1. ウォッチメン
ザック・スナイダーとタイラー・ベイツ・コンビということで期待したが、期待通りの映画であった。シリアスなヒーローものとして「ノーラン・バットマン・シリーズ」以降の流れに乗っているとは思うが、出来事をシリアスに扱う前者に対し、こちらは登場人物達が徹底的にシリアスであり、リアルである。ヒーローの葛藤を扱うという意味では前者よりも成功していると思われる。とは言え、設定なり前情報が無い限りほぼ理解できない内容なのは言うまでもない。その意味では決して万人向けではなく、ファン向けの映画だと言える。というわけで、アメリカン・コミックのファンとして8点を献上。ロールシャッハが格好良すぎて痺れた。 [DVD(字幕)] 8点(2010-11-23 11:36:23) |