2. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 壮大なスケール感に小粒のブラックユーモアたちが生き生きとしていた映画でした。子供向けなのか、ストーリーが単純明快で、善悪がはっきりしてて、ラストはこんなに簡単にうまくいっちゃうんだ、ってちょっと拍子抜けしちゃいました。でも、このラストの家族モノのお話は映画としてうまくまとめるためで、工場見学に付随したモノだとしたのが好印象です。バランスをとるのが難しいところを、あくまでも工場見学にウエイトを置いたティム・バートン監督に賛同です。天才なんだか、バカなんだか、その紙一重なウィリー・ワンカの脳みそを覗くような工場見学はとっても面白かったです!そして、ピリリと効いた小粒のユーモアたちが後を引いて映画館を出てしばらくたっても思い出してクスッと笑いが止まりませんでした。どんな小粒かというのは自分の目で観て確かめて下さい(^^) [映画館(字幕)] 8点(2005-10-03 12:57:50) |