1. ダイ・ハード4.0
《ネタバレ》 うーん、ずばりネタの練りこみ不足。マクレーンは「死なない」んじゃなくて「死にそうでヘロヘロなのにくたばらない」のが良かったのに、完全にそこらのどこにでもあるようなご都合不死身人間になっている。性格も娘を持って無鉄砲さがなくなったかな? やたらに「殺す」を用いていたのにも違和感。 ダイハードシリーズの魅力はマクレーンの人間臭さと「巧みな」アクションだったと思う。1ではビルの中を縦横無尽に這いずり回り、時には度肝を抜いて時には奇襲をかける。2でも意表をついて出現したり、敵を的確に嗅ぎ分けて先回りをしたりしている。で、本作でそれが見られたのが消火器爆弾。あれだけだった。実際に「お!」と思ったのは。どうもアクションが派手+マクレーン=ダイハードの構図が製作者にこびりついているようだ。一言で言えば「勿体ない」である。 [映画館(字幕)] 4点(2007-07-11 20:34:37) |
2. ターミネーター2/特別編
SFアクション映画史上最高傑作…こんな陳腐な文句では治まりきらない面白さ。感服! [ビデオ(吹替)] 10点(2007-02-15 21:35:34) |
3. タイムマシン(2002)
《ネタバレ》 「エマが死ななければタイムマシンが出来上がることは無く、彼女を助ける事は永久に出来ないのだ」おお、なるほど。「未来に行けば彼女を蘇生させる手があるかもしれない」←私的な解釈。ふむ、なるほど。「誤って80万年後に」おお、ピンチ!「未来で悪者をやっつけたぜ」…ふむ。………エマは? [DVD(字幕)] 3点(2006-09-15 20:46:09) |
4. ダ・ヴィンチ・コード
あああハワード監督、どないしてしまったんですか!観終わった後「ああ面白かった…もう一回」という気持ちにさせてくれる作品ばっかりだったのに。原作を読んでいないので頑張って内容についていこうと思ったのですが、案外簡単でした。というか前番組で核心に触れすぎ。中盤の謎解きをほとんど知ってしまったじゃないか!劇場で謎解きをリアルタイムで観てたら間違いなく引き込まれていただろうに。勿体ない事をしてしまった。ストーリーはぶつ切りでテンポが単調だったように感じました。期待しすぎていたぶん肩透かし感をくらってしまいました。しかし、他のハワード作品のように、観なおして初めて面白さがわかるのだろうとも感じました。原作をさっそく読もうと思います。 [映画館(字幕)] 6点(2006-06-14 23:46:53) |
5. タイタニック(1997)
《ネタバレ》 非常に好きな作品です。監督を贔屓している事を差し引いても十分素晴らしい作品であるといえましょう。映画館のスクリーンで見た時のあのグワアアン!とくるスケールが今でも忘れられません。ラブストーリーより歴史的事実(とはいえ多少脚色はあるでしょうが)のほうに引き込まれて感動しました。私はこの二人と同時に死んでいった1500人に切ない思いを感じます。彼らは非常に生き生きと描かれ、死の描写も克明でした。三時間という長い時間も、セットの大きさとかCGの使い方とかとかも全部すっ飛ばして観てしまう映画です。 [映画館(字幕)] 10点(2006-06-03 00:14:04) |
6. ダイ・ハード3
普通です。さすがに3まではクリスマスにしたくなかったのでしょうか。スケールはでかくなりましたがいろんなところが消化不良の感じが否めません。が、マクレーン氏のヘロヘロぶつくさ感は2より強く、「あいつらしいや」などと勝手に旧友気分になってしまいました。 [地上波(吹替)] 6点(2006-05-29 14:16:39) |
7. ターミネーター3
《ネタバレ》 見事に期待を裏切られました。ショックです。ラストは、人類が…というよりターミネーターの映画が…と悲しくなりました。「システムの中枢はなかった。シャットダウンできるはずがない」とジョンは言ってますが、それでは「T1」でカイルが言ってた話はなんだったんでしょう?「敵の防衛システムは粉砕され、我々の勝利は明らかだった」そして、スカイネットが『このままでは負ける』と判断してT800を送り込んだわけです。「ターミネーターはスリップした後だったのでコナーは僕を送り出した後、施設を爆破した」とカイルは続けます。中枢システムが存在しない敵の何を突破して人間軍は勝利の目前まで行ったのでしょうか。人間軍が圧倒的有利にならなければ最初のターミネーターも送り込まれなかったことになります。「ジョンが存在している事こそ核戦争が起きる証拠」というのが本作の根幹でしょうが、以上の問題自体致命的なミスであると思います。本当に悲しいです [映画館(字幕)] 4点(2006-05-13 23:40:14) |
8. ダイ・ハード2
《ネタバレ》 「1」には劣りますが、十分面白いと思います。ロバート・パトリックさんの役柄に少し切なくなりました。最後の、炎が飛行機を追っていくところが個人的に好きです。ところで「イピカイエ」(何語?)って『ざまあみろ』と『あったりめえよ』の二つがあり、字幕と吹き替えで違ってましたが、本作を見る限り前者のようですね。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-08 16:04:08) |
9. ダイ・ハード
《ネタバレ》 ここまでぼやくヒーローも珍しいですね。ビルの構造を利用して敵の追跡を巧みにかわすシーンが面白いです。金庫突破のシーンの喜びの歌はなぜか清清しいです。見事に監督の手腕にはまってしまいました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-04-30 11:08:04) |