1. うなぎ
うなぎの子と人間の子は違うだろう?と思いながらも、なかなかの良作です。うなぎ=山下<役所>、高崎<柄本>=山下の悪の部分の象徴など、それぞれの比喩設定が面白い。自分の世界に閉じこもる山下は、やがて桂子<清水>を受け入れ、うなぎを放し、自己解放を果たす。音楽がややダサイというか、古臭いのが残念。 7点(2003-02-09 17:50:15) |
2. ウェルカム・トゥ・サラエボ
全体がとてもリアルで、反戦メッセージも強烈でした。しかし、そのせいか各エピソードがやたら細切れで雑な感じです。脚本がいまいちなんでしょうか?ドキュメンタリー映画として観れば良いのでしょうが、それでは全く監督の意図とは違ってしまうんでしょうね。 5点(2003-02-03 16:15:34) |
3. 打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>
夏休み、登校日、花火大会、出店、クラスのマドンナ・・・少年時代、遠い日の記憶を鮮明に甦らせてくれます。小学校時代、女の子は体格も良く大人で、男の子はバカなことばっかりして。。。誰もいない夜のプールで泳ぐの、ほんと気持ちいいの知ってました?実は僕も小学生の時、自分の学校のプールに忍び込んで泳いだことがあるんです(笑)残念ながら、奥菜恵のような女の子とじゃなく、悪ガキ仲間とで、しかも誰かに見られてたらしく、次の日呼び出されて、先生におもいっきり怒られちゃったんですけど(大笑)ところで、横から見ると歪んでたりしますよね? 10点(2003-01-31 01:11:17) |
4. 運動靴と赤い金魚
靴1足で、ここまで良い作品ができるなんて・・・映画って凄い!子供と大人の関わり方もちょうど良いし、妹役の女の子はかわいいし、自然も美しいし、イランて素敵な国なんですね! 9点(2003-01-16 22:56:42) |
5. 浮き雲(1996)
登場人物は皆そっけない感じなのに、なぜかほのぼのして、優しい気持になれます。さりげなく、とぼけた笑いもあって面白い。それに、どこか日本的な、悲哀、人情のようなものも感じられました。 7点(2002-12-11 23:08:23) |