1. 大巨獣ガッパ
《ネタバレ》 ラストでこんなことを言っていた「多少の犠牲は払ったが、大切なことを教わった気がするな」・・・。ガッパ親子を呼び寄せてしまったお前らがそんなこと言えた立場か?ガッパ親子のせいで、家族や家をなくした大勢の被害者のこと忘れてないか?ガーッパ~、ガーッパァ~♪ [DVD(字幕)] 4点(2005-11-15 22:03:53) |
2. タランチュラのキス
《ネタバレ》 ぶっちゃけ言いますと、タランチュラを使ったて邪魔な人間を殺す話ですね。こう書くと「なんだ、よくある話じゃな~い」なんてお思いの方も居りましょうよ。しかし、この作品はそんな単純なお話ではありません!タランチュラを使うと言っても、その毒で人を殺すのではなく、タランチュラを見た事、触れられたことによる恐慌?ショック死?で人を殺すのです。なんと難しい殺しでしょう。そんなことで人は滅多に死にません。でも、この作品では死んじゃうんですね、おそろしい。演出のせいか、コノ頃の作品特有のもっさり感?があり、特にクライマックスの殺しは、ちょっと時間とりすぎじゃないですかね。もっとテキパキやってよね、と。でも、何か良いんですよね、この作品。オープニングの少女の笑顔も素敵だけど不気味でもあるしね。 [インターネット(字幕)] 6点(2005-08-30 00:20:48) |
3. ダニー・ザ・ドッグ
とても5回連続で中国全国武術大会総合優勝を成し遂げた男とは思えないようなハチャメチャなラフファイト。「少林寺」の中で犬を焼いて食べていた好青年が、今は首輪を付けて檻の中で犬のような生活。サムとその娘ヴィクトリアのありえないほどのすさまじい優しさ、それはもはやファンタジー。ダニーもこんな強烈な優しさを持った2人に会えて、とってもラッキー。そんな優しさに最初は戸惑うダニーも徐々に心を開いていく過程が何んとも心地良く見ていて気持ちが良かった。時折見せるダニーの笑顔。こんなカワイイ笑顔を42歳で出せる男はジェット・リー以外そうそう居ないかもね。クライマックス、トイレ内(畳1畳分ほどの空間)で行われる格闘は、由緒ある・・・由緒ある?便所バトルの歴史を塗り替える名勝負。強いて残念な点を挙げるとすれば、今回演じたダニーのファイトスタイルがカンフーという設定じゃないこと。 これは物語の設定上仕方が無い事なのですが、やはりリンチェイ時代からのファンとしてはカンフーを駆使して戦ってほしかったですね。ってか、どうしてあんなに強いんだ、ダニーは?その辺の説明もちょっとほしかったかな。 [映画館(字幕)] 7点(2005-07-05 11:58:05)(良:2票) |
4. ターミナル
こんな不幸な境遇、ほんとなら笑い話にはならないが、そこはスピルバーグとトムハンクスと言ったところだろうか。嫌がらせを受けながらも空港内でたくましく生きるナボルスキーは実にかわいそうだが、実に面白い。空港内の労働者たちとのふれあいも絶妙で良い感じではないでしょうか。ただ、終わり方がイマイチ締りが無いというか「あっ、終わった?」っていう感じが、ちょっと減点要因だろうか。 それとアメリアとの恋物語?が中途半端というか結果が納得いかないが、それはキャサリン・ゼタ=ジョーンズが猛烈に綺麗だったので良しとしよう・・・いや~キャサゼタがメチャメチャ好きなものでねェ(汗汗)。 8点(2005-01-31 00:13:34) |
5. 探偵物語(1983)
奥州亭三景さんと同様、わたしも松田優作の「探偵物語」が映画化と知った時、てっきり日本テレビで放送していた松田優作演じる工藤俊作の「探偵物語」だと大喜びした覚えがある。で、あとで赤川次郎原作と聞き、やっぱり幻滅した。しかし今では角川映画全盛期の中でも間違いなく上位に来るくらい好きな作品です。物語上、実は大した働きをしていない松田優作は、TV版の探偵とも、それまでの映画の松田優作とも違った演技でとても好きである。薬師丸ひろ子もまた角川の看板スターとして板についてきた感じではないでしょうか。ラストのキスシーンもシンプルながらとてもイイ出来だと思います。あ、最後も奥州亭三景さんとかぶっちゃった(汗。 8点(2004-11-10 00:39:42) |
