1. Walden
《ネタバレ》 揺れる水面を映しただけの内容。 ゴダール映画に出てくるような水の美しさがあればともかく、とくに何の変哲もない水面の映像を2分間見せられても感想の書きようがないし、感銘を受けようがない。 むしろ若干不満。 [映画館(邦画)] 4点(2024-11-29 20:01:21) |
2. 内回りの二人
《ネタバレ》 東京都心の夜を散歩する話で、題材的には超好みなんだけど、男女二人の出会いに全くリアリティがないのが残念。 映像は凡庸だが、音楽はなかなかに良い。 それと、変わりゆく渋谷の街風景をおさめたのは価値がある。 [インターネット(邦画)] 7点(2024-10-09 20:13:12) |
3. ウィンナー・ワルツ
《ネタバレ》 息子は伯爵夫人とキスをしてたような… その後、彼女ともヨリを戻していた。 男にとっては天国のような話だ(男に都合の良すぎる話)。 アルフレッド・ヒッチコックの珍しい音楽モノ。 『未完成交響楽』に似ている展開だった(女性側の気持ちを無視しているところとか)。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-09-22 08:51:31) |
4. ウォーリー
《ネタバレ》 今まで見たディズニーアニメの中で一番良かった。 なかなか独創的な世界観で、変に太って歪な人間たちの体型が面白い。 700年もの間、地球を離れ巨大な宇宙船の中でコンピューターに管理され快適に過ごしている人間たち。 そんな快適な生活から、汚染された地球に戻りたいという気持ちは起きない気がするが… 愛着のこもったロボット2台の心の交流はとても良かった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-27 19:39:46) |
5. 運命の饗宴
《ネタバレ》 シャルル・ボワイエの野太い声がとにかく印象に残った。 なんたる迫力のある低音ボイス! 怖いくらいに迫力を感じた。 話の内容について言えば、六話もあるので全部終わった頃には内容を忘れちまった。 夜会服は役目を終えたかのように、最後はかかしになってしまうのが味わい深い。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-04-02 22:14:37) |
6. 海へ行くつもりじゃなかった
《ネタバレ》 自分の好みど真ん中な日本映画。 音楽、映像、エンドロール、金髪、すべて良し。 二人が心を通わせる中で、女性の耳が不自由なことに触れない、そこがまたいい。 野暮なことを聞かないというか、相手の女性のことを考えた立ち回り、そのさり気なさ、しつこくない感じ。 別れる時も連絡先などは聞かず。 まさに一期一会。 なんて素敵な日本映画なんだ! [インターネット(邦画)] 9点(2023-05-21 20:55:24) |
7. 美しい夏キリシマ
《ネタバレ》 終戦直前の様子がキリシマを舞台に淡々と語られる。 特に大きな出来事もなく。 静かな映画なので退屈してしまった。 [DVD(邦画)] 5点(2022-12-18 18:59:36) |
8. Vision
《ネタバレ》 これは失敗作ではなかろうか。 神秘的な世界観をねらったのだろうが、すべっている。 あと、余計シーンが多い。 いい歳したジュリエット・ビノシュの濡れ場や、夏木マリの謎の踊り。 いらんだろ、そんなもん。 [インターネット(邦画)] 3点(2022-08-23 21:02:10) |
9. ヴァージン・スーサイズ
《ネタバレ》 姉妹たちが綺麗なことや映像が美しいこと、神秘的な雰囲気が漂っているところ等、とても不思議でいて魅力のある作品。 美しい映画でありながら、随所にショッキングなシーンが入ってきたりと、他の映画にはない独特の雰囲気が好き。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-10-18 07:29:32) |
10. ウホッホ探険隊
《ネタバレ》 これ、何気に良作。 高度成長が成熟しきって、経済的に一般家庭も豊かになってきた時代、そんな日本を色濃く感じる作品。 令和のこの時代よりも、とても豊かに感じられる。 田中邦衛がモテる男で、しかもウホッホと咳をする(ウホッホなんて咳をする男はモテないだろうし、そもそもウホッホなんて咳、聞いたことないよ!)。 これがやたらにコミカルで楽しい。 離婚にいたる過程を描いてはいるが、どこか平和な空気が漂っている。 未来はどうにかなるだろうという明るい見通しと楽観的な感じが、この時代に見ると逆に新鮮だったりする。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-10-03 18:31:03) |
11. ウィーアーリトルゾンビーズ
《ネタバレ》 たまに訪れる幸せを感じるひととき、それを楽しみに生きている私としては、生きることを茶化しているような本作は好きになれない。 人生、大変な事や辛い事も多いけど、生きてりゃそのうちいい事あるさ!ってのと、全く逆をいく内容。 時折でてくるグロテスクな描写や、やかましい音楽も趣味に合わない。 [インターネット(邦画)] 0点(2021-08-04 00:24:06)(良:1票) |
12. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 眞鍋かをりが冒頭に登場し、美脚を披露。 おおお!これは目の保養だ、、と思いきや、妊娠八ヶ月とかですぐに退場。 おい! そうです、この作品は眞鍋かをりの美脚を楽しむ映画ではなくて、若い男たちの裸を楽しむ映画だったのです。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-05-16 15:53:05) |
