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プロフィール
コメント数 623
性別 男性
自己紹介 風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。

目安
10
大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作
9
上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ
8,7
単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。
6
面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない
5
そこそこは楽しめるが2度は見ない
4,3
まあ見れるが面白くはない
2,1
つまらない、見る価値なし
0
もはや伝説的な糞

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1.  宇宙人ポール
監督こそエドガー・ライトではないが、主演サイモン・ペッグとニック・フロストでショーンオブザデッドでのゾンビがそうであったように、ステレオタイプを逆手にとり、まるで宇宙人が存在することが常識とでも言わんばかりにこれでもかというほど「型通り」かつ、型破りなほど人間臭い宇宙人を登場させSF愛あふれたパロディを連発。ストーリーも無駄にまとまっており文句なしの娯楽作。ジム・キャリーやベン・スティラーのコメディがマンネリ化する中、今最も外れのないコメディスターはサイモン・ペッグとスティーヴ・カレルかな
[DVD(字幕)] 7点(2012-09-02 06:58:55)
2.  噂のアゲメンに恋をした!
ここで点数が低いながらもコメント自体は期待以上等そこそこいいものが目立ったので観賞。ただのお下品コメディに終わらずそれなりに練った展開とペンギンの使い方などオリジナリティも見られる。それなりにエロティックもありジェシカ・アルバもかわいいしこの手のB級ラブコメとしては上位の、もとのハードルが低いとはいえまさに「期待以上」の出来。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 17:03:58)(良:1票)
3.  ウワサの真相/ワグ・ザ・ドッグ
まあ言うだけならタダですからね。ってマメットの脚本自体は面白かったんだろうが、こういう物は映像化すると地味さとうさんくささが増してしまうので失敗じゃあ…ブラックコメディに留まっていれば評価も違っただろうが、クリントンスキャンダルなどで中途半端に真実になってしまったことも風刺作品としては痛手である。スリーパーズに続き夢の共演なデニーロとホフマン、まさかのちにあんなコメディ映画であんな再共演を果たすとはアルバニア人もビックリである
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-12 09:10:40)
4.  ウォール・ストリート
冒頭のバカデカイ携帯電話が示すように80年代の金融マンの象徴はハイテクの先端だったこと。コンピュータやカバンのような携帯電話を使いこなす彼らは、時代の先端を行く成り上がりハイソサエティの象徴的存在だった。前作ウォール街に描かれたインテリのゲームの面白さと華やかさはそこに特化していた。一転、一家に一台コンピュータがあり、主婦や中学生すらタッチパネルの携帯電話を使いこなすこの時代、象徴となったシリコンバレーの住人達の華やかさとは対照的にウォールストリートの住人も、ゲームも、そして映画も平凡に成り下がってしまった印象。ゴードン・ゲッコーをフォーカスしたスピンオフ的なストーリーも期待はずれ。唯一、エンドスクロールで前作のテーマ曲が流れた時のノスタルジーのみ感慨深かったが・・・
[DVD(字幕)] 5点(2011-11-18 06:55:22)
5.  ウォール街
オリバー・ストーンも(自身が脚本を書いた)スカーフェイスがベースと言っていたが、成り上がるにつれて華やかになっていく生活と、表裏一体の転落を描く、証券マンを現代のギャングに喩えたクライムムービー。その後の金融街のブラックぶりはご存知の通り。今日もウォールストリートで金融界に対してデモなんてニュースが流れていたが、時代を20年先取りした映画であったということであろう。現代のマフィアはホワイトカラーにネクタイとはよく言ったものである。まるでマフィア映画を見ているような活力に満ちた華やかな映像と、気を抜くと「命を取られる」ダークな空気が緊迫感を与えているサスペンス映画だ。
[DVD(字幕)] 7点(2011-10-03 01:47:55)(良:1票)
6.  運命じゃない人
多角的視点の映像を時間軸をずらしながら見せ、最後に裏をかくというサスペンス。油断してると一瞬混乱するが、基本コメディでロードムービー風の味付けもありつつさらに板谷由夏が綺麗という…いやそれは関係ないか。ひとこと、面白い。邦画は大作よりえてしてこういう作品に傑作が隠れてるねえ。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-16 13:57:45)
7.  裏窓(1954) 《ネタバレ》 
疑心から暴走する主人公というのは「断崖」と同じだが、主人公が骨折し部屋から動けず推理の材料は窓から眺める外の様子のみと映画として特異な制限をかけ、そもそも覗き行為を行う主人公自体にも不信感を感じさせることで、どれほど推理が確信に近づいても観客には主人公と共に犯人を追うのではなく、あくまでも疑心を持ったまま一歩引いた位置から見せるという演出が効いている。そうでなくても多くの人間はこの手のドラマにありがちなオチを期待するため、犯人が部屋に来た時点でもまだ確信ではなく、犯人が主人公に対して殺意を見せた瞬間に観客はようやく確信に達し急激なスリルに襲われる。このような「見せ方」が全ての作品であるからこそヒッチコックの味が詰まっており、ヒッチコックの「代表」作。体験して損はない。
[DVD(字幕)] 9点(2006-01-01 03:04:15)
8.  ウディ・アレンのバナナ
途中から痛々しくて見てられなくなったが頑張って最後まで見た。映画を見てて顔が引きつったのは初めて。法廷シーンでは映画を見てて初めてキレそうになった。勘弁して欲しい。面白いと思ってやってるのか、つまらないのはわかっててあえてやってるのかどっちなんだ。
[DVD(字幕)] 1点(2005-12-09 01:50:22)(笑:1票)
9.  宇宙戦争(2005)
廃屋で宇宙船の「ノズル」に追い回されるシーン、なんか見たことあるぞと思ったらジュラシックパークでヴェロキラプトルに追い詰められたシーンとクリソツだった。大昔の地味小説を大作にするのはそれはもう大変。何か別のテーマを与えなければ。スピルバーグ、コープ、パニック映画……そう、親子愛。パニック映画に親子愛を絡めたらスピルバーグを批判したくて仕方が無い「プロ批評家」の餌食になるのは分かりきってるのにもうムシ、ムシ。もはやスピルバーグは制作費を取るためのピエロになってしまったのだろうか。そろそろ脚本に積極的に参加するようにしないと、制作費をかけた映像とお決まりの盛り上げパターンで脚本を必死で補う「それなりに面白い」映画の連鎖は続くだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-06 02:20:20)(良:1票)
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