリーと受け止めました。ショートフィルムならではの展開ですね。  ラストシーン、彼女の瞳に映ったのは何だったのか?ベッドで語った思い出話のように、象の前に佇む彼氏だったのか?それとも象の瞳に吸い寄せられ、吸い込まれて行く自分の背中を見ていたのか?そして、その先に待ち受けているのはハッピーエンドなのか、それとも別れなのか?狼狽え泣き崩れるばかりの男に情けなさと怒りを感じつつも、エンディングではどこかこの二人の行く末に対して晴れやかな気持ちを抱きました。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-10-27 11:45:14)
13.  ゾンビシャーク 感染鮫(TVM) 《ネタバレ》 
ゾンビシャーク。「ゾンビ」と「サメ」という魅力溢れるブッキングに心惹かれ鑑賞しましたが、予想はしていたものの思いっきりのチープさ。  サメの映像に使い回しがないのは好感が持てますし、泳いでいるシーンのサメはスケール感もリアリティも皆無で寧ろ微笑ましいぐらい。そこそこのサイズのモデルを取り揃えたようで、低予算映画としての頑張りを感じます。  しかし、この設定はいただけない。負傷した兵士の治療のため死んだ細胞の再生を研究、人間に構造が近い?サメを実験台にしていたら、知能の高いサメは脱走してゾンビウイルスを撒き散らすという設定。かなり無茶な力技的設定です。  更には、噛まれると人間にも感染してしまう。海にはサメゾンビ、陸にはヒトゾンビ。数的にはかなりささやかですが、小さな島にあってこれは絶望的な状況。それでも登場人物には危機感がないのです。表向きは早く島から出ないと!みたいに言ってはいますが。行動・言動・感情のちぐはぐさ。  そう、百歩譲ってその設定を受け入れたとしても登場人物の全員が感情移入不能なキャラなのです。それなのに家族関係とか過去の出来事とか、主要なキャストの人間模様を物語に盛り込もうとしているところにもかなり無理を感じます。  いろいろと書きましたが、その割には最後までキチンと観ました。やっぱりサメ&ゾンビの魅力でしょうか。  ヒロイン姉は両親の愛情を一身に受けていた妹を死なせてしまい、帰宅したあと一体この家族はどうなってしまうのか?ヒロイン妹が命懸けで守り抜いたワクチン?は、開発者も研究施設も失っているのに活用可能なのか?続編は見たくありませんが後日談は心配です。
[インターネット(字幕)] 3点(2022-05-31 10:24:01)
14.  ゾンビ・ホロコースト(2014) 《ネタバレ》 
コメディ仕立てではありますが、どうにも笑えない。主役のウェズリーといい、監督といい、助監督といい、マッチョ俳優と相手役のナイスバディ歌手といい、どう考えてもコメディ向けのキャラ設定ではありますが、セリフも演技もビジュアルも笑いに繋がって行かない。必要なのかどうか理解に苦しむ下ネタやボカシシーンもただただ?マークです。  これは単に自分の感性に合わないだけなのか?実は大爆笑モノなのか?いや、やっぱりスベってるんだと思います。  題名(原題もですね)に「ホロコースト」という言葉を使用していること至っては言語道断。内容とミスマッチにも関わらず何故採用したのか?ニュージーランドではこれはありなんでしょうか?  取って付けたようなハッピーエンド的なエンディングでとどめを刺されました。これはダメです。  そうなってくると、場合によっては微笑ましくもなりそうなエンドロールにエキストラの氏名全員掲載というのも、なんだかみんなで一緒に自己満足しましょ!みたいな学園祭的なノリに思え、再び?マークで終わりました。
[インターネット(字幕)] 1点(2022-04-26 14:50:38)
15.  ゾンビ津波 《ネタバレ》 
津波に乗って、てか巻き込まれてゾンビが浜に押し寄せるというのはなかなかのインパクト。邦題もトンデモ感がありながらもマッチしてますね。ゾンビの常識となっている「頭を撃てば無力化」が否定され、電気ショックで無力化というのもオリジナリティを感じます。 が、そこまで。全体の流れは怪物系ホラーのお決まりパターン。幸せ感に満ちた登場人物がいきなり犠牲になり、平穏な世の中が一気に地獄化。主人公は仲間を失いながらも決定的な対応策を見つけてバケモノ退治。沢山犠牲が出たにも拘らず、生き残った主人公たちは何事もなかったかの如く幸せそうな笑顔に包まれる。てな感じ。実にオーソドックスな展開ですね。 ですが細部はかなり雑。あんな小さな沈没船のどこにあれだけ大量のゾンビが居たの?浜におびき寄せて電気ショックで退治するにしても、島中に散らばったゾンビがあれっぱかしで全部の訳ないし。あの爆薬の量からすると、島の形が変わるくらいの威力じゃん?海に飛び込んだ女の子が無事の訳ないし。そして、総じてゾンビの量的表現がバラバラで、もっと居るんじゃね?と感じてしまいます。 ゾンビ映画は余程のことがない限りそこそこ楽しめてしまうもの。嫌いじゃない限り。なので決してつまらなくはないのだけれど、物足りなさに包まれたまま終わってしまうのは何だかなぁ。「シャークネード」よ今一度!との思いがつのるばかり。
[インターネット(字幕)] 5点(2022-02-02 21:24:25)
16.  ゾンビマックス!/怒りのデス・ゾンビ 《ネタバレ》 
