1. つぐみ
一時期こういう「露悪的」な女の子が流行ったような。松崎の街並みもいい雰囲気だし、牧瀬里穂は魅力的なんだけどね。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-09-25 12:26:15) |
2. ツインズ
アクションばかりのシュワルツェネッガーがコメディをやるというので当時話題になって見たような記憶が。80年代テイストではあるが、今見てもそれなりに楽しめる。 [地上波(吹替)] 5点(2023-08-20 16:33:57) |
3. 椿三十郎(2007)
織田裕二はそれなりに頑張っていたとは思うが、元々のストーリーがあまり面白くないんだよね。オリジナルは鑑賞済みだが、脚本は変えてもよかったのではないのかと。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2023-07-25 00:10:39) |
4. 妻よ薔薇のように 家族はつらいよⅢ
過去作に比べると、安定感が出てきて多少マシにはなってきた。ただし内容的に古臭い。結婚式のパーティやってる会場でワザワザ離婚の会話する演出も過剰。祖母が嫁ではなく息子の味方をするのは、山田作品ならではか。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2023-03-28 12:20:27) |
5. 妻への家路
チャン・イーモウらしい作品で、基本的には「夫婦愛」の物語なのだろうが、裏には「文革批判」が感じられ、イデオロギー的なものが排除できないのが中国映画の難しいところ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-01-03 13:18:16) |
6. 2ガンズ
平凡でありきたりな刑事モノ?かと期待しないで見たら、テンポがよくて多少のヒネリもあり結構楽しめた。コメディなせいか危機感が薄いので、もうちょっと硬派にして2人がもっと追い込まれた方がよかったかも。 [地上波(吹替)] 6点(2020-09-16 17:13:51) |
7. 冷たい熱帯魚
でんでんの演技は滑舌が悪くてよいとは思えなかった。神楽坂恵は大根役者だし。そんな中、吹越満は中々の演技をしていたと思う(まわりがどうしようもなかっただけかもしれないが)。抑圧されていた男が怒りだすきっかけは妻の不貞。正義もプライドも無いと、残るのは愛憎しかないんだろうな。ここからの爆発と解放は見応えはあったが、総じておバカ映画だし、表現方法ももうちょっとどうにかなったのではないのかと。でも、「人間ってバカだよね。」ってのは伝わってきて、訴えてくるモノはあった。 [インターネット(邦画)] 6点(2017-04-01 02:12:07) |
8. ツーリスト
上品で古臭い感じは悪くない。かと言って、心動かされる作品でもないし、付き合って日の浅いカップル向けかな。主演男女は総じて暗い感じなので本作品にはイマイチだったような。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-09-15 11:29:49) |
9. 椿三十郎(1962)
前作に比べると、心理戦にコメディー要素もあり、洗練されてるな。ちょっとフザケてるがいい塩梅ではある。と思ったが、ラストが不要というか、ラストで台無し。折角いいテイストで流れてきたのに、説教クサイ台詞でぶち壊した。最後までコメディーで貫いて欲しかった。 [DVD(邦画)] 4点(2016-03-24 16:03:12) |
10. 月のひつじ
《ネタバレ》 結果的に事故が起きなかったからよかったですが、5人の命を危険に晒してまで果たすべき使命とは思えず、労働における承認欲求の恐ろしさを痛感しました。田舎町の長閑さや、月面着陸という偉業の物語で全体が覆われ、ほのぼのとした感動作に仕上げていますが、ここは勇気ある撤退をすべきであり、こういう判断をする上司は最悪であるという手本を示しているという意味では貴重な作品です。 [ビデオ(字幕)] 5点(2015-11-19 10:10:45) |
11. ツリー・オブ・ライフ
《ネタバレ》 冒頭でヨブ記が出てくるので、そこでテーマは明示される。あとはそれについていけるかどうかで評価が分かれるのでしょう(ちなみに私はキリスト者ではありません)。てっきりブラピ≒ヨブとして話が展開するのかと思ったのですが、息子が死んだり事業に失敗等々はするものの、本人はツライでしょうけどヨブの苦悩に比べればよくある話と言ってしまえばそれまでで、かと言って「主は与え、主は奪う」と回心するわけでもなく、「俺は献金したのに!」と神に対して恨み節。恩寵がカネで買えるわけがないでしょうよ。キリスト教的には近代合理主義的などうしようもない人間ですけど、彼なりに息子の事を思って教育はしたのでしょう。音楽家になれなかった自分の後悔があるクセに、子供には親のエゴを押し付けて同じ事を繰り返す。結果確執を生むのですが、世間一般的には普通の親で普通の人間だろうと思います。母は信仰心のある人でどうしてこの2人が結婚したのかがナゾですが、この両極端の親が息子に影響を与える。この辺はエディプスコンプレックスを抱えた少年物語という矮小な話に転換し、田舎のそれなりに裕福な家庭に育った少年期のよくあるノスタルジックな思い出話がダラダラと続く。ショーン・ペンに息子でもいれば「父の気持ちがわかった!」という家族の物語になるんでしょう。が、そこまでやるとファミリー作品になってしまい、宗教作品ではなくなってしまう。あえて淡々と描く事によって人間中心世界からの脱却を図ろうとしており、良くも悪くも観客の期待を裏切っていると思います。「世俗に生きるか、神に委ねるか」アジアでは中庸という考えがありますが、欧米人はこの問いに悩み続けるのかもしれません。大地や生命といった恵みが神から与えれ、神の計画の中で人間は生かされている。という壮大な話を平凡なイチ家族(の回想)を通して描くというのはちょっと乱暴というか飛躍もあるようにも感じますけど、映像的に強引に仕上げたという感じですね。ミクロとマクロの関連性の表現に中途半端というかギャップがあるのは否めませんが、どこかに連れて行かれそうな世界観というか不思議さはあります。鑑賞者に信仰心があればラストの最後の審判後に復活を遂げた家族との再会を思わせる映像展開に救いを感じるのかもしれませんが、そうでない人にとってはあまりにもちっぽけな己の人生に絶望し、逆にニヒリズムに陥ってしまうような気もします。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-05-31 14:08:00) |
