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1.  父親たちの星条旗
国債が集まらなければアメリカは戦争から手を引いていた(つまり日本が勝っていた)…この事実を知ったのが一番衝撃的。 「『負けるのが判りきってる』戦争を始めた責任がどうたら」言ってるのは何処の誰よ…って感じ。ここに到ってもまだまだ日本人に隠されている事実って多いんですね。 簡単に言えばあの戦争の勝敗を分けたのは、国力ではなく、マスメディアの能力の差。戦勝国であるアメリカがそう言い切っちゃってます。 GHQにより軍隊、財閥、大企業、農園等々は解体されたのに係わらず、マスメディアは無傷で残されたのは「こういう無能な連中は残しておいた方が都合が良い・・」とでも思われていたんでしょうか。 戦争シーンは迫力。「英雄」のその後の描写は何かしらロードムービー的味わいで良かったです。
[映画館(字幕)] 9点(2006-12-05 23:19:16)
2.  チェ・ゲバラ/人々のために
社会・共産主義というと「言ってる事とやってる事が180度違う」「ファシズムが更に凶悪化して名前を変えただけ」というようなイメージですが、このキューバという国だけは「本物」と思える何かを感じます。少なくとも本気で各民族の自立を願って侵略国家アメリカと対峙し続けたという感じ。対峙どころかアメリカの陰に隠れて今も周辺民族への侵略・虐殺を平気で繰り返すどこぞの社会主義国家(中国)とは雲泥の差です。 映画は関係者による貴重な資料集という体裁ですが、これから映画で知ろうという人にはちょっと不向きかも。チェと名コンビのカストロがほとんど登場しないのが不思議。彼を抜きにしてキューバ革命を語っても片手落ちという気がします。 また一般民衆の映像が、気の無い表情で博物館を見て回る姿とか、マスゲームみたいなシーンしかないのもいかにも社会主義風でちょっと萎えました。
7点(2004-09-04 23:47:13)
3.  小さな目撃者(1999)
最後の大騒動のカーチェイスは「口が聞けない」事から来るサスペンスを台無しにしている感じ。お約束を詰め込みすぎたのかも。アムステルダムって実際あんな所なのだろうか。
6点(2003-12-07 23:33:33)
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