1. その場所に女ありて
《ネタバレ》 60年代のまでの映画に描かれるキャリアウーマンってどうして「恋愛してない」ことがアタリマエみたいになっているのだろうか。変な話、当時は婚前交渉はありえなかったから? 司葉子のような超美人で颯爽と働く女性、今の眼で見るとすごいモテモテなんじゃないか・・・なんて。会社でも上司に何度も名前を呼ばれているシーンが多くて、社員から信頼されているし。でもこの映画は大好き。ベタベタした演出が一切無くてただただクールに描いているのがカッコいい。余談だが主人公が勤める会社「西銀広告」ってすごくおしゃれな社名だと思う。昭和の銀座の風景にとてもマッチしていて素敵だった。でもやはり一番カッコいいのはラストシーン。他人に依存しない主人公がとても印象的だった。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2007-04-12 16:39:35)(良:1票) |