1. 地の果てを行く
《ネタバレ》 ジャン・ギャバンの演じる主人公はパリで人を殺し、バルセロナへ逃げた。 そこで有り金を全て盗まれ飢えていたところ、モロッコ外人部隊の募集に申し込み合格する。 飯にはありつけたものの、遠征部隊のメンバーに選ばれ、その部隊はほぼ全滅、彼も帰らぬ人となる。 警察に捕まって死ぬぐらいなら、戦争で死ぬ方がマシという理屈で敵の銃弾にやられて死ぬことになったが、殺人を犯した時点で死ぬこと必至の運命だったわけで、あまり面白い展開とは言い難い。 結局は死ぬ話を延々と見せられた様なものだ。 モロッコで知り合った女と、うまいことどこかに逃れるシナリオなら面白かっただろうが、殺人犯がそんな美味しい余生を送るような結末は社会的に許されないだろうから無理か。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-10-27 09:29:12) |
2. 蝶服記
《ネタバレ》 会員制変態パーティの様子を描いたらこうなりました的な内容。 気持ちの悪いオッサンの顔がペチャンコになるシーンが夢に出そうなので減点、更には本作でも下半身モロ出しがあったので減点。 総じて気色悪い作品ということで2点が妥当かと。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-10-20 16:29:04) |
3. チャイナタウン
《ネタバレ》 ストーリーが分かりづらく何度も巻き戻したり一時停止して頭を整理しながら見たので、えらい時間がかかったし疲れた。 それだけでなく近親相姦というネタも絡み気分も悪い。 ジャック・ニコルソンは本作のようなまともな役よりも、もっとぶっ飛んだ頭のおかしい人を演じた方が合っている。 [インターネット(字幕)] 3点(2024-09-05 13:25:28) |
4. 父の日
《ネタバレ》 目の前の覆面男が自分の父親かどうか分からないはずはないし、抱かせろとかのメモも気持ちが悪い。 あと覆面男は見た目からして弱そうなので、男二人で何とかなったはず。 といった前提条件からしてダメだし、話も大して面白くもないし、映像も汚い。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-08-28 09:03:46) |
5. 父、帰る
《ネタバレ》 父が穴を掘って掴み出した何かの箱、あれは何だったんだ?それがすごく気になる! 父は落下して事故で死んだ。 子供たちがその父の死体を、父自身が掘った穴に埋めてしまい、、そんな展開ならもっと面白かったかも。 事故が起きた島の付近には人の気配が全く感じられないのが、また寂しくて怖い雰囲気を増長していて良い。 しかし父親は何故帰ってきたのか? 何故にあそこまで暴力的で威圧的なのか。 あらゆる疑問が分からないまま終わり、もやもやが残る内容でもあった。 もうひと工夫あったら、もっと楽しめたのに。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-11-10 00:14:07) |
6. チワワちゃん
《ネタバレ》 好きなところと嫌いなところが混在した映画だった。 ひたすら爆音でファッショナブルに突き進む演出は好みだが、ところどころで生理的に受け付けないシーンもあり。 ちなみにチワワちゃんには魅力を感じず。 松本穂香のチョイ役は何だったのか。 門脇麦は演技がうまくて存在感が光る。 エンドロールはとてもかっこよかったので、終わり良ければ全て良し的ではある。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-07-28 22:31:46)(良:1票) |
7. 沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇
《ネタバレ》 作品名に惨劇とあるから、見てる最中はずっとハラハラドキドキ。 ちょっとした会話に不穏さを感じたりしながら、最後まで楽しめた。 ラストシーン、音声が録音されていたという事がエンドロール時に判明する。 この落とし方もうまい! [DVD(字幕)] 7点(2023-01-08 00:25:02) |
8. 父/パードレ・パドローネ
《ネタバレ》 小学校から息子を連れ去る父親だが、その後ちゃんと小学校に行かせてあげたのは意外だった。 ただ大学に行こうとする息子に殺意を抱くのはさすがにヤバ過ぎるかと。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2022-10-08 18:26:56) |
9. TUESDAYGIRL
《ネタバレ》 いやぁ、参ったわ、これホラーだわ。 すげー、スパイスたっぷり。 ラストシーンは特に効いたよぉ。 参ったわぁ。 今泉監督はこういう怖いのも撮れるのですな。 コミカルと思いきや、急遽、怖いヤツ。 いきなりテレビ画面を割るとか怖すぎでしょ! こんな怖い女性と結婚はしたくないよ。 今泉監督、色んな方向性の映画を撮れる凄い人! [インターネット(邦画)] 7点(2022-08-14 20:53:29) |
10. 父親たちの星条旗
