1. ダイ・ハード/ラスト・デイ
冒頭のカーチェイス。カーチェイスを撮ればその監督の力量がよくわかる。それぞれの人物の位置関係がまずわからないし、そのわりにアングルは引きが多く、見ていて全くハラハラできない。 カーチェイスというのは「ぶつかるー」とか「うわ、ギリギリ!」とか歓声を上げてのけぞったりするように作らなくてはならないのに、そういう技量が全くなく退屈そのもの。こりゃダメだと思っていると結局最後までこの調子だった。 時々すごい引き(または引きからのズームアップ)が出てくるんだけどあれは何ですかね?編集マンがヘタなのかもしれないけど寄りと引きの関係がよくわからないから気持ちも引いてしまうんですよね。この監督には才能がないと思います。 [DVD(字幕)] 2点(2013-07-14 05:27:39)(良:1票) |
2. ダイアリー・オブ・ザ・デッド
主観映像を使って訴えたかったことは、わかる。 でも、主観映像の面白さは視界が狭くなる怖さ、撮る者と一体化する没入感なんじゃないかと思うんだけど、この映画は撮影者がカメラを構え続けるためのいいわけみたいなセリフが多くて、観ていてかえって醒めてくるんだな~。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-07-09 12:55:55) |
3. タイタンの戦い(2010)
元のハリーハウゼン版(81年)は映画として総合的に出来がよかったとは言い切れないがモンスター映画としての見せ場の作り方はいちいち見事だった。このリメイク版はその全てがなくなっていた。一体リメイクして何をしたかったんだろうか。 [映画館(字幕)] 2点(2010-04-25 13:15:52) |
4. 第9地区
主人公がダメダメなところがいい。並のハリウッド映画ならあと1時間くらいは早く正義のために立ち上がってしまってただろう。 [映画館(字幕)] 9点(2010-04-14 02:05:32) |
5. 大怪獣ガメラ
この映画、ゴジラ一作目の9年もあとの作品ですよ。それでこの内容はちょっとねえ。子供のころは断然ガメラ好きだったんだけどなあ。見なきゃよかった。 逆に言うといかにゴジラがすごかったかということだ。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2009-09-20 06:11:33) |
6. ターミネーター4
若いぞシュワちゃん!イェーイ!(拍手) [映画館(字幕)] 8点(2009-06-15 04:31:19) |
7. 誰も守ってくれない
テーマとしてはいいところに目をつけた。が、もっと波瀾万丈にしよう、事件を起こそう、意外性を作ろう──そういった制作陣の、いい言い方をするとサービス精神が見えすぎて少々しらけた。もっとリアリティ重視で話を急がず淡々と描いた方がよりテーマが伝わるものになったのではないだろうか?押さえていた気持ちを爆発させてしまう柳葉敏郎が意外にもよかった。 [映画館(邦画)] 7点(2009-02-07 16:53:40) |
8. ダーティハリー
幾度となくTV放映されていたのをボ~ッと見ていたが(という方も多いはず)、改めてDVDで観てすごさを実感! 2008年の今からすると、ハリーの暴力性も大したはことなく、犯人の異常性もは大したことないが、この71年という制作年ゆえの妙なエネルギーの高まり、雰囲気の妙さはなんとも言えないものがある。 [DVD(字幕)] 8点(2008-11-11 09:19:46) |
9. ダークナイト(2008)
…なんですかね、これは!形だけアメコミを借りながら、中身はシェイクスピアの悲劇にも匹敵するとは言い過ぎか。このスケール感(予算規模とか映像とかの意味ではなく)が映画なのだ!と思わされる一作だった。 [映画館(字幕)] 9点(2008-10-05 02:16:06) |
10. ダイ・ハード4.0
今までで一番バカバカしくて笑え、楽しませてもらった。しかし小ネタはいいが、基本的な筋が意外性がなくつまらない。つくづく1は、その設定自体からして面白かったんだなと思わせられます。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2008-08-27 05:32:43) |
11. 大日本人
松本人志の大ファンというわけではないが、この映画は素直に楽しめた。ニヤニヤ笑いながら最後まで見ることができた。映画としての完成度はいまひとつかもしれないけど、やりたいことはよく伝わってきた。このセンスは意外とヨーロッパ人なんか好きなんじゃないだろうか。 あと、一般人を含め各々のインタビューの演技の自然さは特筆すべきだと思う。(ただ、松本人志の、関西弁のイントネーションなのに標準語というのはどうなんでしょう。狙いなんでしょうか) VFXも、今の日本の基準からすると意外なぐらいにがんばっていた。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-05-25 01:41:43) |