1. 海辺の映画館 キネマの玉手箱
《ネタバレ》 大林監督の映画、なんだか肌が合わないみたいで『水の旅人』から後ろの作品、全然見てないんですよ。 で、何となく見てみようと思った本作なんですが… 3時間、みっちり楽しめる作品でした。 まっすぐにメッセージを投げ込んでくる映画なんですが、ピッチャーに悲壮感が無くて、 マウンドの上で楽し気に笑いながら、それでいて重たい球をまっすぐに投げこんでくる感じでしょうか。 お約束ともいえる、武田鉄矢の坂本龍馬。 そして、浅野忠信の酒匂允。たこつぼ作戦。 岡本喜八監督が映画に込めた「反戦」に大林監督が共闘しているようで楽しかった。 大林監督、素敵な映画をありがとうございました。 [映画館(邦画)] 8点(2020-09-08 19:18:35)(良:1票) |
2. ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!
《ネタバレ》 テレビシーズの後日譚。もともとのシリーズが、怪獣ソフビ人形を売るためなのか「怪獣ごっこ」の様相を呈していたものを逆手に取り、開き直ったかのような「怪獣ごっこ」ワールドが展開。まるでチャンピオン祭りの頃のゴジラ映画のよう。楽しめる人には楽しめる作品です。 [映画館(邦画)] 6点(2014-10-05 18:50:35) |
3. ウォッチメン
《ネタバレ》 平和を実現するためには、「敵」が必要だという皮肉。ベトナム戦争に従事し、心が荒み麻薬に溺れ、孕ませた女を射殺するヒーロー。一度自分をレイプしかけた男と寝てしまうスーパーヒロイン。作中ですべてを超越したパワーを持つヒーローとして登場したDr.マンハッタンですら、自分を見失う有様。ヒーローも含めて、人間の心の弱さを見事に描いた作品だと感じた。 [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-16 04:03:01) |
4. ウルフ・オブ・ウォールストリート
《ネタバレ》 …なんだろう。長い上映時間にもかかわらず飽きずに見られたけれど、「面白かった!」感が薄い感じ。 ドラッグをキメたディカプリオの熱演は楽しいけれど、主人公に魅力が乏しいみたい。ちょっと違法なことやったけど楽しく稼いだ男がいたよ、って話なの? 終盤になって『グッドフェローズ』をもう一度見たくなってしまいました。 [映画館(字幕)] 6点(2014-02-22 19:19:06) |
5. ウルヴァリン:SAMURAI
《ネタバレ》 アクションはスピード感満点で見ごたえあり。 権力にとりつかれたものが不死を求めるというプロットは、目新しくないものの充分納得。元婚約者とヒロインの関係性や親が決めた政略結婚など、ヤクザもののVシネっぽい設定も、無理が無い。 長崎から東京まで車であっという間、とか風呂のシーンとかは『007は二度死ぬ』へのオマージュかよ!と突っ込みたくなるが、楽しく鑑賞できた。 ところで真田広之のボディガードに小川直也がいたみたいなんだけど、本人? [映画館(字幕)] 8点(2013-09-22 19:49:04) |
6. ウィークエンド(1976)
《ネタバレ》 俗に言う「レイプリベンジもの」の中で多くはない傑作の一つ。 ブレンダ・バッカロがおばさんにしか見えないのが残念だけど 後半の復讐戦の迫力で鑑賞後は満足でした。 [映画館(字幕)] 8点(2013-09-16 19:12:36) |
7. ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル
《ネタバレ》 テレビシリーズから派生したものであるが、ベムスターやキングクラブなどウルトラ兄弟を苦しめた怪獣たちを合成してタイラントが誕生するシークエンスや、ダークザギとの空中戦などダイナミックな映像はスクリーンでの鑑賞に堪えうるもの。 でも、もうちょっとしっかりしたものを見せてもらいたかった気もするが・・・ 低予算ながらよく頑張った作品。 [映画館(邦画)] 7点(2013-09-16 18:47:23) |