1. それでもボクはやってない
民法での放送後いっきにレビューが増えました。そのなかにやけに監督の向けた日本の裁判の問題点や現状に対しての批判が多い気がします。監督がこの作品でスポットライトに当てた日本法曹の現状はあくまで一角であり、全ての角度から日本を眺めた作品を作るならば某三部作以上の超大作にさえなりかねません。でも逆にコレだけの人たちの裁判に関する関心や興味を起こさせただけで充分な作品なんでしょうね。ただ、あくまで一角です。罪のないニート君が日本法曹の有罪率99.9%の悪循環に飲まれた一件です。この映画が捉え切れていない死角の部分が果たして僕たちを救うほど重要なものなのかは定かではありませんが [DVD(邦画)] 9点(2008-02-09 20:00:42) |