1. 翼をください
期待は通り、それ以下ではない。トリーがどっかの段階でポーリーとの愛に戻っていく事を最後まで期待していた、邦題から結末は予想していたが。自分が愛して欲しい恋人からも親からも突き放されたらつらいね、あそこまでトリー一人に固執するのは理解できないけど。女子高内の誰が悪いと言う事でなくポーリーに愛を持たない母親やトリー在り方次第で見放しかねないその父親を例に、子への無条件の愛の大切さやこんな悲劇が他人事でない事を全ての親に訴えている映画の様に感じた。女子高生の悲劇の結末の映画ってダイレクトな感情が見れて結構好き。緑に囲まれて美少女の競演が映像的に心地よい、手抜き無しのレズシーンも一文字で美。あまり触れたくないんだけど劇中結構登場するアジア人の不細工な女の子を何とかして欲しい、加えてあの自信満々な振る舞いには吐き気すら覚えた。展開的に不要、綺麗な映像にもマッチしない、ストーリーそっちのけで水をさす、退場。 8点(2004-04-29 03:33:28) |
2. 月のひつじ
月面に着陸する事が国家事業の国に対し、片や衛星中継の経由地点になる事が歴史的事業になるオーストラリア。そんなのんびりした奥深さが画や出演者から漂よいすぎて退屈だった。世界各国の技術者が協力すればいいんだよ、ホント。 4点(2004-04-29 02:51:35) |
3. 冷たい月を抱く女
冷たい月=Maliceってイメージなのかもっと深い意味なのか、まあ抱きたけりゃ勝手に抱いてればいいんだけど邦題に「女」なんて答え出されたら犯人を追いかけるサスペンスの醍醐味が全く無くなる。原題で鑑賞したかった、前記により2転3転するスリリングなストーリーを楽しむ事は当然出来なかった。他人の人生を手のひらで転がすニコール・キッドマンの情熱的な身体と涼しい視線はかなりいい。があそこまで真性の悪役だと怖さばかりで彼女の魅力を感じる意味で適役とはいい難い。レイプ殺人魔や女を追い詰めるビル・プルマンのナイーブな男の切れた感じが良かった。 6点(2004-03-10 22:46:37) |
4. 追憶(1973)
ケイティーの生き方、戦う事は尊敬すべき点であったがパートナーでは有り得なかった。それが解っていながら彼女の親友でとか泣き落としや尊ぶ点を受け入れ続け、子供まで生んでしまった。ケイティーの「遊びにきて、2人で」をハベルがきっぱり断ったラストはすっきりした感じだった。反共・赤狩りへの反対運動にそんなに傾倒してない様にも見えるし、簡単に言えば性格の不一致、階級と育ちの違い。社会派メロドラマ。ロバート・レッドフォードのクールさは別にして、ケイティー役をちょっと考えて欲しかった。性格がきつい上バーブラ・ストライサンドのルックスではどうしてもキャラクター以上の個人的主観が入ってしまう。 7点(2004-03-01 22:16:07) |
5. ツインズ
すばらしい兄弟愛、家族愛。そのまた子供も双子で大家族。ダニー・デビート車パクリ過ぎ。綺麗な画だけど笑うとこは特に無い。 5点(2003-10-19 21:49:51) |