1. ウォンテッド(2008)
《ネタバレ》 頭を使わずノーテンキに荒唐無稽を楽しむアクション映画。開始早々の主人公の日常さえ我慢すれば、あとはアクションの連続。リアリティはありません。一言でいえば「中二病アクション映画」 (他の方の忠告通り、字幕で観ましたw) [DVD(字幕)] 7点(2015-02-02 18:15:52)(良:1票) |
2. うる星やつら オンリー・ユー
《ネタバレ》 劇場版うる星=ビューティフル・ドリーマーな人は、観てはいけない作品。公開当時は、同時上映の『ションベンライダー』上映中は爆睡者続出だったことを、今も鮮明に思い出してしまいます… [映画館(邦画)] 7点(2010-07-04 18:48:30) |
3. ウルヴァリン:X-MEN ZERO
《ネタバレ》 ■原作をうまくコンパクトにまとめているのは巧い。 ■悲しみのケダモノとしてのウルヴァリンを描くなら、敵としての軍が弱過ぎるんだよね… 鉄拳(鉄爪)では勝てない頭脳戦や狡猾さがない雑魚ばっかり… ■兄ちゃんの怒りや憎しみの描き方が足りない。期待してたのになぁ… ■本当は8点をつけたいところなんだけど、正編X-MENシリーズに比べてスケールが小さいので減点。 [映画館(字幕)] 7点(2010-07-04 17:42:26) |
4. ウォッチメン
《ネタバレ》 まず、単純なヒーローものではありません。複雑で難解な部分もあります。 次に明るいストーリーではありません。陰湿というか…深刻なストーリーです。 一言で言えば「残酷なMr.インクレディブル」。 日本人にはウケないだろうなぁ…と思ってたら、やっぱり盛大にコケてしまったようですw ただし、映画としての面白さはかなりイケてます。 『チャイナタウン』や『LAコンフィデンシャル』のストーリーやドラマが好きな人なら、かなり楽しめる作品でしょう(私がそうでした) [映画館(字幕)] 8点(2010-01-10 18:58:21) |
5. ウォーリー
《ネタバレ》 前半の、会話らしい会話のないシーンが素晴らしい。 『ショートサーキット』のジョニー5もそうだが、 まるっきり機械でパーツの寄せ集めにしか見えないのに、 そんじょそこいらのアイドルやタレントよりも心に来る演技になってる。 かえって後半の、人間の台詞が陳腐に感じたw 特筆はエンドロール。 壁画~墨絵~ルネッサンス~アールヌーボー~印象派と進化していく絵柄に思わずニヤリ。 最後の8bitゲーム風のCGも洒落ている。 [映画館(吹替)] 8点(2010-01-10 18:54:59) |
6. ULTRAMAN
《ネタバレ》 この作品は「海外のコミック原作映画がヒットしている。外画に負けないものを日本オリジナルヒーローでつくろう」という意気込みでつくられた… ハズでした。 まず、ビジュアルに衝撃がほとんどない。 「おお!?」とか「ええーっ!?」ってのがなーんにもない。 航空自衛隊の全面協力なのだから、F15Jイーグルのカッコイイ映像が見られるかと期待したが、そんなのもゼーンゼンない。 CGに関しては頑張っているんですが、着ぐるみ格闘戦がオハナシにならないレベル。 大画面でウルトラマンらしき巨人と、やたらゴテゴテした安っぽい怪獣が「どつきあい」をしているだけ。 テレビでやってる平成ウルトラシリーズと変わらないことを、映画の大スクリーンでやるな! 平成ガメラ・シリーズを100回観て勉強しなおしてこいレベル。 そして、役者の演技がTVドラマチックです。 リアルな息遣いや表情がなにも感じられない。 リアルな演技がコア(核)にあるからこそのSFマインドの輝きが増すというのに、 これまたテレビの平成ウルトラシリーズのレベル。 次に、ドラマ部の構図であったり照明が、これまたTVドラマの延長線上。 ドラマ部でさえこうなのだから、特撮部はもっと酷い。 たとえば、ザ・ワン初登場シーン。 細部までよーく見えるんだ、これが。 もっとコントラストを強めて、フォッグたいたりして、謎の敵みたいな怪奇感を高めるとか、そういう努力ゼロ。 たとえば、ザ・ワンVSネクストの初戦。 土埃や爆風や煙などによって、もっともっと埃っぽくザラザラした映像の中で見せることにより、緊迫感を高めようとか、そういう努力ゼロ。 かの迷作『デビルマン』の手術室照明(無影灯)と同じミスを今作も犯している。 他の方も指摘してますが、音楽がこれまた安っぽい。 冒頭、スクランブル発進した主人公が、アンノウン(正体不明)の「赤い光」に衝突! の時にかかってた安っぽいロックで「ダメだ、こりゃ…」とがっくりと肩を落とすしかありませんでした。 2点は、最後の戦いにおける板野サーカスにのみ捧げました。 [映画館(邦画)] 2点(2008-05-09 04:05:04)(良:2票) |
7. 宇宙からのメッセージ
この作品には、こんな逸話があります。シュノーケルカメラで小惑星を競争する宇宙船のシーンで、深作欣二監督は「手持ちキャメラでやれ!」 ‥‥はい、そういう監督がつくったSF映画です。推して知るべし。(ただし、志保美えっちゃんはビューチフル♪)天本英世は不気味、成田三樹夫は怪演、サニー千葉は「どこが王子?」。同時期に東映がつくった『惑星大戦争』に比べれば1000倍マシな作品です。ちなみにTV版『銀河大戦』のようなトチ狂ったコスチュームは登場いたしません。 5点(2004-02-23 06:39:42) |