1. ソードフィッシュ
冒頭、ワーナーのテロップがぼやけ、トラボルタのクロースアップと独白からドッカンまでのテンションには引き込まれました。が、その後は愛想笑いが上手なウルバリンと、彼にまとわりつくストームの必然性ゼロのおっぱいポロリが印象に残るのみです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-18 13:15:18) |
2. その男、凶暴につき
デビュー作にしてこの完成度。ショット、間、役者の表情と視線、暴力の反復と応酬。一々が私の好みです。 [DVD(邦画)] 9点(2011-12-18 13:08:34) |
3. ソルト
《ネタバレ》 頭をスッカラカンにして楽しめる作品として、アンジーが出ていればハズレはないだろうと思い選んでみましたが、微妙でした。銃をぶっ放金髪から黒髪へ、男装までやってのける姿は決まりに決まっていて、痛快ですがその強さの目的が最後まで明かされないために、いま一歩引いて見てしまいます。アンジー版『ダイ・ハード』を狙うなら、旧ソの生き残りが世界征服を狙うといった設定も含めて、大幅に練り直す必要があるのではないでしょうか。ウルバリンのお兄ちゃんが善人のふりしてやっぱり悪人だったり、『2012』の地震博士がアンジーをタコ殴りしたりと、以外と豪華な俳優陣の競演は楽しめました。 [ブルーレイ(字幕)] 4点(2011-08-19 23:17:05) |
4. その男ヴァン・ダム
《ネタバレ》 かつて金曜ロードショーや日曜洋画劇場でよく目にしたヴァンダム。老いさらばえた元肉体派ハリウッドスターに与えられたのは、オッサンになってしまった自らを省みるという役回り。冒頭の皮肉感満載のアクションシーンになぜか胸が高鳴り、スポーツ選手であれば後進の育成を担えるものの、肉体の替えが利かないアクションスターがすがれるのは、それでも自らの肉体のみ。現役であったことの証明として満を持して披露される回し蹴りと独白が本作のハイライトです。本作を観終えて、『ユニバーサルソルジャー』『ストリートファイター』を観返そうかと思いながら、また今度でいっか、となってしまうところもまた、ヴァンダムな気がします。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-07-17 21:31:07) |
5. それでも恋するバルセロナ
うーん、期待を上回る部分と、やっぱり、という部分が混ざり合い総評としては普通といったところです。ペネロペの魅力が炸裂していて、嵐のような感情の爆発の一瞬ののちになまめかしい肢体をくねらすこの落差が素晴らしく、スカーレット・ヨハンソンがそのへんの留学生にしか見えません。やっぱり、と思ったのはウディ・アレンとは相性がイマイチであるということ。情報過多のナレーションはやはりいただけません。映画は映像で全てを語ってこそ映画であるということを私は改めて強く感じました。 [映画館(字幕)] 5点(2010-12-26 22:35:53) |