4. 存在のない子供たち
貧困層に生まれ戸籍もない子供の、 哀しいヒューマン・ストーリー 余計なBGMや演出などを抑えめにしてあり、 ドキュメンタリーような見せ方で、より現実的なツラさを表現 裏を返せば、淡々として娯楽映画としてのドラマ性が薄い 貧困で、幼い子供、社会的な力もなく、 弱い者が過酷な環境に追いやられる、 という切実な光景はよく描かれていた。 「罪を憎んで人を憎まず」の真逆というか、 人(親)を憎んで罪(貧困)を憎まずと、いった印象 貧困社会・現実への情景はそれほど描かれず、 憎しみがほぼほぼすべて人(親)に向けられている。 映画としては「負のヒューマンドラマ」 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-21 10:58:13) |