1. チルソクの夏
《ネタバレ》 冒頭の現代の4人による会話は多少説明的なきらいがあって、少しだけ引いた。でも!1977年の彼女たちのみずみずしさと言ったら!彼女たちは「まず陸上ができること」を条件にオーディションされており、フォームがとてもきれいで、説得力がある。主演の水谷の高飛びなどは美しすぎる。ジョゼ虎で、輝きを放っていた上野も元気があっていい!陸上を通して、また、韓国人高校生との恋や交流を通して、より強くなっていく4人の絆が、正直うらやましい。クライマックスのなごり雪を抱き合い、泣きながら4人で歌うシーンなどは、女性ならとても共感できるのではないだろうか。僕は男性だから、こういう経験はないんだけど、きっと女性ならこうなんだろうなぁ、って思いながら、楽しく見ることができた。とても切ない、だけと爽やかで前向きな、ちょっと元気になるラブストーリーだ。 9点(2004-05-01 14:14:05)(良:1票) |