2. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 レビューの点数を見れば 一般の方がどういうストーリーを望んでいるのかは一目瞭然ではないだろうか。 謎が多い映画や考えさせられる映画が高得点を出すことの多くなって来ている昨今ですが、映画というのはやはりレビュー1位にいるように「バックトゥザフューチャー」のようなエンターテイメントを求めている、分り易くて見終わった後の「面白かった!」っていう純粋な気持ちが大切なのかもしれない。 しかしながら私はこの映画を評価します。 もともとこういう尻つぼみ的なストーリーなのですからそこは仕方ありません。 だが、それを差し引いても余りある恐怖がスピルバーグによって生み出されているではありませんか、特に雷がなりはじめた頃からの30分はまさに圧巻! 恐怖映画のほとんどは閉鎖された空間だったり夜だったり、何もなくとも不安にさせられる場所に頼っていることが多く、私は今だかつて真昼間のしかも人が大勢いる場所で襲ってくる「恐怖」に対して恐怖を感じた事はありませんでした。(インディペンデンスデイ)なんかは派手だなーという印象以外何も受けません。 それほどトライポッドに人々が消されていくシーンは衝撃的以外の何ものでもありません、他にも暴徒と化した人々はまるでゾンビ映画を見ているようでした。 ストーリー云々ではなくスピルバーグの演出する恐怖に注目してください。 これはホラー好きは見ておくべきかと。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-14 17:48:51)(良:2票) |