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1.  ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間 《ネタバレ》 
「全てを映す、あらゆる視点から映す」という編集方針が成功の要因。この映像を見れば、どんな朴念仁でも、”ウッドストック”が単なる音楽祭でなかったことは容易に理解するだろう。約30組の人気アーティストの熱演と熱狂する大群衆の姿を見るだけでも圧巻なのに、ドキュメンタリー映像が付加され、当時の社会的状況や若者文化の一端が垣間見れる。音もフィルムもカメラワークも荒削りだが、これらが三位一体となって価値を高めており、間違いなく歴史に残る映像だ。特徴を一言でいえば「若者の熱狂」だろう。当時の音楽には若者を熱狂させる魔法のような力があった。愛や平和への切実な思いが込められていたからだろう。ベトナム戦争反対運動、徴兵忌避、麻薬の乱用、従来の価値観を否定するヒッピー文化の興隆など様々な社会変動の中で、最大規模に催されたイベントだった。企画が金銭目的でなかったのはあきらか。農場主のスピーチや、意外にも若者をほめる警察署長や医者など心温まるインタビューがあるが、最も感銘を受けたのはトイレ掃除のおじさん。芳香剤を置く気配りを見せて「自分にも彼らくらいの息子が二人いる。一人はベトナムに行っている」これにはほろりとさせられた。音楽のことはわからないけど、居ても立ってもいられず、トイレ掃除のボランティアを買って出たのだろう。ディレクターカット盤は225分、40周年記念盤は更に170分追加されている。好演が多い。ウッドストックを代表する曲を一つ選ぶとすれば、リッチー・ヘブンス がゴスペルの歌詞を借りて即興演奏した「フリーダム」だ。コード弾きを越えた「親指弾き」での熱唱は神がかり。三大ギタリストは、ジミヘン、ジョニー・ウインター、サンタナで、これにアルヴィン・リー、ピート・タウンジェント、レズリー・ウェストと続く。三大歌手は、ジョー・コッカー、ジョーン・バエズ、ジャニス・ジョップリン。二大ドラマーは、キース・ムーンと19歳のマイケル・シュリーヴ(サンタナ)。視覚的なカッコよさは、ザ・フー。上半身裸でマイクを振り回し、若さを発散させるダルトリーの姿は、ロックンロールそのもの。ジミヘンはトリに相応しい。スケジュールが押しに押して登場したのが四日目の朝となり、観客は2万数千人に減っていたが、演奏は文句なしに素晴らしく、特に「星条旗よ永遠なれ」の風変りな美しさは誰の耳にも記憶に残るだろう。天才のなせる業だ。 
[DVD(字幕)] 9点(2012-12-16 16:40:22)
2.  海のトリトン オリジナル劇場版 《ネタバレ》 
【ストーリーの整理】: かつてアトランティス人が世界を支配していた。ア人はオリハルコン(特殊金属)を元にポセイドン巨像を造り、ポセイドン族を人身御供にした。だが、ポ族の一部は巨像のエネルギーを太陽のように利用して地底世界を作り、生き残った。その数1万人。ポ族は巨像のエネルギーを使って、ア大陸を沈没させ、ア人に復讐を果たした。その時ア人はオリハルコンのマイナスエネルギーで短剣を作った。この短剣で巨像を倒せば、地底世界のポ族を全滅させることができるのだ。ア族はポ族に報復するため、新人種トリトン族を生みだし、短剣を伝えた。だが長い年月が経ち、ト族は短剣の使い方を忘れてしまっていた。それでもポ族は刺客を放ってト族をほぼ滅亡させ、短剣を奪おうとした。ポ族は依然として地底世界に閉じこめられており、地上で暮すためには巨像を動かすことのできる短剣がどうしても必要だったのだ。そこへトリトンが短剣を持って登場。短剣には巨像を引き付ける力があった。そのため巨像が動いてしまい、地底世界のポ族は一瞬にして滅亡してしまった。そして巨像は暴れだした。これを倒さない限り、世界は破壊し尽くされてしまう。トリトンは短剣で巨像を倒した。 【疑問】:①ア人は何のために巨像を造ったのか?②ポセイドン像という名前にした理由は?③どうして人身御供が必要だったか?④地底世界のポ族と、海を支配する司令官ポ族との関係は?地底ポ族が海ポ族を作ったのか?⑤ピピはト族なのに、どうして人魚の姿なのか? 【感想」:原作とは関係なく監督が加えた「オリハルコン短剣」と「善悪逆転」のダークな展開は物語に面白味と重厚さを与えており、成功している。冒険物語を面白くする「ツボ」を心得ているようだ。悪者を次々倒してゆくテンポが心地よい。悪者キャラも個性的で、かつ造形もすぐれている。ただ古いTVアニメの編集ものなので、動きがなめらかでないのが大変残念。またイルカや人魚は、途中ほとんど活躍せず存在感薄い。敵と戦えるだけの能力を持たせるべきだろう。メスイルカはト族の味方でトリトンの乳母的存在だが、真実をどこまで知っていたのだろうか?巨像を倒すのが、あっけなかった。
[DVD(邦画)] 5点(2010-05-20 03:48:57)
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