1. タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM>
タイムトラベルものは面白くて当たり前。だからこの作品もB級感溢れる低予算映画にもかかわらずソコソコ面白い。未来の人が被災現場を観光するなんて最高じゃないか! かつての事故現場に同じ人物が写っていたなんて描写も大好きである。あの変なタイムトラベルに使う機械もチープで最高。トリニティーもどきの謎の女性も申し分の無いキャラクター(レトロでB級感が満ち溢れている)。主人公の俳優もモッサリとしてて味が有ります。この手の作品ですから!物語が破綻してるのなんて気にする必要は無い。日本の年金制度が破綻しているのに比べたら可愛いものなのだよ、諸君! [地上波(吹替)] 6点(2005-10-03 11:11:45) |
2. 箪笥
『シックスセンス』や『アザーズ』のような、ラストのパンチライン(オチ)で勝負するタイプの作品です。かなり強引です。 ただ、一応退屈しないで最後まで見れたところを考えると、見せ方的には上手いんだと思います。主役の女の子(姉)も日本人好みの顔立ちだし(当然、日本人と同じ顔立ちなんだけど・・・)、役者陣の演技も大袈裟ながらも何とかセーフといった感じ。 他に見るモノが無いときには良いかも。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2005-09-02 17:33:48) |
3. ダークシティ
制作費の割には非常に力作である。余計なお金を掛けてないところに秘訣が有りそうだ。あと撮影技術(見せ方)も大いに貢献していると思う。このクオリティーだと本来ならば少なくとも50億はいってるだろう。 作品の内容自体はチープであり、正直言ってB級である。ただ、演出は一級なので幼稚くささが鼻につくことなく格好良く見せることに成功している。SFならばこのくらいの大袈裟なフィクション性が適切かとも思われるので、このジャンルが好きな人には十分楽しめるだろう。むしろ作品としてはAクラスであると言っても過言ではない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-08-15 12:00:50) |
4. タキシード(2002)
《ネタバレ》 ジャッキーも思い切った作品を作ったものですね。WOWOWの吹き替えで見たのですが、これは吹き替えで正解ですね。ジャッキーの声はいつもテレビでやってる人なので違和感無しですし、マドンナ役の娘の吹き替えはおそらく「フレンズ」のレイチェル役の人だと思う。この人はこういうキャラの台詞が上手いんですよね(違ってたら恥ずかしいな)。 ともかく、設定を考えると“トンデモ”+“馬鹿映画”のジャンルに入りそうなのですが、今作はよく出来ていると思います。“笑い”の面ではハズシちゃってますが、相変わらずアクションには工夫がほどされているので面白い。スピーディーだしね。 「マトリックス」のスミス(エージェント)もこのタキシードを着ていたのでしょうか? ああ!あれはスーツかな? マトリックスをパロッたシーンがラストで炸裂します。 5点(2004-10-10 16:48:31) |
5. 太陽の帝国(1987)
《ネタバレ》 クリスチャン・ベールだったんですね。ジョン・マルコヴィッチも出てるし。 一人の少年が、厳しい戦火の中を必死に生き残る様が克明に描かれていて、特に日本人の少年との交流には、人種を越えた温かい温もりを感じます。満州~南島と旅を続け、強い大人へと成長していくジム少年は健気だが力強い。 ラストで両親と再会しますが、顔を忘れるぐらいであった。この瞬間、彼の少年としての日々は終わり、大人として歩んで行くのだろう。 6点(2004-10-08 08:12:05) |
6. 奪還 DAKKAN アルカトラズ
全盛期のセガールはこんなもんじゃないね。トコトン最強でないと気が済まない筈の彼なのですが、今回はアクションも大人しくなっていて(さすがに歳かな・・・)、ピンチになる場面もチラホラ。 舞台はアルカトラズなのですが、とりあえず一度やってみたかったんでしょうね。アクション俳優は必ずと言っていいほど刑務所モノをかじっときますからね。 中身は相変わらずのセガール節なのですが(彼は死なないが、身の回りの人は死んでゆく)、先にも書きましたがアクション面で過去の作品を大きく下回っています。 彼の作品の最大の魅力は『テレビで友人とツッコミながら見る』ところですが、今回はツッコミどころも少なかったので本当につまらなかった。 2点(2004-09-28 16:28:05) |
7. ターミネーター3
