1. 痴人の愛(1934)
今見ても十分通用する作品です。 DVDを購入しました。 冒頭で淀川長治が半分ネタバレの解説が流れます。 これは自動的に再生されてしまうので、早送りしたほうがいいです。 七変化の悪女を演じたベティ・デイビスの魅力が存分に味わえます。 [DVD(字幕)] 8点(2020-08-06 21:24:07) |
2. 血を吸うカメラ
《ネタバレ》 映画評論家の町山智浩さんの番組で鑑賞。 タイトルのようなホラーではなく、主人公が女性が恐怖におののく表情をカメラに収めたいという、変な欲望を満たしたいがため、殺しを行っていくというサスペンスです。 最後は自分が恐怖に怯える表情を撮りたいと、自ら命を絶つのですが、60年前の作品とはいえ、退屈せずに見ることが出来ました。 当時は試写会の段階で悪評がついたらしく、評判が悪かったそうです。 ですが、監督のマイケル・パルマンの教え子だったマーティン・スコセッシによって1979年にリバイバル上映され高評価を得たらしいです。 日本でも、日活ロマンポルノで「切り裂き暴行ジャック」という、殺人に欲望を抱く主人公を描いた作品がありました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-06-24 00:13:39) |
3. チェイサー(2017)
《ネタバレ》 ハルベリーって前にも似たような映画出てなかったっけ? コールセンターか何かで。 テレビで冒頭のウェイトレスのハルベリーが客のクレームに対応しているシーンが面白かったので見ることにしたが、その後は誘拐された息子を追いかけるカーチェイスが延々繰り広げられるという、タイトルどおりの作品でした。 カーチェイスの展開にツッコミどころ満載で、ハルベリーの意味不明な行動にイライラして、途中で見るの止めようかと思いました。 あまりにつまらないから途中でウィッキペディアをチェックしてみたのですが、映画の酷評ぶりがメッチャ笑えるんです。 一度、ウィッキペディアをチェックしてみてください。 その酷評っぷりがかなり笑えます。 ある意味、このショボ映画は見る価値があります。 70分くらい過ぎるとネタが尽きたようで、犯人のアジトに着いてから時間を埋めるためなのか、ペースが突然落ちます。 警官は能無し。 ハルベリーだけが頑張っている内容でした。 エンディングで母親と息子のショットが延々流れるのですが、息子が全然可愛くないです。 せめて子役くらい、可愛い子を選んでもらいたいです。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-05-23 20:53:12) |
4. チャイナタウン
ウィキペディアで背景を読んでおかないとついていけないと思う。 だがウィキペディアを読んでも乗り気がしなかった。 ストーリーに起伏がなく、つまらない。 80分くらいのところで、ニコルソンとダナウェイのラブシーン、ここでもうウンザリ。 見るのやめようかと思った。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2019-02-20 00:46:19) |
5. チャイルド・プレイ(1988)
《ネタバレ》 テレ東のロードショーで放送されそうな作品。 くだらないけど85分くらいで終わってくれたのでよかった。 バカバカしくて笑えたし。 ラストも続編があるような終わり方にしなかったのもよし。 でも、もう一度見ようとは思わない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-21 20:20:11) |
6. チェリー2000
《ネタバレ》 ロボットの映画かと思っていたのですが、全然関係ありません。 壊れてしまった家政婦ロボットの代用品を探しに、個性も何もない主人公が廃墟と化したラスベガスへ冒険する話です。 ストーリーはあってないようなものです。 何故、悪役が登場するのか全く理解できません。 メラニー・グリフィスは全くやる気がありません。 セリフは棒読みです。 DVDのジャケットだと主役のように描かれていますが、完全に脇役です。 結局、家政婦ロボット、チェリー2000を回収しないで、生身の人間を選んだ主人公に疑問を感じました。 一体何がしたかったのでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 2点(2018-01-25 16:07:54) |
7. チャタレイ夫人の恋人(1995)
エロくもないし、味も素っ気もない作品だったな。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-18 16:40:03) |
8. チョコレートドーナツ
《ネタバレ》 ラストが少年が死んでしまうというバッドエンドなのに、何故この映画を感動作と呼んでいるのか、私には理解できません。 どこからどこまでが実話に基づいているのかという疑問点も多々残りました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-09-10 21:05:30) |
9. チャンプ(1979)
子役の泣き顔と吹き替えがいいんだよね。 「チャンプ!」「チャンプ!」「チャンプ!」 [CS・衛星(吹替)] 7点(2015-08-17 03:04:26) |
10. チャイルドコール 呼声
衛星放送では「サスペンス特集」として放送されたので、この夢オチ以下のラストにはガッカリでした。ホラー、オカルト的な要素があります。 ラストを観るまで、主人公、子役、登場人物全てに感情移入できません。 ノオミ・ラパスは、とりあえずいい演技しています。 子役の裸を見たとき、随分肥満体だなって思いました。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-29 07:34:46) |
11. チョイス!
