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1.  ちょっと今から仕事やめてくる
予告編のファンタジーオチではないラストに感動  序盤の大袈裟な演技も演出なのだろうか 私はむしろ前半の方が長く感じた  引いてしまうほど気持ち悪いブラック企業の描写 吉田鋼太郎の演技は観ているこちらが殺意を抱くレベル 黒木華の方が先に自殺しそうでドキドキした  恋愛を全く絡めないストーリー展開は話がブレなくて良い 退社時の挨拶は悟り顔がちっと不気味だが 伏線を回収後、明らかになる事実に涙が溢れてくる  起承転結がしっかり、満天の星、青い空と海、家族愛、人とはなど 意外とベタだけど丹念に創られた良作でした
[映画館(邦画)] 7点(2017-05-31 09:34:37)
2.  沈黙 ーサイレンスー(2016)
3時間弱、最近観ていない、このテの映画だし、気が重いなぁ 米映画観るたびハズレばっかりなんだよなぁ などと消極的に入手した前売りチケットで足取り重く映画館へ 大きめのスクリーンながら客は4人(平日の20時’17/2/2) これは、苦痛の時間になるのかと覚悟したが。  素晴らしい映画だった 3時間あっという間、息を呑むカメラワーク、メリハリの効いたカット割 演者の気迫、本気度が伝わる演出、OPのサイレンスとEDの自然音 これは凄い映画だ、スコセッシ監督に感謝 私は宗教いう物を信頼していない(漠然と神頼みはします) 祈れば許されるなどと言う考えが、争いを正当化する詭弁ぐらいに思っている  あの状況、心の中で懺悔しながらレリーフを踏む事を神が否定すると思うのか そんなに神という者は心が狭いのか、理解し難いが、事実として認識はしている  一番の悪役である浅野忠信演じる通訳でさえ、役人の仕事をしたまでであり どの人物にも意外と感情移入できる非常に凝った演出が秀逸  ちょっと地味な印象が強いが、多くの人に観てもらいたい秀作です
[映画館(字幕)] 8点(2017-02-03 11:28:42)(良:1票)
3.  ちょんまげぷりん
とても上手くまとまっているかわいい作品、中途半端に色恋に向わず収まりも良い、話はTVドラマ程度だと思うが、主演3人が結構しっかりした演技をしていて楽しめた。侍の仕草や子供の演出がかなり良い感じ。 ラストはあんなものだろうが、当初描ききれてない現代とのギャップや伏線をクレジットの中の映像で補うのはどうなの?でもまあ許したくなっちゃうぐらい微笑ましい映画。
[DVD(邦画)] 6点(2011-02-27 18:20:34)(良:1票)
4.  チ・ン・ピ・ラ(1984)
最初に観た時の事を思い出せない、映画館だったか?ビデオだったか?当時、凄く面白かった記憶があるが、数十年ぶりに再見。 いや~こんなトンデモ映画だったっけ?時代が変わってるので多少のダサさは諦めるが、勢いだけで作ったようなラストに驚く、何故、昔この映画に良い印象があったのだろう? その後いろんな映画を観たからだろうか?と自分に対して???となる。 たしかに可愛げのある映画だが、後々まで何度も観れるレベルには全然無い。 特にオチの前の2人の演技は誰に対して行ってるのか解らない、観客のみ?だとしたらそれは完全に間違ってるよ。
[DVD(邦画)] 4点(2011-02-24 09:32:00)
5.  チェンジリング(2008)
高評価は聞いていたが、今までイーストウッド映画を観てこなかったのでかなり構えて鑑賞。他の作品を知らないが、あまりにオーソドックスな演出に意外さを感じながら142分一気に見せるところはさすが。 真面目な映画だなぁ~というのが感想、いろんなエピソードをちゃんと回収して疑問を残さずしっかり映画を終わらせる手腕には感服。 しかし映画としての醍醐味が薄いのもたしか、この映画はこれでいいのかもしれないが、イーストウッドにはもっと違うものを期待していた自分がいます。 他の映画を観て再度判断したいが、現時点、この映画に関しては優等生の模範解答のような映画でした。
[DVD(字幕)] 6点(2010-02-22 09:40:43)
6.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
面白かった。最初のタイトルからチョコレート製造ラインを見せていくあたりで、妙にリアリティがあったらイヤだなーと思ってたら、すぐにラインのメカがむちゃくちゃで、その後チャーリーの傾いた家のシーンになり、よっしゃー完全なファンタジーだと解ったところから、ぐいぐい引き込まれ、終始ニヤニヤしながら楽しく観れた。最後あっさり終わるのと、ガキ共の痛めつけ方が幾分やさしい所に少々不満。
[映画館(字幕)] 7点(2005-10-11 09:28:24)
7.  血と骨 《ネタバレ》 
目が釘付けになって、見入ってしまう映画だった。ドキュメンタリーのようにブツ切りされたような編集に、しっかりした役者たちが勢揃いで、すばらしかったと思う。金俊平の少年期や戦中をあえて?描かないことにより、観ているほうが「なぜ、あんな人間なのか?、なにがあったんだ?」と考えてしまう、他の登場人物に対しても同様。(原作読むと解るのかな?)いろんな評価をされているようだけど。解りやすいだけが良い映画じゃないと思うし、こういう行間を読む事を強いる映画は観終わってもジワジワ来るね。私の友人は「親に殴られたこともないし、あんな人いないよ!」と言っていたが、あの時代を正確に描くとリアリティが無くなるのかと思いゾッとした。
[DVD(吹替)] 7点(2005-08-05 16:17:08)(良:1票)
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