1. 大好き 〜奈緒ちゃんとお母さんの50年〜
《ネタバレ》 監督が自分の姉とその娘である知的障害のある姪のことを、足かけ50年近くフィルムに収めており、これまでも4作品が映画化されてきたが、この作品はその集大成のような位置づけらしい ドキュメンタリーではあるのだが、何を訴えるというのでもなくこれがこの監督のスタイルらしい 前3作品をみればわかるのかもしれないが、奈緒ちゃんのてんかんが静岡の病院(おそらく静岡てんかん・神経医療センターのことと思われる)に行くまで見つけられなかった的に描かれていたが、てんかんであることは早々に分かったいたはずで、しかし難治性で、てんかん・神経医療センターにリファーされドラベ症候群と分かったということなのだろう これはまあ、奈緒ちゃんとその母親の体験として描かれているからよいのであるが、客観的にみるとこういうことなんだよという説明がないと「障害を理解する」とか 奈緒ちゃんのお母さんは同じ障害の子を持つ母親と様々なサービスを立ち上げ、グループホームを設立し、どのタイミングか分からないが社会福祉法人まで立ち上げているらしい ちょっと業界のことを知っていると、彼女の家が経済的に余裕があり仲間や協力者を募り行政に訴えかけるという潜在能力をもっていた超特別なお母さんということが分かる しかし、そういう説明がないのでこういうことがよくあることかのように見てしまいかねない 全般に総集編的であるからなのかもしれないが、正確な問題意識を持つためには説明がなさすぎる作品であり、中途半端な理解をしてしまいかねない作品だといえる それにしても、奈緒ちゃんの父親は、役員になれなかったことをグズグズ言ったり、ゴルフの練習ばかりしていて、妻に毎朝靴を磨かせて、昭和の男はこんな感じだったのかと思うと、情けなくなる 総集編にこういう父親のダメぶりをあえて挿入させたのは、監督の悪意なのか、現実を描こうとしたのか、なんだかすっきりしなかった [映画館(邦画)] 5点(2025-03-19 19:13:35) |
2. 007/スカイフォール
昔の007に比べれば、社会や人を映して複雑で、見る価値のある映画だが、MI6がVAIO使っているのだけはいただけない。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2016-03-21 22:25:18) |
3. タイタニック(1997)
結末が分かっているがゆえに興をそがれる面がどうしてもあるが、ケイトウインスレットの芝居の上手さとディカプリオの美しさと映像の美しさがカバーしきっている。絶対映画館でみたかった映画。売れすぎてバカにして見に行かなかったのが悔やまれる。映画館でみたら、もう少し点が上だったかもしれない。 [レーザーディスク(字幕)] 8点(2013-11-19 05:26:57) |
4. 大逆転(1983)
当時見れば高い評価をしたと思うが、30年の時代には耐えられないつくりだ。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-30 14:34:22) |
5. タランチュラ
《ネタバレ》 話が破たんしているのはしょうがない。しかし、それらしく撮ろうとしているのに、美しさが全くない映像や、怖がらせようとしているのに、全く怖くないというのは、どうしようもない。ステファナ・サンドレッリ目当てで見たのだが、盲者をプロットにしていると、ついついアルジェントの「わたしは目撃者」(同じ年の制作)と比べてしまい、失望した。 [DVD(字幕)] 3点(2012-12-02 04:30:56) |
6. 太陽が知っている
このキャストでこの内容だと「太陽が知っている」という邦題をつけるのは、まあ、分かる。どうせならこっちをアントニオーニに撮らせたら良かったのに。あるいは、Swimming Poolつながりで、オゾンでももっと良かったと思う。ドロンは格好いいけど、これの芝居は説得力にかける。ロミーシュナイダーは美しいし演技もうまい。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-05 13:12:54)(良:1票) |
7. ダウンタウン物語
試みとしては面白いが、成功しているとは思えない。ジョディ・フォスターが美しいのではあるが。 [DVD(字幕)] 6点(2012-03-28 20:40:17) |
8. 第十七捕虜収容所
今見てもまあまあ面白いのだから、製作当時にオスカーをとったのも、無理はない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-12 16:26:46) |
9. 太陽はひとりぼっち
日常を丁寧に描くと、シュールになんだなあ、と感心。問題は邦題だ。 [DVD(字幕)] 9点(2011-06-13 01:30:37) |
10. 太平洋ひとりぼっち
脚本も絵も明暗も緩急も申し分ない。音楽も良い。田中絹代と森雅之の芝居と、浅丘るり子のはにかみも、うならせる。しかし、それらをすべて台無しにできる石原裕次郎の大根ぶりが一番の見どころである。独立時に自分でやりたいと選んだ原作、監督にもかかわらず、このこけぶり。その後、二度と組まなかった鬼籍に入られたお二人の心情を聞いてみたかったものである。それにしても、堀江謙一の1974年単独・無寄港の世界一周を、絶対に不可能と非難した石原慎太郎は、むかしからそんなやつでした。 [DVD(邦画)] 6点(2011-03-21 12:23:09) |
11. 太平洋のかつぎ屋
安易でチープなストーリーなんだが、それなりにお金を使ってしっかりやってる感がある。この時代の映画らしい。浅丘るりこが、初めて魅力的だと思った。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-03-21 08:36:42) |
12. タワーリング・インフェルノ
35年前に観ていたら、結構どかんときたと思う。きたと思うが、35年たったら、印象も薄れていただろうと思う。 [DVD(字幕)] 6点(2009-09-05 02:48:51) |
13. 007/ゴールドフィンガー
今見ると、陳腐さ稚拙さは目を覆いがたいが、35年前の映画だけに割引が必要か。はらはらどきどきはないにせよ、あっというまに終結まで目を離させないパワーがある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-19 15:44:59) |
14. 丹下左膳餘話 百萬兩の壺
この時代にこの映画!驚きではあります。テンポ、話の流れが素晴らしい!しかし、まあ、さすがに今観て高得点にはなりますまい。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-03 00:30:06) |
15. 太陽を盗んだ男
人物像の輪郭を描く気のないスタッフによる、冗長にして拙劣な、日本映画らしい日本映画。 [DVD(邦画)] 3点(2008-08-16 20:01:20)(良:1票) |
16. ターミネーター2
追い込まれる気持ちをめいっぱい味わえます。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-08-05 08:33:55) |
17. 第三の男
音楽にせよ、内容にせよ、申し分なかったのですが、全般に暗い画面の中で、入り込めなかったのが残念。近いうちに、きちんと見直したい。 [ビデオ(字幕)] 6点(2008-08-05 08:31:23) |
18. 大統領の陰謀
背景の知識がないと、何がどう重要なのかわからないまま、話が進む。大統領再選委員会って? [DVD(字幕)] 6点(2008-06-22 14:54:58) |
19. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
ソニーがコロンビアムを合併したせいで、日本バッシングが強くなり、ボンドはVAIOを使わされるはめになり、散々である。 ◆2回目見た(2016/3/20)のだが、納得のいかなさが、はんぱなかった。ボンドとヴェスパーが惹かれあう説得力がない上に、ヴェスパーを道路に転がしておけば、ボンドの車が横転すると考えるのは甘すぎるんでは。 [DVD(字幕)] 6点(2007-03-14 19:26:20)(笑:2票) |
20. 太陽がいっぱい
イタリアをイタリアとして撮っている。原作を超えたホモセクシュアルの感じがとても良いです。 [DVD(字幕)] 9点(2004-11-01 20:35:13) |