1. ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 -永遠と自動手記人形-
《ネタバレ》 テレビシリーズに指し挿まれたような第x話、といった感じの劇場版。 テレビシリーズの出来が良すぎたせいか、このクオリティを以ても「特に可もなく不可もない」という評価に伏してしまうという。 テレビシリーズが秀作過ぎると、改めて劇場版に落とし込むってホント難しい! だが終盤、ゲストキャラ二人が「出会わない」という選択は、美しく愛おしい。 [DVD(邦画)] 7点(2020-05-14 05:18:43)(良:1票) |
2. 宇宙の法ー黎明編ー
《ネタバレ》 前作「UFO学園の秘密」からの続編で、メインキャストはそのままという今作「宇宙の法」。 まぁ、ストーリーを要約すると、前作同様「いいちきゅうじん(チーム・フューチャー・五人組の大学生戦隊)とわるいうちゅうじん(レプタリアン・なんか人を襲う)とのたたかい」なんですが、今作は「わるいうちゅうじん(レプタリアン)のじょおう」が、登場。その女帝・ザムザ役は、清水富美加こと千眼美子。これが、無駄に好演。 おまけに、前作では「神の威光で怒涛の排斥」に瀕したレプタリアンでしたが、今作は女帝とあって「フン!別に神の威光に配したワケじゃないんだからね!」とツンデレ要素に織り込まれ、挙句には愛を知らぬレプタリアンに、愛(と信仰)の目覚めまで成す始末。どこへと向かうというのか、幸福の科学アニメ。 さて、今作のアニメの出来ですが、ザックリというと「幸福の科学のアニメの中では、普通」の出来。初代プレステ感のあるCGも、今作に至ってはプレステ2程度の進化が。 しかし、主人公の黄金聖闘士っぽを始めとするデザインセンスのなさは相変わらず健在で、そこそこ失笑できます。 脚本はいつもどおりのアレな感じですが、控えめです。どうした大川隆法。いつもの三球三振ですが、今回は空振り、ファール、空振りといった三振でした。豪快さの薄い、及び腰な三振だったと言うべきか。 うーん。黎明編の続きがあるようなので、次回作に期待。もちろん「豪快な空振り三振に」ではありますが。 [映画館(邦画)] 1点(2018-10-19 01:47:20) |
3. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(2017)
美術や動画の美麗さはさておき、全体的に可もなく不可もない印象。キャストも悪くないんだけどなぁ。惜しい。 渡辺明夫のキャラクターをそこそこ堪能できるという点で、+1点。 [DVD(邦画)] 6点(2018-04-27 02:02:17) |
4. 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
テレビ未放送話というには豪華で、オリジナルというにはアリキタリ。結城信輝デザインのオデコ広いゲスト異性人女子の美麗さが、嬉しい。マワリクドイ上に疑心暗鬼というクズっぷりも、ご愛嬌だ。(おかしい) [DVD(邦画)] 6点(2015-10-07 01:25:47) |
5. 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
《ネタバレ》 イスカンダルが冥王星より近くに感じるという、非常に残念な距離感を持った作品「劇場版・宇宙戦艦ヤマト2199…総集編」であった。 森雪、理系メガネ女子、そしてガミラス女子がやたらと可愛いかったので、点数は甘めである。 [DVD(邦画)] 3点(2015-05-13 00:50:42) |
6. 宇宙人王(ワン)さんとの遭遇
《ネタバレ》 口汚くドヤすイタリア人の政府関係者→可愛いがアホそうな通訳の中国語→イカ星人の中国語→可愛いがアホそうな通訳のイタリア語→ますますテンパるイタリア人政府関係者…というやり取りが、何と言っても眠気を誘う。 「きしゃー!」と威嚇音を放ち変型するイカ星人のつぶらな瞳と、鳴り止まないサイレン音に、助けられたような気がする。グッジョブ、イカ星人&サイレン。 さて、この映画。自分はどういう立ち位置で観ていたか、と言うと、残念ながら可愛いがアホウなイタリア人通訳の目線で観ていたんですよ。私。 やっぱ「表面的で蒙昧な善意」は身を滅ぼす事もある。私も気をつけねば。映画では身どころか世界が滅んでいる訳ですから。 [DVD(字幕)] 6点(2013-07-01 04:23:20) |
7. 宇宙兄弟
