1. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
押井の世界観が最もポップな形で提示されている作品だと思う。そのバランス感覚がとても面白い。終わり方も最高で、アニメ映画の私的ベスト5に入る。 [映画館(邦画)] 9点(2017-10-10 13:45:25) |
2. 動くな、死ね、甦れ!
《ネタバレ》 パワフルに振り切った「大人は判ってくれない」。社会の不条理や濃厚な死の香りが漂う画面に釘付けになりました。ラストシーンの「勝手にしやがれ」や「気狂いピエロ」レベルのメタ演出は不思議と印象に残ります。 [DVD(字幕)] 6点(2017-01-17 04:20:46) |
3. ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
芸能界きっての狂人・萩本欽一のいい部分だけを凝縮した演技も魅力の1つだと思うウォレスとグルミット。本作は長編映画らしくウォレスの恋物語が展開されることもあって、憎めなさが過去最高でした。動きで笑わせる欽ちゃんと鳴きさえしないグルミットの関係はサイレント映画とテレビのコメディを融合させたものとも考えられるし、サイレント映画と弁士の関係とも言えるわけです。本作はより弁士っぽかったかな。クレイアニメとは思えないほど躍動感があるアクションシーンは相変わらず見事で、特にシリーズを象徴するフライトアクションは「危機一髪!」よりも上質です。カートゥーンの文法に則ったギャグも冴えていた!予算が大幅増しただけのことはあります。トッティントンの眠いキャラクターくらいしか欠点が見つかりません。ただ、元が短編アニメシリーズなだけに、ファンからの評価は分かれるでしょう。私は短編のほうがいいかな。 [インターネット(字幕)] 7点(2016-03-24 18:32:42) |
4. Vフォー・ヴェンデッタ
もったいぶった演出と甘ったるいメッセージ性にうんざり。政府に良い印象を持っていない国民があれほどいるのに政府はなんら対策を打っていない。Vが頑張らなくてもそのうち反乱は起きていたのでは?ディストピア映画なのに国民のコントロールもできない無能な政府……。 ナタリー・ポートマンってこんなにキレイだったっけ?と思うほど彼女は魅力的だし、Vのキャラクターも嫌いじゃないけど、物語と演出がいまいち気に入らない。 [DVD(字幕)] 5点(2016-02-22 10:24:15)(良:1票) |
5. ヴェニスにおける子供自動車競走
映画としての見せ方、チャップリンがカメラに映ろうとする方法に工夫がないにもホドがあるけど、笑えたから問題なし。鬱陶しくて笑えました。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-05-30 13:05:14) |
6. ヴィンセント
ティム・バートンの履歴書。ヴィンセントくんが描く絵がティム・バートンのそれと全く同じだし、彼と同一人物なのは明らか。たとえ作中の人物でも、描く絵は変えられる。 [DVD(字幕)] 7点(2015-04-20 22:08:55) |
7. ヴィデオドローム
《ネタバレ》 『カリガリ博士』を見たばかりなので、幻覚なのか現実なのか判断がつきにくい話の受け入れ体制はバッチリでした。しかし、話があまり面白くないこと、難解なことがどうにも…。メディアにより完全受動態人間になってしまうことの恐怖を描いているのかな。グロ演出は好物なので楽しめましたけど、うーん。怪奇ビデオデッキ人間。 [DVD(字幕)] 5点(2015-04-13 04:11:44) |
8. ウォッチメン
原作を見ていないと話についていけません。ザック・スナイダーは他の誰かにウォッチメンという大傑作でへんてこな映画を作られるくらいなら、俺がへんてこな映画を作ってやる!という意気込みで本作を制作したそうです。映画を見てみると、ウォッチメンは映画向きではないなと思いました。それとともにザックよくやった!とも思うのです。もしJ・J・エイブラムスやクリストファー・ノーランが監督していたらここまでの面白さには至らないでしょう。クソ映画!と罵倒したいけど、ザックのがんばりに免じます。 [DVD(字幕)] 5点(2013-10-17 23:19:00) |
9. ウォリアーズ(1979)
《ネタバレ》 理屈はよく理解できんが、とにかくかっこいい。誰もが怒りと愛情を抱く悪役がとにかく素晴らしい。空き瓶3つを鳴らしながら「ウォーリアーズ…ウォーリアーズ…」って怖すぎて素晴らしい。このシーンがアドリブだというのも素晴らしい。こんなにいい悪役、そういません。 [DVD(字幕)] 7点(2013-10-08 17:32:08) |
10. ヴァルハラ・ライジング
「ドライヴ」の主人公のキャラクターはワン・アイの影響が大きいと思います。後のメジャー映画へ向けての実験要素が多く含まれている神話的映画ですが、あまり面白いとは思えませんでした。北欧神話の知識がないと、厳しい。 [DVD(字幕)] 4点(2013-08-04 00:28:09) |
11. ウディ・アレンの重罪と軽罪
神についての映画は日本人と相性が悪い。期待したほどではなかったけど、悪くはないです。 [DVD(字幕)] 6点(2013-08-01 23:02:18) |