1. チキンラン
《ネタバレ》 まずまず楽しめました。前提として「大脱走」と「飛べ!フェニックス」を観ておくと、よりいっそう楽しめます。ロッキーとファウラーの役どころには”フェニックス”のモチーフがとても大きく影響してますし、最後の脱出なんかは、もろにそうだしね。”大脱走”のマックイーンの役を、ジンジャーとロッキーがそれぞれに分けてしまったのはちょっと残念だけれど、”クーラー”の中でひとりキャッチボールをするシーンとか、自転車で鉄条網をジャンプするシーンは、ニヤリとしてしまいました。そういえば、”大脱走”のブロンソンの役もジンジャーとロッキーが分けていたねえ。トンネル掘りするシーンと暗闇を怖がるシーンで(笑)。 7点(2005-01-09 17:42:06) |
2. 沈黙の要塞
石油採掘のプラットフォームが舞台になったわけですが、監督までやってしまったセガールの意図した、自然保護という観点とは正反対の”どっかーん”や”ぼーぼー”があちこちで起こってしまい、徹底的な自然破壊をやっているように感じたのは私だけでしょうか?(苦笑) 意味ありげでなさそうな、ネイティブの話とか、動物のエピソードとか、あれやこれや盛り込もうとして失敗した典型のような気がします。相変わらず彼が強いのは別にかまわないんだけどね(笑)。 5点(2004-02-18 08:57:35) |
3. チェンジリング(1980)
<この辺まったく妄想の世界です→>バストーニュのアメリカ軍を解放したパットンは、やがて退役してイルカの飼育をはじめる。しかし政府の陰謀でイルカを手放し傷心の彼は、やがて一軒の家を借りることにする。そこでピアノの作曲に専念しようとする彼の前に、少年の霊が現れ、やがて現実の殺人事件と財産乗っ取りの陰謀が明らかになる。事件が解決したあと、彼は11年後に再び悪魔と対決する刑事になっていた(笑)。<←ここまで> 本作はハリウッドばりのCGもなく丁寧な作りで、映像と効果音だけで怖さを演出する古典的な手法ながら、ストーリーもきっちりとしてなかなかの好作品に仕上がっています。夫婦競演も好いね。 8点(2003-12-05 00:16:29)(良:1票) |
4. チ・ン・ピ・ラ(1984)
なかなか痛快な作品でしたよね。軽く世の中を生きていきたいっていう感覚を具現化した映画ですね。二人のやりとりが洒落ている感じですが、それじゃあチンピラじゃあないよな。 7点(2003-12-02 08:05:33) |
5. チルドレン・オブ・ザ・コーン
あはは、そこまでおっしゃらなくても(笑)。大人がいない町で、子供たちがトウモロコシ畑で謎の儀式をしているという感じの話でしょうか。たしかに他愛ないっちゃあそうなんだけどね。 5点(2003-12-02 08:02:30) |
6. チャイルド・プレイ/チャッキーの花嫁
《ネタバレ》 撮影時40歳近いのに、あれだけ色っぽいジェニファー・ティリーの魅力を堪能する映画でしょうか。声も可愛いいよね。お笑いホラーコンビの夫婦漫才道中には、楽しませてもらいました。皿洗いの話とか、一緒に観ていた彼女がよくわかると共感しておりました(は、反省(汗))。結局口は威勢よいけど、彼女の尻に敷かれっぱなしなチャッキーが情けなくていいですね(どこでも女性は強いです(しみじみ))。後半の場面で、「この話は3,4回映画になるくらいの云々」という件は笑ってしまいます。 7点(2003-11-22 21:30:01) |
7. チャイルド・プレイ3
《ネタバレ》 アンディがあんな風になってしまったとはねえ。陸軍幼年学校が舞台だから、チャッキーと銃撃戦でもするのかと思ったら、最終決着は遊園地ですよ(苦笑)。前作で人形のままになったことが確定したはずなのに、まだ人間の身体を求めるチャッキーには笑っちゃいます。黒人少年もかわいげがないし、あんな風に簡単に他人宛の郵便物をかっぱらうのもいけないよね。それに、あの同僚の気の強い少女も、あれだけ銃の腕がありながらチャッキーとの対決で負けちゃうし、なんか納得できないですね。アンディはPLAYBOYを隠し持っているし(あれは月刊だよね?(笑))、大人になった割りには、チャッキーごときにビビるのは卒業しろよ(笑)。 5点(2003-11-22 21:23:22) |
8. チャイルド・プレイ2
《ネタバレ》 グッドガイ人形はあんなデカい工場で作っていたんですね。それにしても、誰があんな焼け焦げた人形を改修して再生しようと思うんでしょうね(苦笑)。ま、そうしないと話が始まらないんだけれどね。あの生意気なカイルは、犠牲者になるのかなと思ったけれど、最後には"好いお姉ちゃん”になってしまって、好感上がったけれどね。迷路のようなグッドガイ人形の箱は圧巻です。心臓を打ち抜かれていないままなら、あんなにめちゃくちゃされてもチャッキーは頑張っちゃうんだね。 7点(2003-11-22 21:17:11) |
