1. 誰も知らない(2004)
とても重いテーマですが、最後まで集中して鑑賞することができました。今日も日本のどこかで、彼らのような暮らしをし、その存在が「ないもの」で済まされている人が居るかもしれない・・・そんな事を想像すると、何だかな~と言葉にならない思いで一杯です。正直、後味がいい作品ではなかったですが、子供達と母親役のYOUさんの演技はナチュラルで良かったです。子供達が皆で「どん兵衛」を食べるシーンが妙に印象に残りました。 [DVD(邦画)] 6点(2007-07-24 23:12:03) |
2. タッチ(2005)
期待してはいけない!いけない!と思いつつもどこかで私はこの映画で大好きな「タッチ」の風を、雰囲気を味わうことができるかも!と期待していたんだろうなぁ。映画は決してヤッツケ仕事なんかじゃなくて、とても丁寧に描かれていたし、役者の皆さんもそれぞれ頑張っていたのは伝わったのだけど、やっぱり・・・ごめんなさい。 達也って人物を演じることは野球がどうのこうの以前に、すごーーく難しいと思う。と言うより無理難題の域かも。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-07-23 22:56:10) |
3. ダメジン
《ネタバレ》 かなりゆる~いお話。私は結構好きでした。(苦手な人は本当にイライラすると思いますが…)大爆笑には至らなかったけど、ところどころ「クスクス」笑いを誘われました。機会があれば、もう一度じっくりと観たい作品です。細かいところに監督の遊び心のエッセンスが散りばめられてそう!!でも結局、インドって働かずに暮らせる国なの??不思議。 [DVD(邦画)] 5点(2007-07-23 22:33:23) |
4. 大日本人
あまりノイズが入らないうちに!と思い、公開直後に観に行きました。メディアや世間に対する松本監督の皮肉とも取れる表現が随所に散りばめられていて、前半部分では「プププ」程度に笑える部分がありました。しかし、段々と間延びと言うか、テンポの悪さで私はこの映画から取り残されてしまったんだなぁ~そんな気分に陥りました。それでも最後まで何とか喰らい付きましたが、結局、松本ワールドには入り込めませんでした…。この作品、映画としてはどうなんだろう??鑑賞後1ヶ月以上が経過しましたが、未だに消化不良な感じです。 [映画館(邦画)] 3点(2007-07-23 16:48:20) |
5. 単騎、千里を走る。
「もしも、言葉がまったく分からない、文化も知らない外国人が見知らぬ土地に足を踏み入れたら」そんなありそうで、実際なさそうな設定がとってもリアリティに溢れて描かれていました。最初は不安げな健さんが、旅が進むに連れて段々と自分の意思で、行動していく、そんな姿が頼もしくもあり和ませてくれいい意味で微笑ましかったです。通訳の女性、案内人の男性、そしてヤンヤン。皆、飾らないそのままの姿だからこそ、綺麗な映像とマッチしたのでしょう。ラストもあえて、余計なことを語ることない締めで好きでした。しかし、寺島しのぶさんはちょっと浮いた感じになっちゃったのが残念です。同じ嫁の立場から言えば、あの状況下で電話で遺書にあたる手紙を読むなんて絶対できませんから・・・。 [DVD(邦画)] 7点(2007-07-22 17:20:06) |