1. 第七天国(1927)
調布にて、この映画が弁活士さんのアテレコと生演奏付きで1日だけ上映されました。 出張で寄ることができたので軽い気持ちで見たのですが… 本当に寄って良かった。こういう機会でなければ一生縁の無い作品だったでしょう。 90年前の作品ですが、まるで今の人がレトロ調に作品を作ってみたのかと思えます。 それぐらい、洒落たセリフや伏線も、1つ1つのシーンも違和感なく心に残ります。逆に言うと、こうした作品の礎があって後世の作品が作られてきたんだなあと実感。 ディアヌが健気でいじらしすぎて、シコがツンデレすぎて、終盤は心から二人の再開を願わずにいられなくなります。 数々の印象に残る台詞もいいですね。名言の宝庫です。 「シコの目がいつまでも開かないはずがない」(微妙に違うかも) 本当にそう思わせてくれる二人と、物語でした。 余談ですが、この投稿をする時点で平均点が7,77点でした…。第七天国がこの点数って出来すぎていて、レビューを書くのが恐れ多かったです(笑) 一旦平均点が変わってしまいますが、たくさんの方がこの映画に出会い、新しいレビューも続いていくと良いかなと感じ…思いきって点数をつけさせて頂きます。 [映画館(字幕なし「原語」)] 9点(2018-07-17 16:05:22) |