12. ツレがうつになりまして。
うつ病に関する説明とその対処がうまく描かれており、ある種の啓蒙的作品になっているし、夫婦愛も嫌味なく表現されているのは2人の演技の力だろう。作中ではあまり主張していなかったが、2人の関係・夫婦の相互理解には宗教的な要因も大きいのかなという気はする。本作品では家族間での解決がメインであったが、実際には頼れる家族がいない人も多いだろうし、公的なサポートも必要なんだろうと思う。気をつけなければならないのは、会社を辞めてしまうのは明らかな間違いであるという事。まずは休職で様子を見るべき。ここはエンドロールでハッキリさせておくべきだろう。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-04 10:14:31) |
13. ツナグ
「罪と罰」というか「罪と赦し」というか、女子高生のパートはロシア文学のよう。同時並行の「桜の園」でさらに重厚感が増してる印象(1990年版の映画を彷彿とさせる)。ギャルソン話でツナグくんがミスを犯しているところも何とも言えない余韻が。 が、その他の話が綺麗過ぎるというか甘ったるいのが残念。遺された側には色んな思いがあるのは当然だろうが、死者の無念さみたいなものが伝わってこない(女子高生のところは意味深ではある)。原作未読なので推測だが、映画用にわかりやすい話に改変したのかも。辻村深月は救いのない作品を書くというイメージなんだが。 [地上波(邦画)] 7点(2014-02-24 12:51:43) |
14. 釣りバカ日誌18 ハマちゃんスーさん瀬戸の約束
スーさん認知症で高齢介護の話にでもなるのかな?と思ったが、ちょっと期待はずれ。岡山の寺に住みつくってのは口笛を吹く寅次郎と設定が似ているな。 [ビデオ(邦画)] 5点(2010-10-11 03:15:54) |
15. 劔岳 点の記
ひとことで言うと古臭くて退屈。キレイな自然の映像はハイビジョンでいくらでも見られる時代。だからそんなもんはウリにはならない。で、音楽が過剰で全く映像に合ってない。最後の方は「いい加減にしろよ!」呆れてくる。浅野・松田・中村の演技はヘタで見ていられない。ストーリーも貧弱というか登場人物の葛藤もなにもありゃしない。実話だから仕方ないのかもしれないが。よかったのは宮崎あおいがカワイイぐらいで、こんな奥さんがいたら山なんか行かずに、家でイチャイチャしてるだろ!と突っ込みたくなったぐらい。 [地上波(邦画)] 3点(2010-09-05 17:55:00) |
16. 釣りバカ日誌19 ようこそ!鈴木建設御一行様
《ネタバレ》 親が漁師で事故死の片親派遣社員と大会社の御曹司との格差婚(普通はありえない)をメインテーマに据えて、ラストでも、しつこく派遣社員待遇だの、格差だのと現代的なテーマを入れて、ちょっとヒューマン過ぎて説教クサイかなと思いきや、オチは見事に「世襲」に持っていく。そうです、格差は世襲されていくんです。世襲がある限り、格差はなくなりません。(よくこんなテーマで親子出演をOKしたなと関心します。)世相を皮肉たっぷりに表現していて素晴らしいです。 [地上波(邦画)] 7点(2009-12-23 22:03:58)(良:1票) |
17. 椿山課長の七日間
《ネタバレ》 ファンタジーコメディーで全体的に悪くは無いんだけど、「地下鉄」もそうだったけど、なんでこの人は不倫を入れたがるのかね?それが現実なのかもしれないが、ファンタジーで汚い現実なんて見たくないわけよ。不倫モノやりたいならファンタジー抜きでドロドロ・ベタベタの作品書けばいいじゃんって思う。まあ自分が死んだから、許せるんだろうけど、生きてたらそれこそ生き地獄だろうな。まあ妻と部下に裏切られ、同僚に告白されて、±ゼロなのかもしれんが。ヤクザで里子に出すのもそうだけど、どっちも面倒みれないなら生むなよ、って思う。そんな大人の勝手な都合に振り回されて、それを背負っていく子供達がイチバン可哀相なわけで、一部の人達には非常に不愉快な作品なんだろうなって思う。作中の子供達はちょっと物分りが良すぎるよ。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-11-24 05:06:24) |
18. 翼よ!あれが巴里の灯だ
裕次郎の「太平洋ひとりぼっち」に似てますが、ヨットに比べ、飛行機の操縦席では動きようがないので離陸してからはちょっと単調ですね。もう少しノンビリした話なのかと思ったら、一刻を争う競争状態の中での記録達成だったのは驚き。これがどのくらいの偉業だったのか今の私には想像もつきませんが、パリで20万人、NYで400万人に歓迎されたという事ですから、大変な事だったんでしょう。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-09-24 16:38:14) |
19. 釣りバカ日誌14 お遍路大パニック!
ハマちゃんが首にならない理由に納得。営業は数字でしょ。釣りで仕事がとれるならそれも能力のうち。ただし、本作はハマちゃんの活躍が殆ど無いのでやや退屈。 4点(2005-01-04 02:37:19) |
20. 釣りバカ日誌9
ハマちゃん営業炸裂!万年平社員だが、彼はかなり優秀な営業マンだよ。 6点(2004-09-05 23:33:07) |