1. 超高速!参勤交代
《ネタバレ》 タイトルのインパクトが卑怯。こんなもん一度知ってしまったらスルーするのは無理。タイトルのぶっ飛び具合から、内容も宮藤官九郎的な突き抜けたものを想像していたけど、思ったほどスピード感がないというか、なんていうか、妙におとなしくて優等生な印象を受けた。1カット2秒以内、セリフとセリフの間は3秒以上空けない!みたいな縛りを設ければタイトル通りの映画になったんじゃないですかね(適当)。 役者陣の中ではやっぱり西村雅彦の存在感が凄い。この人の演技を見てると、竹中直人の持ちネタである「笑いながらブチ切れる人」を思い出す。佐々木蔵之介が華麗な乗馬シーンを演じようが、迫真の殺陣で大立ち回りを演じようが、この人が大声をあげるだけですべてを持って行ってしまう。唯一無二の役者だと思う。いい意味でも悪い意味でも。 まあでもこの映画の最大の功績は、ジャニーズ事務所所属の売れっ子若手アイドルにM字開脚を強要した挙句、ふんどし一枚にひん剝いてそのケツをフィルムに収めたことだろう。こんな映画多分今後二度と現れねぇよ。6点。 [DVD(字幕なし「原語」)] 6点(2017-06-21 15:34:59) |
2. チャーリーとチョコレート工場
ただでさえダークな「チョコレート工場の秘密」が、ティム・バートンの演出により大変な事に! スクリーンに次から次へと映し出されるバートン色が、皆様の表情を苦虫を噛み潰したかのように歪めていくこと請け合い。 見所は様々にあれど、特にワンカ氏のキャラクターとストーリー終盤の展開に注目していただきたい!原作を知っている者は大きな驚きと更なる感動を味わう事が出来るだろう。 ストーリーが一定のパターンの繰り返しである事と、目が痛くなるような美術が災いして傑作と呼ぶには後一歩及ばない。しかし良作としての資格は十分に持っていると断言できる。個人的にはあの小さなオサーンが気になって仕方なかった。「もしクローン人間が実用化されたら、面白すぎて仕事にならない」ということを教えてくれた彼に割れんばかりの拍手を贈りたい(予告で観た「ティム・バートンの何とかブライド」、むっちゃ楽しみです)。 [映画館(字幕)] 7点(2005-09-20 14:58:25)(良:1票) |
3. チャップリンの独裁者
ため息出ます。演説のシーンは評判どおりでした。他の蹂躙を宣告する演説と、他の幸福を願う演説。ラスト、涙を拭いて天を仰ぐハンナの表情。素晴らしかったです(ちなみに。ヒトラーとジョン・レノンとチャップリンの三人の声は、人を煽動する力を持っているそうです)。 10点(2004-02-15 20:41:23) |
4. チョコレート(2001)
《ネタバレ》 事故の処理が一段落し、主人公がハル・ベリーを家に送った後、こう聞かれる。「何で助けてくれたの?」後日喫茶店で、ウェイトレスの彼女にコーヒーの「ブラック」を注文したとき、二人の間に気まずい空気が流れる。 この映画、細かいところにもいろんなエピソードがちりばめられていて、差別に対してすごく真剣に向かい合っていることが伝わってきます。黒人差別にいまいちピンとこない僕たち日本人も見ておいて損はないです。そして、「すべての人類の起源はアフリカの女性から」という学説に対し、「あんな奴等と私たちを一緒にするな」と言った、学者にも絶対観てほしい。 7点(2004-01-17 22:39:21) |
5. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
歌が異文化を結びつける、って話は最高に好き。・・・というか、大事な考え方だと思う。お互いの信念、お互いへの無知といった壁を、言葉は越えられないのに、それにメロディがついたってだけで・・・。素晴らしい、んだけど映画にする必要あったのか? 5点(2003-12-05 23:55:53) |
6. チャーリーズ・エンジェル(2000)
おもしろかった。けど、一週間後には内容きっと忘れてる。まあ、娯楽映画ってそういうもんかなぁと思ったので、この点数。 7点(2003-11-09 15:04:09) |