原作ファンとしては、やはりハショリ過ぎだと。イヤでも「出来のよいアニメ版」と比較してしまうのだが、ムッタ(子役のムッタも)、日々人、せりか、古谷のキャストの上手さは、唸らされた。全体的には、良くもないが悪くもない。 [DVD(邦画)] 5点(2013-02-13 23:07:32) |
8. 裏切りのサーカス
英国の曇天の下、跋扈するオッサン英国諜報員たちの渋さを、ひたすら堪能できる作品。一煮立ちさせた激渋エスプレッソ・コーヒー(砂糖抜き・茶請けなし)を、何杯もマグカップで飲まされたような気分でした。 [DVD(字幕)] 7点(2012-11-12 07:36:42)(良:1票) |
9. THE WAVE ウェイヴ
個人主義だとか全体主義だとかの境界線の曖昧さを、これ以上なくシンプルに描ききった怪作。ラスト、生徒たちが一教師に向けた蔑視が、なんとも苦味があり、恐ろしい。 [DVD(字幕)] 9点(2011-08-02 00:38:37) |
10. 宇宙で最も複雑怪奇な交尾の儀式
鑑賞後、私のXだかYだかには非常に申し訳ない気持ちでいっぱい。 どこかで私の○○を見て「そこに卵子はない!」と解説しているだろう、大きなお世話な異星人。ホントにいたら、ちょっと怖いですね。(シモネタですまん) ちなみに…受精から着床という過程を経なければ、妊娠には至りません。ファック星人(地球人)の受精→着床の確率は20~30%。危険日に致しても、妊娠率はせいぜい三割以下であることを、蛇足ながらここに記しておきたい。覚えておくがいい異星人。 [DVD(字幕)] 8点(2011-05-22 02:29:18)(笑:1票) |
11. 宇宙ショーへようこそ
他作品の話で恐縮ですが、D・フィンチャーの「ゾディアック」を観て「俺がフィンチャーに求めている作品は、こんな中途半端な作品じゃないんだ」的な感想を抱いたんですが、今作品も同種の感想が。 まぁ、言うなれば「舛成監督&倉田脚本の作品に求めている作品は、こんな純ジュブナイルじゃないんだ」的な感想というか…でした。 しかし「ゾディアック」の時と違うのは、今作品が予想外な面白さに満ちていたこと。 ジュブナイル作品がイマイチ苦手な私ですが、この作品は非常に満足のいく出来でした。声優初挑戦の子役たちも、ケチの付けようがない好演でした。 そして「なつき」や「ポチ」の「格好イイけど、どこかヌけたダメ人間(宇宙人?)っぷり」に「やはりコレ、舛成・倉田アニメなんだなぁ」と思わずにはいられない私だったりします。 年齢を問わず観てもらいたい、隠れたジュブナイルの名作。 [DVD(邦画)] 9点(2011-02-26 01:33:29) |
12. 宇宙怪獣ガメラ
《ネタバレ》 主人公少年が作曲した「ガメラのマーチ」で、平和宇宙人キララが勇気を奮い立たせるシーンで大爆笑。決して短くないと思う私の映画鑑賞歴で、これほど大爆笑させた映画など、他に記憶がない。 【後記2010.10.23】祝!ブルーレイ化!どこに需要があるのかは知らんが、再び大爆笑! [DVD(邦画)] 1点(2009-12-16 23:46:42) |
13. 宇宙戦争(1953)
《ネタバレ》 高次元な文明を持っているくせに、意外と出たトコ勝負で粗忽者な火星人たちに、驚愕。弾丸・砲撃・ミサイル・原爆も、効かない無敵UFO艦隊が淡々と人類を蹂躙し、頼みの綱の科学者たちも、あっさり暴徒に阻まれ頓挫。神頼みしか残っていない人類に、うっかり火星人の自滅劇。それらが始終、眠くなる位に淡々と展開。1953年製作という頑張りは理解できますが、ちょっと退屈でした。 1954年作の「ゴジラ」程度のテーマ性・メッセージ性を持たせてくれれば、そこそこ面白かったのかも。 [DVD(字幕)] 5点(2009-11-30 05:20:35) |
14. ヴイナス戦記
ほぼ及第といえる植草克秀の演技よりも、脚本と演出が酷い。安彦良和のキャラクターを、ほぼ忠実に動かしていた動画の美しさが際立つだけに、非常にもったいない。 この動画クオリティと維持し、脚本と演出を練り直して、テレビで26話くらいでじっくり観せれば、そこそこ面白そう。製作はサンライズあたりで。 [ビデオ(邦画)] 4点(2009-11-30 04:58:02) |
15. 海猿 ウミザル
《ネタバレ》 海の男のドラマにしては低カロリー。プールサイドに全裸の男たちを並べるセンスがありながらも、音楽のセンスが最低なまでにダサい。手に汗を握らせない展開は、意図的なもの?キャストや舞台など、せっかくネタもイイ物使ってんのに勿体無い。加藤あいのプリティさ、役ドコロに反映されてないあたりが、特に勿体無い。他のキャストもイイ味出てるんですけどね。 [DVD(邦画)] 4点(2007-08-13 04:43:33) |