これ映画館で見てたらショックだよ。コアなファンに対してあまりにも酷い仕打ちですね。とにかく酷かった。まだ見ていない人には是非この“壮大なお金の無駄遣い”のお手本を見て欲しい。続編映画としては史上最低。前作と切り離して見ても大愚作である。前2作が傑作とも思わないが、それでも作品としての形(意図の有る脚本)がきちんと出来ていた。せっかくの人気シリーズを最低シリーズへと突き落としてしまったのが残念。 最大の痛手はキャスティングである。エドワード・ファーロングの降板は痛いね~! 相当痛いよコレは。前作と比べて面影が全然違う。 リンダ・ハミルトンの出演拒否も痛すぎる(作品を見て彼女が断る理由が分かった)。それにしてもサラ・コナー、簡単に片付けられましたね~。死んだんだって!アハハハハ。当然の事ながら回想シーンでの登場も有りません(肖像権の問題)。 クリスタナ・ローケンにしても大作は初めての若い役者ですから少し堅いですね。初々しい演技です。 肝心の作品の中身ですが、シナリオは酷いです・・・。バイクでコケて偶然転がり込んだ所が幼なじみの勤める動物病院ですか・・・。しかもその父親がサイバーネットの重要人物なのです。ハァ・・・。世界は狭いんですね。 初っぱなでシュワが派手なサングラスをかけるシーン(寒すぎる!)を見た時に嫌な予感がしたけど、その予感は悲しくも的中しました。この後も変なギャグをチョコチョコと入れるのですが全てスベッている。 序盤のカーチェイスにしてもカット割りが異常に多いので見づらい。これなら80年代の刑事アクションの方が数段上である。 視覚効果にしても代わり映えしない。前回は液体金属に驚いたものだが・・・。ちょっとCGに頼りすぎてますね。前回のガトリングガンの乱射シーンやヘリコプターでの襲撃シーンのように実写とCGを合成したり、あるいはミニチュアやクリーチャーを駆使しないと迫力がでません。アクションシーンのリアルさは、前2作の方が上です。 ターミネーター同士のバトルシーンにしてもイマイチです。重量感の有るバトルシーン?、歳とって動きが遅くなっただけですよ。 ラストのオチにしてもベタすぎる。結局地球を廃墟に戻しましたね。SFは大好きなジャンルなので“矛盾”に関しては何も言いません。が、この内容はチョット・・・、あまりにも酷すぎる。 1点(2004-07-09 18:54:56) |
8. ダーティハリー5
一番印象に残るのは、何と言っても“ラジコンとのカーチェイス”です。迫力は全然なかったけど、非常に面白い画でした。 ただ、ストーリーに関しては平凡だったかなぁ・・・。もう一つ印象に残るようなシーンがなかったですね。 相棒がカンフーを使うっていうのも、何か「ダーティー・ハリーシリーズ」のテーストから外れてしまっているように思えます。 5点(2004-03-16 16:02:16) |
9. ダーティハリー4
シリーズの中で一番好きな作品です。 日本のサスペンスドラマは必ずと言っていいほど犯人の動悸は“復讐”であり、本来は心優しい人物が、報復の為に罪をおかしていくというパターンですが、この作品もそういった感じのストーリー設定になっていて、レイプ犯に殺された妹の恨みを晴らす為に、姉(ジェニファー)が犯人を殺していくという展開です。古典的なパターンなのかも知れませんが、レイプ犯たちに対して本当に腹が立ってくるほど感情移入してしまいました。 今回もキャラハンの怒りが爆発し、犯人を粉砕するのですが、ラストの遊園地でのシーンのクリント・イースト・ウッドは本当に渋いですよ。 7点(2004-03-16 16:01:34) |
10. ダーティハリー3
何と!この作品では、キャラハンが“アルカトラズ”に乗り込みます。「アルカトラズからの脱出」では自分が入っていたのに!(笑)。最後はバズーカで犯人を豪快に撃破するのですが、本当にもの凄いことしますよね。 それにしても一つ言えることは、“絶対にキャラハンの相棒にはなりたくない”ということです。必ず重傷を負うか、殉職するかのどちらかですから・・・。 4点(2004-03-16 16:00:58) |
11. ダーティハリー2
かなり昔に見た作品ですが、警官が犯人というパターンは当時にしてみれば斬新な展開でした。犯人グループである警官たちは「生ぬるい法律に代わって自分たちが悪人を処刑している」と主張する。ある意味、私も日本における未成年犯罪の対処や、理不尽極まりない犯罪の処罰に関して“非常に刑が甘いな”と感じているところもある。しかし、自分勝手に人を裁くというのは言語道断であり、とんでも無いことであるのは間違いない。そう言えば、当のキャラハン刑事も時折“法に代わって悪を処罰する”場面が有りますよね。キャラハンもあまり人のことを言えないような気もします。 アパートの爆破シーンや、車での追撃シーンなど、アクションの要素が盛り沢山なのですが、特にラストの造船場での銃撃戦が印象に残ります。 6点(2004-03-16 16:00:16) |
12. ダーティハリー
