1. ソウル・ステーション パンデミック
《ネタバレ》 Netflixにて視聴。 韓国アニメ、ゾンビ物という事前情報のみで「新感染」の前日譚であることは鑑賞後に知りました。 「新感染」におけるゾンビは【感染後、比較的短期の発症】【運動能力が損なわれない、むしろ向上】【血管膨張】などが特徴で、その点は実写の表現をうまく踏襲していました。 アニメ描写は良く言えば写実的、悪く言えば終始冗長で、アニメーションならではの躍動感に欠け「これ実写でいいんじゃね?」と思いながら観ていました。 事件は元風俗嬢、ヒモ、ホームレスなど首都圏の下層社会に暮らす登場人物を通して描かれるのですが、【ゾンビx底辺】の掛け算は作品にあまり上手く作用しなかったように思います。 終盤に格差のコントラストを示すシーンがあります。 もしかすると韓国社会における何らかの問題提起なのかもしれませんが、それらの意図を作品から読み取ることはできませんでした。 [インターネット(字幕)] 4点(2019-02-17 02:49:52) |