1. 地球が静止する日
《ネタバレ》 心に残るものが少ないですね。 でも宇宙から来た彼らには地球をどうこうする権限が何故あると言えるのですかね? 結局同じ事。人間のエゴを言っていても結局どれもエゴ。どうするのが良い道なのかはこの映画よりも先にある感じですね。 しかし、どのエピソードもどうもメッセージが弱く共感しにくいのがつらい映画です。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-02-16 11:20:27) |
2. チャーリーズ・エンジェル フルスロットル
まあ弾け方としてはそういう映画だからと思って許せる感じがします。 いちまちドリュー・バリモアの入り込み方が半端な感じがしてキャメロンとの対比が上手く行っていない気がします。ノリ切れないとこの手のお馬鹿映画は厳しい。底抜けに行かないとかえって恥ずかしいかも。 それに比べてデミは貫禄。この手の悪女役はこなれたものです。でもあの目を見てしまうとゴーストを思い出してしまう。 [地上波(吹替)] 5点(2009-07-01 14:00:42) |
3. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 硫黄島の方でも述べましたが作成意図が何にも勝ると自分は考えるので、 どういう理由でこの作品を作ったか?を考えると賞賛に値する事は自分の中では多くを占めています。 だから映画的興味よりも主人公たちの苦悩を通して映る真実と時代に大きい価値を感じます。表現方法も無理に戦争映画にせずにドキュメンタリー番組のように淡々と時間を行き来しながら進んでゆく。この映画を観てアメリカが愚かだと感じた人は逆に日本も愚かであった事を硫黄島からの手紙を観て感じて欲しい。 双方に真理と真実がありそういう過去があっての現在であるのであれば、人類はそうやって学んで私たちは過去をそう感じることができるようになったのではないだろうか。 硫黄島と星条旗の映画の温度の違いはそのまま日米の違いと言えると思った。 どちらもそのとおりでその違いについて比較しても仕方が無いと感じました。 星条旗は1つのモチーフであってちょっと戦争自体の大きさからすると映画としてはそれを通して見せる(戦争)部分に短編ドキュメンタリーのようなちぐはぐ感はある気がする。 [DVD(字幕)] 8点(2007-06-26 01:06:27)(良:1票) |
4. チャーリーとチョコレート工場
《ネタバレ》 出だしでものすごく惹きつけられるのだが、やっぱり童話のようなメインストーリーからはいくらティム・バートン色を塗っても変わらない部分があり、返って脚色すればするほど浅く感じてしまいました。けっこう中盤まで期待していたのだが、そんなにブラックでも変わってもいないような気が僕はしました。出だしのチャーリーと家族の関係の部分の方が、後の工場内のエピソードよりも良いと感じる。シニカルな部分として典型的な嫌なガキを強調したのだろうけど、どうもそれがチャーリーの存在感を薄くして嫌なガキの方がおもしろく見える。全般的に消化不良と思います。映画館もそんなに笑いはおこらなかったし、前評判ほど型破りでもないのが微妙に期待を裏切っているのでは。デップはまーこれくらいはする人でしょ~と言う感じ。他の部分を見たい!画像が賑やかな分そこだけに視点が行って、終わってみればなんだっただろうという拍子抜けする部分は期待度との関係からかも。 [映画館(字幕)] 6点(2005-10-25 00:54:51) |
5. チャーリーズ・エンジェル(2000)
キャメロンとビル・マーレイだけが格が違うという印象。コメディーとしてキャラがたっているのは2人だけなのが痛かったと思います。バリモアとルーシーがもうちょっとしっかりしてればバランスが良かったんじゃ?まあ、内容はお馬鹿映画(良い意味で)なんで、もっとギャグに徹してもいいんじゃないかなー。ビル・マーレイに作らせば良かったのにーと思ってしまいます。 [地上波(吹替)] 5点(2005-10-14 22:59:39) |