9. チャイルド・プレイ(1988)
そもそも最初の、一介の犯罪者がブードゥーの呪術を使えるとも思えず、そこからして笑っちゃうんですが、そういう無茶苦茶を全編にちりばめたコメディー・ホラーですね。皆さんお書きの通り、"チャッキー"はぜんぜん可愛くなく、そんなもんを欲しがる子供も子供ですが、あんなバッタモンを買う母親も母親だよね。でもどうして母子家庭になったんだろう? 細々とした演出は時々面白いところもあります。たとえば、電池が入っていないことに気づくシーンとか。母親役のキャサリン・ヒックスはもろに私の好みです(ストライクゾーンど真ん中(笑))。やられてもやられても「ターミネーター」のように追いかけてくる"チャッキー"には怖さは感じられませんが、小さい子供が観たらショック受けるんだろうね。私なんかだったら、「あんなの蹴っ飛ばして終わりジャン」と思うところですが(苦笑)。ラストのドアを閉めるシーンの演出、きっと続編ができるのだろうなと思っていたら、なんと3作も!(笑) 7点(2003-11-21 21:44:39) |
10. チャンス(1979)
大金持ちの屋敷でテレビだけを友に大人になった庭師をピーター・セラーズが好演。純真無垢な気持ちを持ったままの彼が、ふとしたきっかけで有名人になり、やがては大統領候補に祭り上げられようとするコメディです。チャンスが庭の手入れの話をするのを、本気で経済の立て直し政策と受け取るマスコミのエピソードも楽しいですし、彼を自分の片腕と信じ切るメルヴィン・ダグラスも妙におかしいです。セラーズとシャーリー・マクレーンとの絡みも笑えます。全体に、政治とマスコミに対する皮肉が満載で、それをニコリともしない無表情のセラーズが淡々と演じているのかと思いきや、エンディングクレジットを観ると、やはり本人も爆笑していたのね(笑)。ラストの葬儀の場面で、ひとり水辺を散歩する姿が印象的です。 10点(2003-11-20 08:36:44)(良:1票) |
11. チャップリンの黄金狂時代
靴を茹でて食べるシーンはあまりにも有名ですが、それ以外が印象に残らないのは、私だけでしょうか?のちの「モダンタイムス」、「独裁者」や「ライムライト」、「街の灯」に比べてメッセージ性が希薄なのは否めません。 7点(2003-11-19 20:59:59) |
12. 地下水道
《ネタバレ》 1945年のワルシャワ蜂起を描いた作品です。東からソ連軍が侵攻し、ナチスドイツ軍が長年に渡るポーランド支配を失おうとしている状況で、いよいよ、ソ連軍によって開放されると思ったワルシャワ市民がナチスドイツ軍に対して反乱を起こします。ところが、市内に突入すると思われたソ連軍はそのまま停止し、ワルシャワ市民を見殺しにすることになります。落ちぶれたとはいえ、まだドイツ軍は重装備の正規軍です。頼みの綱のソ連軍に見放されたレジスタンスのメンバーはひとりまたひとりとドイツ軍に駆逐され、生き残ったメンバーは地下水道を逃げ回ります。やがて鉄格子越しに彼らが観たものは・・・。日本では余り知られていない、第二次世界大戦末期の悲劇を描いた名作です。 8点(2003-11-19 20:53:05) |
13. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
皆さん同様、ジョイ・ウォンがすごく魅力的な幽霊です。 7点(2003-11-19 06:34:06) |
14. 沈黙の戦艦
セガールの作品で、面白さピカイチ!”単なるコック”のライバックがテロリスト相手に大活躍ですね。日本人には因縁の戦艦ミズーリが舞台ですが、やっぱり本物はでかいね。トミー・リー・ジョーンズのイカれた感じも好いし、ゲイリー・ビジーも好い感じ。とにかくドンパチ派手にやって、最後はスカッとします。 9点(2003-11-19 05:23:26) |
15. チャップリンの独裁者
権力者と市井の人間が入れ替わるシチュエーションコメディはよくあります。ただ、この作品は、その作られた時期を考えると、とても特別な意味を持っていると思います。皆さん書いていますが、やはり圧巻はラストの演説シーンでしょう。何度観ても、あの場面には感動します。戦争好きの世界中の指導者にかみしめて欲しいものです。 9点(2003-08-07 08:30:13) |