6. タイムライン
1人助けるのに何人死ぬんだ?まあ、そういうことやいろいろあるツッコミどころは、この手の作品には付き物です。細かい事気にしていたら「T2」だってまともに見れないですよ。気にしないで楽しみましょう。だから、わたしは結構楽しめました。バレバレの伏線も最終的にまとまるとやっぱり気持ち良いです。以外にテンポ良いし、最後まで楽しめました。 7点(2004-10-19 17:27:17) |
7. ダブル・デセプション 共犯者
これ、深夜のTV放送でたまたま見たんですけど、いろんな意味で”見てよかったなぁ~”と思える作品でしたね。似たような質、内容の作品って映画界には数え切れないほどあると思うんですけど、これが他と違うところは菊川怜の初主演となる日米合作のクライム・アクションってとこで尚且つ全編セリフが英語って事でしょうか。大抵、こういう役をこなす女優さんって、スターのオーラは無いものの、ナイスバディでお色気だけはガンガンに出しているもんですが、菊川怜にはそれさえも無く、外人さんに一人囲まれるとさらに貧弱に見えます。で、そこはかとなく漂うVシネマの雰囲気がなんともいえませんでした。ほんとに「TV放送でお金を払わず見れて良かったなぁ」と思える作品でした。 3点(2004-08-23 15:01:46) |
8. ダーク・スター
まさにわたしが愛すべきB級作品。その哀愁あふれる日常的な作りは、それまでに無かったと思われる”宇宙飛行士=普通の人間”という撮り方でとても楽しく、素晴らしい。脚本のダン・オバノンは次の「エイリアン」などでこの辺をうまく生かしている。低予算丸出しな所を逆手に取ったような作りや話は”アッパレ”としか言いようが無いほどで、特の”かぼちゃ型宇宙人”などはチープを通り越した可愛さがある。手乗りサイズならペットで飼いたいくらいだ。それに自我に目覚める爆弾もバカっぽくて面白い。ジョン・カーペンターお得意の音楽も冴えに冴えまくっているし、オープニングとラストに流れるカントリー「ベンゾン・アリゾナ」はメチャメチャ宇宙に・・・というかこの作品にマッチして当分耳から離れないだろう。 30年経つ今見ても十分満足度は高かったし、これからもこの満足度は衰えることの無いであろう傑作です(個人的に) 9点(2004-02-04 12:34:13) |
9. タスマニア物語
良くあるアニマル映画と思いきや、以外や以外これが青春ラブコメだった・・・まあ、そこまでは行かないにしても、若干「パンツの穴」的エピソードもあり、動物モノと青春モノを同時に味わえるなかなかの作品。そして、落ちぶれた役の田中邦衛がまた素晴らしい。この人にこういう役やらせると妙にしっくりくる。さすが五郎さん!あ、肝心のタスマニア・タイガーなんですが・・・思いっきりのニセモノで小学生でも騙せないのでは無いでしょうか。いったいこの作品のどこに20億円以上も賭けたんだろう・・・謎だ。 5点(2004-01-14 04:52:31) |
10. タイタニック(1997)
公開当時、船に乗ると必ずと言っていいほど、船首に行って両手広げてジャックとローズのマネをするバカップルが数多く存在した。そんなカップルを見て「うわっ恥ずい!」「寒!」とか言っていたわたしが、まさかその数年後、自分が船首に行って両手を広げているなんて当時は知る由も無かった。 7点(2003-11-17 22:27:53) |
11. 007/黄金銃を持つ男
個人的にシリーズ中、最もダメな作品。話が散漫でまとまりに欠けるし、格闘戦は迫力に欠けチープだは、ボンドガールもイマイチだはで、見所を探すのが難しい。特に肝心の黄金銃とクリストファー・リーのスカラマンガが生かしきれてないのが何より残念。 5点(2003-11-15 02:57:36) |
12. 007/ムーンレイカー
前作は007らしさと娯楽性のバランスが保たれていて傑作だったが、今回はかなり娯楽色の比重が多く、バランス崩壊と言う感じ。時代が時代なので宇宙が舞台と言うのは許せるが、徹底しているでもなく弾けてもいないという中途半端がいけません。しかし、冒頭のスカイダイビングしながらのパラシュートの奪い合いは最高。 6点(2003-11-15 02:39:45) |