16. WE LOVE BALLS!!
ありきたりと言えばありきたりで、中途の練習シーンの弛み感や肝心の試合シーンのチョッとショッぱい感じなんかは正直いんだけど、ドイツというお国柄や「ゲイといっても色々あるんだぜ?」的なチームメイト集めのシーン、音楽のセンス(ハードゲイが集うクラブでのシーンが特に)なんかはイイ感じだし、ソコソコと達成感もこみ上げてきたりもする。ムゲに低評価しにくいカウチポテト・ムービーです。 [DVD(字幕)] 7点(2007-03-13 00:53:29) |
17. 歌え!ジャニス★ジョプリンのように
《ネタバレ》 ただの「ジャニス・ジョプリンのコスプレで親戚の遺産ぶん取っちゃえ!」的お馬鹿なストーリー展開かと思いきや、なんだこら!?イイ意味でもっとお馬鹿で、何とも心温まったりもする展開。観た後、癒しに似た何かというか?じんわり勇気付けられたり、でした。主演女優が本作出演後にトラブルによる事故死ということで、なんか質の悪い運命なのか?と、下衆な勘繰り。というか、カナリ惜しい女優だと思うし、得難い才能だったと思う。とても悲しい。特に、ラストの彼女のステージを観た後は、格好良過ぎて言葉にならないくらい。この才能がもう楽しめないと思うと強烈に悔やまれます。 [DVD(字幕)] 8点(2006-06-19 18:04:18) |
18. 姑獲鳥の夏
「姑獲鳥」なんて、映像化できんのかよ?と、疑心暗鬼になりつつ観させていただいたのだが、やっぱりシンドイな。しかし、原作ファンゆえに京極堂がウンチクを披露するシーンやら、小道具のコダワリ(特に古書店内!)様・等は、嬉しかった。キャスティングに難癖つける気にもなれず、まぁまぁ観れたんですが。如何せん・な~んかテンポ悪いな~と、思わない訳にもいかなくて。まぁ「京極シリーズ・第一弾」とのことで、ナニ?第二弾もあんのか?と、期待せずにはいられない。あ、原作者が出演しない訳ぁ無いぜ?と思っていたら、やっぱり出てました。コッソリでしたが。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-28 17:01:05) |
19. ヴェロニカ・ゲリン
アイルランド国民は、愛国心のカタマリな奴等ばっかだ!っていうイメージが良くも悪くも私にはあって、「チョットついて行けねェーかも」とか、思って観ていた。しかし、一人のマスコミ人ヴェロニカ・ゲリンは、そんな愚にも付かない私の思惑を超越していた。 スーパーマンでもワーカーホリックでもなく、ただ笑い、泣き、怒り、怯え、屈しない。実に人間臭く戦い続けた新聞記者。彼女の死がドラッグ汚染撲滅の為に国民、法律をも動かし影響を与えたという功績は、悲話ではあるが、称えたい。 実話を基にした映画は「最高点9点」という私的基準も、今回は例外。今も尚、真実の為に命懸けで励んでいる、そしてかつて励んでいたであろう多くのマスコミ人の功績も称える心算で、一点献上。 [映画館(字幕)] 10点(2005-01-10 00:03:23) |
20. うる星やつら4 ラム・ザ・フォーエバー
劇場「うる星」のエアスポット的存在な本作ではありますが、主題歌は後期「うる星」にしては秀逸だったりします。絵的には「リメンバーマイラブ」よかソリッドで、すきなんですが・・・。 4点(2004-11-02 00:14:22) |