13. ウルトラミラクルラブストーリー
《ネタバレ》 津軽弁がキツくて会話内容が理解できず、開始30分でリタイアしそうになった。 だけど途中から津軽弁に耳が慣れてきて、この作品世界に徐々に馴染むことができた。 麻生久美子を目当てで見たところもあるので、麻生久美子に集中することにより、なんとか最後まで乗り切った。 首無しの登場に、一度生き返る設定、そして松山ケンイチの子供キャラと、なかなか見る者を選ぶ作品かもしれない。 [インターネット(邦画)] 4点(2021-05-08 18:46:10) |
14. 乳母車
《ネタバレ》 不倫により家庭の外に子どもができる。 良いことであるはずはないけど、現実的には多々、存在する話だろう。 大前提として夫が悪いことになるから、話のまとめ方として難しいテーマかと思う。 結果として、何となくうまくまとまった様に見せてはいるけれど、どうあがいても、この子どもにとって良いはずはない。 不倫はやはり不幸を生みだす行為であろうことは間違いないと確信したわけで、なんとも救いようのない話である。 芦川いづみを目当てで見たけど、やはり芦川いづみは可憐で可愛かった。 引き締まった細い二の腕は芸術品だ。 芦川いづみ目当てという観点では、満足できた。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-03-29 08:34:33) |
15. 失われたものゝ伝説
《ネタバレ》 良い人と言われていた人間が、信じるものが崩壊した瞬間、悪人と化す。 なかなか、奥深い話だ。 単なる砂漠の冒険物語ではないのが面白い。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-11-28 22:32:36) |
16. ヴァージン
リアル過ぎて切なくてつらくなった。 深く印象を残したが、決して気分は良くはならない。 [インターネット(邦画)] 4点(2020-09-22 01:17:01) |
17. 雨情
《ネタバレ》 木暮実千代と草笛光子の豪華共演! にしても森繁のフーテンぶりの凄さ。 終盤、人間として価値が無いと言われてしまうが、まさにその通り。 現代における高学歴ニートそのもの。 どんな時代にも居たんだなぁという感じ。 そう考えると、別にニートとか現代に限った社会問題ではない気がする。 頻繁にBGMとして流れる唄がやかましいのと、ガキに演技させまくる内容については嫌気がさした。 レビュー数0だが、おそらく見る価値はないだろうし、DVD化もされないであろう。 せいぜい名画座系の映画館で上映されるくらいかな・・・ [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-08-19 21:17:11) |
18. WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
《ネタバレ》 『運命じゃない人』から先に観たので、インパクトには欠けた。 本作から先に観ていたら、もっと衝撃を受けたと思う。 それでも、監督デビュー作で、自主製作な点を鑑みると、もの凄い才能だ。 メジャー街道に乗るのは、時間の問題だったと思うし、必然だったと思う。 それだけ、内田けんじ監督は、才能抜群の監督だ。 こういった作品があって、後の傑作『運命じゃない人』が産まれたかと思うと、感慨深い。 冒頭で、雄カマキリが雌に食われてしまう話が出てくるが、これがいいパンチを効かしている。 しょせん人間の男も生物学的には単なる雄であって、雌の犠牲になる雄カマキリの様に、女性の前では、ただ無力なのだろう・・・ 実際、自分も女性に翻弄された経験があるし、そういった自身の経験と重ね合わせながら、この作品を観ると、更にパンチが効いてくることだろう。 まあ、苦笑するしかないやね。 [DVD(邦画)] 6点(2016-07-15 01:01:41) |
19. 美しい人(2005)
《ネタバレ》 オムニバス形式で綴られる、様々な人の人生。 ここで描かれている人生は、ハッピーなものはほとんどなく、辛いことがほとんど。 確かに人生は、楽しいことより辛いことの方が多いかもしれない。 でもそこをメインに延々と描かれると、ただ観ていて疲れが増すばかり。 もちろん、共感はできる部分は多いのだが、人生の辛いことばかりが羅列されるので、疲労感しか残らない。 人はそれぞれ様々なものを背負って、苦しみもだえながら生きているんだ。 そういったメッセージはよく伝わってはくるが、そこには悲壮感しかない。 描こうとしていることは明確だし、実に奥深いテーマを扱っているが、感想としては「疲労感が増す」。 この一言に尽きる。 静謐さの中に描かれる人間模様。 そこには一種の人間賛歌ともとれるメッセージ性がある。 よく言えばこんな感じの作品。 次に観る映画は、明日への活力を見いだせる作品を選びたい。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-01-11 02:22:30) |
20. 浦島太郎の後裔
《ネタバレ》 オヤジ臭漂う、満員のフィルムセンターで鑑賞。 これまた大変貴重な成瀬巳喜男作品。 主人公は、「ハー!ア~~オ~~!」と叫んでばかりいる変人。 いや、元浮浪者。 とにかく、「ハー!ア~~オ~~!」の連発。 自由民主主義の理想を説いた、社会風刺作品でもあるが、とにかく「ハー!ア~~オ~~!」の連発で、コメディ色が強い。 で、笑えるかと言えば、ちと厳しい。 戦後間もなくで、自由民主主義を広めていく上での、プロパガンダ的な映画としてみれば、別の意味でおもしろい。 [映画館(邦画)] 5点(2013-11-12 21:26:30) |