1. ヴァージン・スーサイズ
血の様な独特の甘さで、痛みを覚えた。優しくても破滅的、可愛くても残酷性が漂い、ある意味衝撃的な作品。何ていうか、彼女達は周りの大人に、環境に、そして自分自身にどこか「諦め」を持っていたのかな。それが綺麗に「絶望化」してしまった様な気がする。物事の道理をきちんと考えられる人がこの映画を見て彼女達に共感するというのは難しいかも知れない(私的な考えなので、不快に思われたらゴメンナサイ)。女性は感覚的な動物だと言うし、それが10代の時期なら尚更そうだから。理屈を掲げて観たら後味の悪い作品になるでしょう。それとキルステンはこの頃が一番可愛い気がする!コッポラのセンスも好きだ! 8点(2004-01-10 19:43:00) |