1. ソルジャー(1998)
どうも主人公トッドの行動に納得がいかない。コミューンの仲間達に見捨てられシクシクと泣いちゃうし、惚れた人妻の夫が死んだのを良い事に横取りし父親気取りして子供に取り入る。遺伝子改造された最強戦士が束になってもたった一人で難なくミッションクリアしちゃう強引な強さ。生存者の確認もしないままラストでは悪役達を惑星ごと勝手に爆破し、違う星を目指そうとしている。守るモノがあればどんな強い人間にも負けないということを言いたいのか?それにしちゃ、冷酷非道の殺人マシーンとして育てられた主人公の心の変化は無いし、後半であまりにもサッサと物語を片付け過ぎ。宇宙に彷徨する戦艦のシーンはショボい映像。「イベント・ホライゾン」は好きだったので、一層残念です。心無い戦士の心無い物語でした。 4点(2002-11-25 23:07:57) |