本当にキャラハンというヤツは危ない。刑事なのに飛び出しナイフを携帯しているんだから・・・。上司にも反抗的だし、協調性も無し。最後だって、人質が犯人に捕まっているのに狙撃しますからね。映画のキャラクターだから、その破天荒なところが格好良くて良いのだけれど、本当にこんな刑事がいたら困るな。問題児的な刑事を主人公にした映画は他にも沢山あるけど、この作品のキャラハンが一番危ないね。 スクールバスに飛び乗るシーンは名場面として印象に残ります。 6点(2004-03-16 15:59:41) |
13. 大逆転(1983)
《ネタバレ》 生活・境遇の変化が人間に与える影響を実験形式で試みる設定は、「マイ・フェア・レディー」に似たようなイメージですね。賭もしていますし・・・。 いろんなネタが散りばめられていて、コメディーとしてハイレベルな作品です。エディ・マーフィー、ダン・エイクロイドのコミカルな演技が微笑ましい。ちなみに「トゥルー・ライズ」のジェイミー・リー・カーティスも出てますね。 市場での先物取引というやり方(戦法)は本来ややこしくて解りづらいのだが、ルイスとビリーが仕掛けた“オレンジ大収穫の誤情報”と“市場取引のシーン(デュークの買い一辺倒な状況と、それを目して頭打ちするまで買って最後は売りまくるルイスの戦法)”を見れば、たとえ株に知識が無くても理解できるように設定してくれているので、分かり易くて良かった。 7点(2004-03-15 17:07:30) |
14. ダークマン
予想以上にシリアスな作品でした。人工皮膚を駆使して悪人の一味に化けることで、自分を陥れたやつらへ報復していくというアイデアはなかなか斬新だと思うのですが、ストーリー自体が実にオーソドックスな“復讐もの”なので新鮮味が無い。いたって平凡な作品という印象。 3点(2004-03-12 16:48:13) |
15. ダイヤルMを廻せ!
完全犯罪を目論む夫と、罪を着せられるハメに陥る妻の物語。有名な作品なので期待して見たのですが、「うーん」という感想です。決して面白くないという訳ではないのですが、前半があまりに面白すぎた反面、後半息切れしてしまった印象が強く残りました。前半は、綿密に計画された殺人計画の周到さや、その殺人が失敗に終わるマーゴ(グレース・ケリー)とレスゲート(共謀犯)のもみ合いといった、興味をそそる展開がふんだんに有って面白い。しかし後半は地味な操作が続き、見つかった解決への突破口となる証拠も、関心する程のものではなかったのが残念。 ただ、皆さんも同じ意見と思いますが、グレース・ケリーの美しさには思わず追加点を与えたくなる。 6点(2004-02-13 18:20:47) |
16. ダンテズ・ピーク
《ネタバレ》 天変地異もののアクションにしては地味な印象だけど、その分人間ドラマが描けていて良かったのではないfだろうか。山奥に住む母親と娘のすれ違う感情、祖母を思う子供達の奮闘、命を捨てて家族を救った祖母・・・と、以外に見せ場は多く有る。 幼稚くさいだけの「ボルケーノ」よりは良いのではないでしょうか。 6点(2004-02-09 16:56:34) |
17. ダイナソー
これは本当に面白くなかった。ファンタジーぽい物語なので、あえて恐竜はリアルに作ってないと思うのですが(本気で作ってたらゴメン)、それを差し引いて考えたとしても映像に難が有りました。かと言ってストーリーも“中の下”といった印象だし、一言でいうと“不甲斐ない作品”でした。 2点(2004-02-09 16:55:42) |
18. タンポポ
やはり黒田福美でしょう。小さい頃に家族で見てたので、あのシーンには驚きましたよ。ホントにやらしかった。 不味いラーメン屋を助けるために、ゴローを初めとするラーメン通の人々が奮闘して最後は見事に大繁盛店になるというアッサリ目のストーリーですが、その他のいろんなエピソードをオムニバスのような形で織り交ぜることにより作品に広がりが出来て面白味のある作品となっている。 最後にゴローが去っていくシーンはベタで少し笑ってしまいそうですが、なかなか味わいが有ったと思います。 5点(2004-02-06 19:04:31) |
19. 大統領の陰謀
非常に地味な印象の作品ですが、やはりこの作品は役者の演技を楽しむものでしょう。 ロバート・レッドフォード良いですね。スティングの時とは役柄がガラッと変わってシリアスモード。風格有るキャラクターを演じきっています。「普通の人々」では監督として作品賞をとってしまうことでも分かるように本当に才能のある人物だと感じた。 忘れては行けないのがダスティン・ホフマン。さすがに演技派俳優、味があって良いです。ただ、長髪はあまり似合いませんね。 6点(2004-02-05 16:41:26) |
20. ダブル・チーム
素人を使うな。 1点(2004-02-04 18:49:21) |