1. ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男
「戦争で勝った国はいいなあ」なんて子供っぽいことを、本気で考えてしまった。 島国、立憲君主制、先進国と、共通点の多いイギリスとは、どうしても比べてしまうから。 1940年当時のイギリスも、こんなに難しい政治判断が必要だったんだ。知らなかった。 日本との違いは「信念があったことかなあ」なんて考えた。 今の日本、信念ありますかね?これからの日本は大丈夫かな? だってこういう政治映画、今の日本じゃまず作れないから。 源頼朝や大久保利通みたいな「全身政治家」は全然人気ないし、徳川家康みたいな戦国大名+政治家でもあまり人気ないし。 話がだいぶ逸れたけど、この映画のチャーチルは、政治家のくせに人間くさくて楽しい。 特に、秘書や奥さんとのやりとりが楽しい。 ウィットに富んでるっていうの? 緩急をつけながら、クライマックスできっちり盛り上げる。 あー「戦争で勝った国はいいなあ」。 [DVD(吹替)] 8点(2019-03-06 23:04:38)(笑:1票) |
2. 嘘を愛する女
「つまんない映画見ちゃったなあ」、それが感想。 5年も偽名で一緒に暮らしてたって? どんな事情があったって、許せますかね? 偽名を使うってことは、そのほかのことも全てウソと考えていい。 つまり、相手に愛は全く無かったってことだ。 自分だったらそう思うけどね。 自動車免許や身分証明書まで偽造とは、手が込んでるね。 特に自動車免許の偽造は、かなり金がかかるはず。 でも生活費は一切出さなかったんだよね? 女は、そこのところをどう納得してるのよ。 女の方もウソばかりっていう設定だったら、まだ見られたかもしれない。 でも「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」という日本一仕事のデキる女っていう設定。 バカじゃないの? [ブルーレイ(邦画)] 3点(2018-12-04 22:50:58) |
3. 宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海
始まってすぐテレビアニメ総集編とわかるほど、脚本の出来はよくない。 でも自分、ヤマト好きだからそれなりに楽しい。 オリジナル設定と新しい設定の塩梅がちょうどいい感じ。 元のテレビアニメはきっと面白かったんだろうな、なんて思いながら見てた。 しかし、最後! あれはちょっとないんじゃない? [DVD(邦画)] 5点(2018-04-23 20:56:59) |
4. 宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟
テレビアニメも見てないし、「どうせつまんねーんだろ」と思いつつ見てしまった。 ところが意外に面白い! メカが楽しいし、戦闘シーンに高揚感あるし、女の子はカワイイ。 でもこれ、完全に日本人しか見れないだろうなあ。 「和をもって貴しとなす」を第一条にした聖徳太子はエライなあ、なんてこと思いながら見てたし。 このレベルなら、ほかのヤマトも見てみたい。 でもこれに7点は付けたくないんだよね。映画ファンだっていう、小さなプライドが自分にもあるから(笑)。 でも好き。 [DVD(邦画)] 6点(2018-01-19 00:27:43) |
5. 運命じゃない人
《ネタバレ》 途中まではワクワク見られたんだけど、組長が手下を使わずに個人で動き出すあたりから違和感を覚えて、最後は尻すぼみ感。 例えば、ラスト時点で、一番得をしていたのは組長だということ。 100万+探偵の無償使用権+2000万分の女詐欺師使用権を手にしている。 一方、主人公の恋愛はどうなるかわからない状態。 これじゃ見ている客としては満足できない。 それから、ヒロインも小悪党の1人に過ぎなかったこと。 これにはガッカリ。主人公がカワイソ過ぎる。 盗んだ金を返しに来たからいいってもんじゃないでしょ。 主人公が誠実と知って、金を盗んでいるわけだから、自分的には許せないなあ。 この映画は脚本命の映画なので、ちょっとでも齟齬があると、すごく気になってしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2011-07-17 22:47:08)(良:1票) |
6. ウォーリー
未来のロボットは個性や感情が豊かなのに、未来の人間の方はかなり悪い意味で没個性。 「そういう映画なんだよ」と言われても、ちょっとなあ。 未来の地球の描写も含めて、なんか人間否定に見えて、子供も見る映画としてはちょっと好きになれない。 ストーリーはなんのひねりもないというか、何でもありというか、子供向きではあるんだけど。 ほとんどセリフなしっていうのも、途中でストーリーに飽きてしまう原因になってるように思う。 [DVD(吹替)] 5点(2011-05-05 19:06:20) |
7. うた魂♪
・スウィングガールズとかなり似た展開。似すぎ。 ・主人公は最後まで他部員から浮いてるように見えた。 ・生徒会長役が中途半端。 ・最後のパフォーマンスは迫力不足。だから観客のセリフを入れないと間が持たない。 ・一番グっときた歌は薬師丸ひろ子だった。 とまあ、あれこれ文句書いたけど、微笑ましく見られるし爽やかに終わるし、結構好きですね。 [DVD(邦画)] 7点(2010-09-26 16:08:39) |
8. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
25年前、アニメ好きの友人宅でレーザーディスク版を見せられ、衝撃を受けた作品。 当時、こんな世界観や単純ではないラストを持ったアニメは無かったから。 当時なら9点以上付けたと思う。 ただ、今回改めて見直したけど、残念ながら当時ほどは楽しめなかった。 序盤から中盤にかけてはとにかく楽しいんだけど、終盤になるとセリフが異常に理屈っぽい割に画面が動かないから結構イラっときた。 声優さんがかなりテンション上げて頑張っているから、余計そう思う。 まあ、それでも26年前のアニメが今退屈せずに見られるってのは、スゴイこととは思うけど。 [DVD(邦画)] 6点(2010-07-11 00:36:23) |