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プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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1.  小さな目撃者(1999)
筋を言えば、マヌケな泥棒とガキの鬼ごっこ。コメディにもシリアスにもなっていない中途半端な雰囲気に若手芸人のスベリまくってるコントのノリで、正直見ていて疲れた。ハッキリ言って「ホーム・アローン2」以下。ラストの急な展開からは、スタッフの投げやりな雰囲気すら伝わってくる。ウィリアム・ハートのアクションシーンなんかとる必要あったんかねぇ。おまけに口が利けないという設定が少女を生意気に見せてしまっているし。オランダ人監督によるただのオランダの観光映画ですな、これは。
[地上波(吹替)] 3点(2005-10-04 23:14:16)
2.  チャーリーとチョコレート工場
ファンの人に言わせれば「バートンが原点に帰ってくれた」などと評価されることだろうけど、個人的にはやはり監督は「ビッグ・フィッシュ」でいい意味で大人になったと思わされる映画だった。ジョニー・デップの存在感に加え、原色を使ったセットの数々はいつもながらセンスを感じさせるし、いざというときに歌うウンパルンパも楽しいが、それ以上に盛り込まれたブラック・ユーモアはファンタジーというよりも教訓的な寓話を作り上げていて、そこがバートンの父親の視点も強く感じさせる。余談だが、子役たちが性格に負けず劣らずアクの強い顔つきばかり、毎度ながらバートンの役者選びには感心させられる(バットマンシリーズは別)。クリストファー・リーは「スリーピー・ホロウ」にも出演していたが、オタク監督バートンの元ドラキュラ俳優への敬意の表れなのだろう。ラストの展開もたしかに「ビッグ・フィッシュ」だ。一歩間違えると陳腐になりがちだが、監督の演出によって、わざとらしすぎないメルヘンチックな温かみを持った終わり方になっていて、後味は非常にいい。バートンファンも「ビッグ・フィッシュ」似だからといって目くじらを立てずに、にラストを静かに見守って欲しい。
[映画館(字幕)] 8点(2005-09-06 00:01:08)
3.  小さな恋のメロディ
これは単純なラブストーリーとしてではなく、一種の青春映画として捉えることができるだろう。小学生である2人が結婚という手段で教師たち大人に反抗し、独立して言った姿が見て取れるからだ。そう考えると、中盤の学生たちの放課後の風景も彼らが青春を謳歌している姿という見方が出来る。トムをはじめとする友人たちが最後に教師を打ち負かし、2人は未来に向って1歩踏み出していく。ラストの爽快感を覚えるのはそういった背景を感じる事ができるからだろう。だから、2人がその後・・・と考えるのは間違っていると思う。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-06 17:36:28)
4.  チキンラン
ウォレスとグルミットシリーズを経てここまでクレイアニメの質を高めた監督の功績はやはり賞賛に値するだろう。もはや実写と代わらないほど滑らかな動きで、インディ・ジョーンズばりのアクションシーンすら再現してしまう。しかし、ストーリーは「大脱走」に頼りすぎたところもあり、大したストーリーの広がりが見られなかったのが残念(もうちょっと遊び倒した展開でよかったのではないか)。ただ、個性的なキャラクターたちはそれぞれいい味を出していた(ネズミたちが最高)。総合的な意見としてはウォレスとグルミットシリーズにはやはり適わなかったといえるだろう。ウォレスとグルミットの長編デビュー作に期待したい。
[ビデオ(吹替)] 7点(2005-06-26 13:09:57)
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