1. チーム・バチスタの栄光
《ネタバレ》 TVドラマで充分と言われれば確かにそれまでの内容なのだが、竹内&阿部のコンビは『トリック』を思わせ面白い。ただ、肝心の阿部チャンが出てくるまでが長い。人の生死と直接関わることのない心療内科医の竹内が、バチスタ手術の現場で患者が亡くなるのを見て泣き崩れるシーンが印象的。ラストの真犯人にはフツーに驚いたが、とってつけたような印象は拭えず、全体的にバランスを失した感じがする。映画館で観るほどではないが、レンタルDVDで暇つぶし程度に観るにはちょうど良い作品。評判の良いTVシリーズも観たくなった。 [DVD(邦画)] 5点(2009-10-16 00:16:53) |
2. チョコレート・ファイター
《ネタバレ》 ヒロインのジージャーがとにかく可愛いんです。劇場の大画面にも耐えられる容姿と、華奢な肉体に秘められた無限のパワー。トニー・ジャーのようにアクションに重みはないが、女性ならではの軽やかさとしなやかさがある。脳に発達障害のある少女という役柄のため、「象を返せ!」とただただ燃えていたジャー君に比べ、戦いそのものに悲壮感が漂う。日本やアメリカじゃ絶対ムリな障害者の描き方をしており、ジャージ小僧とのカポエラ対決は圧巻の一言。銃撃戦やチャンバラなどのアクション(主に阿部寛が担当)は一見不要のように思えるが、肉弾アクションばかりだと単調になるので、作品のバランスを考え取り入れたものだろうと、好意的に解釈しました。 [映画館(字幕)] 8点(2009-07-05 16:35:58) |
3. チャーリー・ウィルソンズ・ウォー
《ネタバレ》 予告編から想像されるポリティカル・コメディとはちょっと毛色が違ったが、まあまあ楽しめる出来。ただ全体的に表層的にしか描かれていなく、チャーリーの内面やアフガンの現実を知る上では、不十分なアプローチと言えよう。別に『シリアナ』みたいに小難しい内容にする必要はないが、展開がやや単純すぎるのではないか?アフガンへの武器支援が、後のタリバン勢力を生み出すきっかけとなったという事実は忘れてはならない。 [DVD(吹替)] 6点(2008-10-24 23:41:54) |
4. チャーリーとチョコレート工場
子供に観せるのは勿体無い!バートン×デップのコンビは無敵だね。ウンパ・ルンパ最高! [映画館(字幕)] 7点(2007-10-30 06:14:24) |
5. チルドレン・オブ・ザ・デッド
プロデューサーのジョン・ルッソは、ロメロと『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を作った人。なのでゾンビ映画の影の功労者と言えるが、彼の才能の無さは『ナイト~最終版』で露呈したように、本作でも遺憾なく発揮されている。冒頭、ゾンビがわらわら出てきて、トム・サビーニが嬉々としてゾンビ狩りをするところは面白かった。でもそれだけ。話が進むにつれ、どんどんつまらなくなっていく。このつまらなさは尋常じゃない。途中で何度も観るのをやめようと思ったほど。我慢して最後まで観たが、その努力はついに報われることはなかった… [DVD(字幕)] 2点(2007-09-10 17:12:18) |