《ネタバレ》 下の方のレビューどおり、2008年にブッシュさんからオバマさんに大統領が変わっています。 観賞時、それを知らなかったから、たった1票が2人の候補者の運命を変えるアイデアだけが先行した映画だなと思いました。 まずはケヴィン・コスナー。つい先日「ボディ・ガード」を観たものだから、あの中年太りにはゲンナリでしたが、いい父親を演じていました。 子役もよかったです。 候補の一人になっていたデニス・ホッパーには合掌。 そこそこ笑えるシーンはありました。 酔っぱらった父親を車で運転して家に帰る10歳の娘。 日本の映画でも、あれくらいのシーン作ったっていいのに…。 しか~し!私は、はっきりネタバレします。 この映画は、最後の1票で、どちらが大統領になるのか、それがわからないところでエンディング・ロールが流れます。 完全不完全燃焼です。 だから観る必要なし! 観るな-! あ、言い忘れたことがあるんですけど「スタートレック・ディープスペースナイン」でキラ少佐を演じた美女、ナナ・ヴィジターさんが、デニス・ホッパーの奥さんというチョイ役で出演していました。懐かしかったです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2013-05-07 08:19:05)(笑:1票) |
12. チェンジリング(2008)
《ネタバレ》 まず一言、面白い! でも、いくら「事実に基づいた…」と前置きしたからといって、どんなストーリーにしてもいいのか? ホントに本当なの?! 日本で作ったら誰も相手にしないよ。こんな設定!。 いなくなった息子が全く違っていて、そのまま話が進むものかと疑わずにいられない。 他人の子と対面して、母親が「もしかしたら私が混乱しているのかも…」って言うか?! でも、まぁいいか…。 まず、息子だと名乗り出た子供が、まるでオーメンのダミアンのようで怖かった。 それから警察を敵に回すというのは「セルピコ」を観た時のようで、これもまた恐ろしい。 あ、それから、この映画、吹き替えがミスマッチです。 普段吹き替えで観ている私ですが、本作は字幕スーパーで観た方がいいです。 吹き替えだとジョン・マルコビッチが全く生きてないのです。マルコビッチ演じる牧師と警察と、どっちが正義なのかわからないくらい声優の声が怖い。 アンジェリーナ・ジョリーの見方になる者が警察に対抗できるかどうか、そこんとこの力関係が微妙でスリルがあり、さらに感情移入できる。 どっちのほうへ進んでいくのか全くわからないまま、あっという間の2時間20分、最後は、いかにもイーストウッドらしい、観客には、スプーン一杯の幸せを味あわせてエンディングロール、いい映画でした。もう一度字幕で観賞しました。 [DVD(吹替)] 8点(2012-08-27 04:19:23)(良:1票) |
13. 小さな恋のメロディ
少なくとも45歳以上限定作品です。私は映画オタクだったので何とかギリギリセーフ。 ビージーズの曲が流れた予告CMにつられて観賞しましたが、自分、歳取ったな~ぁと思わせるばかりです。 今、これをリバイバルしようなんて考える製作会社なんて絶対ないでしょう。似たような日本映画は沢山作られているけど……。 悪友役のジャック・ワイルドは数年前に亡くなってるんですね。 それにしても日本の番組では「あの人は今」とか言って、マーク・レスターとトレイシー・ハイドを何度も再会させています。某動画サイトで沢山見れますよ。呆れて物も言えません。 →2014年10月12日追記。このサイトの点数が高いのは、レビュアーが高齢者が多いからなんでしょうね。調べると、ジャック・ワイルドが当時19歳!久々にテレビ放送を見ましたが、懐かしかったです。 [地上波(字幕)] 7点(2010-12-30 00:27:20) |
14. 誓いの休暇(1959)
《ネタバレ》 このサイトで、ちょっと期待しすぎたせいか、いいのか悪いのか判断に苦しむ作品でした。 主人公にイラっときてしまいました。でも純粋で不器用な男なんです。母親と暮らせる二日間を、パンを千切る様に他の人たちに分け与えているのですから。幸せは、こういう人に訪れてもらいたいものです。 「反戦」のメッセージは私には伝わってきませんでした。残虐シーンがないまま、主人公を「英雄」と呼んでしまうと、「西部戦線異状なし」のような意図は伝わらないと思います。 [ビデオ(字幕)] 8点(2009-10-07 20:09:29) |
15. チェブラーシカ(1969)
4話まとめて70分。それも1969年は第一話で、残りは数年おき、一話分の収録時間も全く不規則の反則作品です。 ですが、アニメに興味がない人も観賞価値は十分あります。 ロシアの笑いって関西(吉本)系のセンスがあるのでしょうか? 大人でも笑えるし、ほのぼのとしています。 マニアが存在するのは当然です。 けど、本作が映画として扱われているのが少々疑問です。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2009-08-10 17:57:31) |
16. チャップリンの黄金狂時代
私と趣味が近いレビュアーの方が、チャップリン最高傑作と仰っていたので拝見したのですが、やっぱりチャップリンにはそれぞれの個人的な思い入れが強く出ますね。 因みに、私にとってチャップリン最高傑作は「担え銃」と「キッド」です。 小さいお子様がいらっしゃる方には、是非たくさんの「チャップリン」映画を見せて、笑いの感性を育ててあげてください。 [DVD(字幕)] 7点(2009-07-29 00:23:37) |
17. 近松物語
つまらない映画ばかり続いたときは、古典映画に切り替えるに限る! いつの時代も悪人ばかりがはびこる世の中。自分の衝動を抑えることができなくなった主人公に観客としてストレスを感じるが、結局はその結末に共感せざるおえない。そんな作品を数多く作り続けた近松門左衛門は改めて凄い劇作家だと思う。この人、世界的にはどれだけ知られた存在なんだろう? [映画館(邦画)] 8点(2008-12-26 08:00:28) |