《ネタバレ》 戦場のシーンが臨場感たっぷりでリアル。 話は淡々と進むので長く感じた。 硫黄島に関する知識を少しだけ得られた。 [インターネット(字幕)] 5点(2022-08-12 18:34:01) |
11. チェイサー (2008)
《ネタバレ》 過激な描写が多いが、全体的に何故か面白くない。 女性が助からない結末と、主演俳優の熱演に加点。 [インターネット(字幕)] 6点(2022-05-30 21:52:16) |
12. 小さいおうち
《ネタバレ》 丁寧に作られた作品。 話も緻密で良くできている。 だけど、所詮は過去の思い出話なんだよなぁ。 未来を感じないというか。 でも、黒木華は魅力的な女優さんですね。 [インターネット(邦画)] 6点(2021-09-20 23:32:13) |
13. 血とバラ
《ネタバレ》 さすがはロジェ・ヴァディム監督の作品、美しい女性のオンパレード。 ブロンドの女性は、ロジェ・ヴァディムの奥様なのね。 吸血鬼の話かと思えば、終わってみると深い愛のお話だった。 切なく、そして美しい愛のお話。 見ていて何となく心が落ち着く世界。 心地よいまま、エンディングを迎えた。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-17 15:58:54) |
14. 地の涯に生きるもの
《ネタバレ》 司葉子が出てくるのを心待ちにしていたが、なかなか出てこない。 出てきたのはラスト30分。 でも、司葉子の美貌と美脚を堪能できました。 知床の厳しい自然も心に残りました。 それにしても、漁師ってのは頑固でないと出来ないもんなのかな? 折れない心を持っていないと、海には立ち向かえないのかもしれませんね。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-04-16 20:29:10) |
15. 地上(1957)
《ネタバレ》 香川京子は主役級の輝きを放っていた。 ただし、あまりに悲しいお話。 しかも佐分利信の餌食か…あーあぁ、なんて不愉快な話だ。 とにかく全体的にどんよりとした内容だが、金沢の風情と香川京子の魅力が救いだ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-03-30 23:09:18) |
16. チャンピオン(1949)
《ネタバレ》 金に支配されてはならない。 金は万能でもないし、金があれば幸せになれるわけでもない。 貧しい家に生まれたから、その事が分からなかったのだろう。 そういう意味で、この映画は金にまつわる悲劇を描いている。 金に対する教訓を雄弁に語った映画だ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-09-25 22:58:16) |
17. チャップリンの改悟
《ネタバレ》 チャップリン更生の物語。 盗み癖のあるチャップリンが刑務所から出所。 早速、盗みの誘惑に負けそうになるも、最後は正義の心を取り戻す。 内容としては人情劇となっている。 淀川さんもおっしゃっていたけど、牧師が盗人だったなんて恐ろしい。 なんという着眼点だ。 怖い怖い。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-15 19:52:56) |
18. チャップリンの失恋
《ネタバレ》 女性に恋をし、脈ありと思いきや、その女性には男がいた・・・ まるで寅さんを思わせるオチ。 チャップリンは失恋モノでも先駆者だった。 これは凄い。 ありとあらゆる映画の原型を作ったチャップリンは偉大です。 [DVD(字幕)] 5点(2020-08-15 19:49:47) |
19. チャップリンの拳闘
チャップリンの動きで魅せる作品。 パンチを避けまくる避けまくる! そのスピード感。 チャップリン作品ならではの魅力。 [DVD(字幕)] 6点(2020-08-15 19:47:41) |
20. 中国娘
《ネタバレ》 結構なインパクトがあった。 中国の田舎で暮らす、若くて少し綺麗な少女。 田舎では良いことなしで、都会へ出ることを決意する。 田舎で境遇に恵まれなかった流れそのままに、都会に出ても、決して境遇に恵まれない。 刺激的な出来事ばかりだけど、それらは決して愉快なものじゃない。 最後に行きついたのは、イギリス。 ここはさすがに突飛すぎた。 イギリスに場面が移ってからは、少しついていけず・・・ 主人公の女性を演じた女優さんは、とても透明感があって、派手さはないけど美しい。 中国人女性ならではの美しさ。 そして美脚。 彼女は行く先々で、何度もピンチに遭遇するが、その外見があるから、男が拾ってくれる。 だけど、その安易さが彼女を不遇な目に遭わせてしまう。 安易な道を選ぶと、最終的にはしっぺ返しにあう。 そういった様々なメッセージが、実に興味深い。 この作品自体の空気感はとても好き。 だけど、描き方というか、演出が少し自分の好みに合わず、そこはとても残念だった。 この監督の他の作品を見てみたい! そんな気持ちにさせてくれる、非常に素敵な空気を持った作品だった。 [DVD(字幕)] 8点(2016-10-30 01:37:39) |