皆さんのご意見のとおり、怪しげな邦題からは想像出来ないような佳作ゾンビ映画ですね。「28日後」を髣髴させる全力疾走する狂暴ゾンビは造形も素晴らしく、「マッドマックス」的デザインのピックアップトラックはカッコいい!グロ描写の特殊効果もリアリティに溢れてますね。ゾンビの身体から発せられるガスがエネルギー源として活用可能だとか、感染しない血液型の人間にゾンビの血液を注入すると亜種となってゾンビをコントロール出来るとか、かつてないアイディアも盛り込まれています。そして、肝心のストーリーは、きっちり人間ドラマを挿し込みつつも、ちょっと省略し過ぎなぐらいに短い尺の中で纏められていて、ゾンビの動きと同様にスピーディに展開していくところに好感が持てます。マッドサイエンティストのいかれっぷりを始め、何気にコメディ的要素まで盛り込まれていてバラエティに富んだ仕上がりです。ある程度ゾンビ映画を観慣れた観客に向けた意欲作と受け止めました。初心者向きではないですね。 ちなみに、まるでパロディ作品かと思われてしまうような無理やり感溢れる邦題よりも、私的には初見の単語でしたが、原題直訳の方がいいのではないでしょうか?「苦い経験」とか?それじゃますます意味不明かな?(笑)
[インターネット(字幕)] 7点(2021-12-26 01:15:13)
17.  ゾンビワールド 《ネタバレ》 
如何にも低予算映画風に始まる冒頭シーンから、何やら嫌な予感にかられつつも鑑賞していくと歴史を遡ること二千年。なんとイエスキリストが登場。これには引きました。怒られるでしょう、これは。キリスト教徒ではない私から見ても不道徳に過ぎるし、意味もなく歴史公証無視と言った様相。ただし、その後の作品群は徐々に小洒落た短編集になって行き、アイディア的に目新しくはないまでも、花嫁のストーリーは作品全体を引き締めていますね。それなのに最後というかラス前というか、ビーチで繰り広げられる大乱闘では、こともあろうか犠牲になった子どもの亡骸を武器代わりに使うという、これまたとんでもない不道徳ぶり。それがなければ馬鹿馬鹿しくて笑える小品だったのに。 ゾンビに嚙まれて自らもゾンビ化していくニュースキャスターを軸に進めて行くところは決して悪くないのですし、オムニバスの中には好感の持てる作品も含まれていますが、各作品の作風や尺がバラバラで何とも纏まりがない上に、一部に相当不適切な部分があったりもするので、これは2点が妥当かな? ちなみに、キャスターが登場するたび、ゾンビ化の進行具合よりも「髪型」が気になってしまったのは私だけでしょうか?
[インターネット(字幕)] 2点(2021-11-20 22:08:41)
18.  ゾンビーバー 《ネタバレ》 
ストーリーは極めてシンプル。汚染物質で狂暴かつゾンビ化したビーバーが人間を襲い、襲われた人間も狂暴なゾンビーバー化してしまうというお話し。邦題の「ゾンビーバー」はまさかの原題どおり。  そこに何やかやと肉付けしている訳なのですが、いきなりセミヌード大放出というサービスぶり。そして、どう考えても死亡フラグ第1号間違いなしと言った風情の彼女なのに、だんだんとまともなことを言い出してとうとうラストシーンまで生き残りかけるというのは見事に裏切られました。  皆さんご指摘のとおり、この御時勢にぬいぐるみにちょっと小細工しただけのゾンビーバーと、軽くメイクしてマウスピース付けた感じのゾンビーバー化人間は、確信犯的な演出。冒頭に登場し事件のきっかけを作る運送屋さんがラストも締めてくれたり、お約束的NGシーン集が付いてたり、やっぱり純粋にコメディ作品なのかな?キモイことはあっても決して恐くはないです。  ゾンビ作品として諸手を挙げて称賛出来ないまでも、コメディ作品として笑えてしまったこともあり、悩んだ末に5点献上です。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-10-17 16:05:51)
19.  ゾンビスクール! 《ネタバレ》 
微妙。ストーリー展開がベタ過ぎて意外性なし。アメリカって子ども題材にこういうのありでしたっけ?子ども相手の過激な暴力描写は大丈夫だったのかな?ベタなアメリカンブラックジョークもイマイチだし、お約束のヒューマンドラマ的エピソードもイマイチ。大人は感染しないし、子どもはゾンビにしちゃ思考がちゃんとしてそうだし、なんだか中途半端。なんかメッセージがあるとしたら、やっぱり大人たちが子供のことをちゃんと考えないでいい加減に育てるからこんなことになっちゃいましたって感じかな?まぁ割り切って観れば笑えなくもないから4点ぐらいなら献上してもいいかな?
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-02-04 19:19:03)(良:1票)
20.  ソルト 《ネタバレ》 
良くも悪くもアンジー万歳作品。スパイ映画としてのストーリー仕立てや連続するどんでん返しは、適度に緊張感を伴って目が離せません。少なからず強引ではあるけれど、そこはそれ娯楽作品と割り切ってしまえば及第点。ただし、アクションにはちょっと無理があったかな?全力疾走するシーンが複数出て来るけれど、アンジーいまいち走りに切れがなく、銃を構える上半身は絞り込み過ぎていて迫力不足の感は否めず。 ま、尺の長さも程よく、シッカリと娯楽作品を楽しむのなら十分過ぎるぐらい濃密な作品であることは間違いないので、迷った挙句に7点献上。
[地上波(吹替)] 7点(2013-11-04 23:01:10)
000.00%
1352.34%
2523.47%
3946.28%
41248.28%
518412.29%
628519.04%
738625.78%
823715.83%
9805.34%
10201.34%

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