13. 007/私を愛したスパイ
007シリーズで初めて劇場で見た思いでぶかい作品。シリーズの中でも007らしさと娯楽性が最もうまくマッチした集大成的傑作。殺し屋ジョーズもシリーズ中最強にして最高のライバル。ボンドカーのロータス・エスプリを忘れられない。 8点(2003-11-15 02:20:46) |
14. ダークマン
アメコミモノでも上位の面白さ。それでいてライミらしさも良い、ライミの代表作の一つと言っていいでしょう。歪んだ人間が多く出るのも良い。リーアムニーソンの演技はこの世界にGOOD。 8点(2003-11-04 01:09:16)(良:1票) |
15. ターミネーター2
面白いし、前作のB級から見事にA級傑作に昇進している。しかし良く出来すぎてるあまり、前作からあった話の矛盾がより目立ってしまっているような気がする。B級では許されるツッコミ所もA級ではよりおかしく感じてしまう。新たな敵”T-1000”も行き過ぎ感があると思うのだが。続編「T3」の方が良く「作られたのは間違い」のようなことが言われているが、わたしはこの「T2」が作られたことが、「T3」「T4」・・・そして機械と人間の最終決着まで作らなければならなくなった始まりだと思うのだが。 8点(2003-10-21 10:55:27)(良:1票) |
16. ターミネーター
公開当時、キャメロンやシュワちゃん、ビーン、ハミルトンにヘンリクセン、みんな当時はB級監督にB級常連俳優、しかも低予算。「ターミネーター」はまぎれも無いB級作品だ。しかし面白い。A級に引けを取らないどころかある部分それ以上の出来だし、傑作のエンターテイメント作品と言っていいと思う。 10点(2003-10-21 10:38:33)(良:1票) |
17. ダンサー・イン・ザ・ダーク
この作品の評価も極端に別れる所だけど、わたしには辛い映画だった。セルマがどんどん不幸に見舞われていくがわたしには理解不能の行動ばかり。自分で不幸を背負っているように見えてならない。そしてそんなセルマををわたしは見ているだけでどうしようもない。そしてあのラスト!けして悪い映画でもないし、ミュージカルも嫌いじゃないけど、わたしには辛さが残る映画でした。 4点(2003-10-15 13:01:15) |
18. 007/ダイ・アナザー・デイ
素直に楽しめました。が最近の007シリーズってなんだかショーン・コネリーやロジャー・ムーアの頃(ジョージ・レーゼンビーやティモシーダルトンは無視して)の感じと違って、スパイ映画ってより単なるアクション映画という感じで少し寂しい。スパイってもっと隠密行動するもんじゃないんですかね?派手なアクションを増やせば良いってもんじゃないと思うんですけど・・・ 6点(2003-08-27 10:59:58) |
19. ターミネーター3
ハッキリ言って、おバカ映画への道を進みだした今作。しかしそれが面白い。最初から終わりまで破壊、破壊の連続であきさせることがなかった。確かにT1、T2と比べたら駄作と言われても仕方がないが、娯楽作品としては一級品。さすがターミネ-ターシリーズと言うべきか。「T3は作るべきでは無かった」などと言う声も耳にするが、この説明不要のハチャメチャな破壊の世界は3作目だからこそ生まれた面白さであることは確かである。こうなったら”機械VS人間”の戦争が終わるまで、T4、T5・・・と続けてほしいと思うのはわたしだけだろか?最後に一つ、ジョン・コナー役のニック・スタール!T2のエドワード・ファーロングがどんな生活送ればあんな顔になるんだ!続編にはもっと良い男を使ってほしいところだ。クレア・デインズも23にしては老けて見えてショックだが、元は綺麗な女優さんなので、髪形変えて今後に期待か。 8点(2003-07-28 12:37:17) |
20. タクシードライバー(1976)
今更ながら傑作。デニーロ演じるトラヴィスはあまりにも強烈。怖さを通り越して見ていて悲しいくらいだ。はじめて見た後、自分の中で何かが変わった気がした。 9点(2003-07-10 11:32:49) |