Menu
 > レビュワー
 > マーチェンカ さん
マーチェンカさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 206
性別 男性
ブログのURL https://www.jtnews.jp/blog/22117/
年齢 43歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  冷たい熱帯魚 《ネタバレ》 
人間の幸せや平穏というのはある種の暴力を前にすると木端のように砕け散ってしまい、人間の存在そのものも何も高尚なものではなく所詮はただの肉片でしかないという、普段は意識しない(忘れようとしている)ことを改めて見せつけられるような、強烈な映画でした。  人が辿る人生と言うのは決してお花畑ではありえず、それも一皮むけば(半歩でも間違えようものなら)こういう暴力や悲惨が蠢いている(あるいはこういうものに自分も足を突っ込んでしまう)という事を改めて思い知らされたような気がします。そんな暴力や悲惨に妙なカタルシスを感じてしまうのがまた始末が悪いのですが・・・。やってることの良し悪しはともかく、本能のままに行動する村田達や(後半の)社本のその様子が、とことん突き抜けまくった解放感を見る者に与えるからでしょうか。  「人生ってのは痛いもんなんだよ」と社本は命を懸けて娘に言葉を絞り出しますが、それを向けられた娘は「やっと死にやがったかクソジジイ!」と彼を足蹴にし嘲笑します。あの救いようもないラストによって、この映画は観客の心にその「人生の痛み」を具現化してザックリと刻み付けたのだろうと思います。  そこに「人生と言うのはとことん冷たく、人間は脆いものなんだよ、仕方がないもんだね」とそっと教えてくれているような「制作側の愛情」を見る思いがするのは、僕自身の弱い心がそこにあるはずのない希望を見ようとしているせいなのか、それはわかりません。しかし僕自身はこの映画の中に、「人間という脆く弱い存在への愛」を確かに感じました。
[DVD(邦画)] 9点(2013-03-11 00:12:43)
2.  次に私が殺される 《ネタバレ》 
皆さんも指摘されていますが、この監督は雰囲気作りとストーリーテリングが本当に上手くて、期待を裏切られるということがありませんね。ミステリアスな雰囲気と、一転また一転する終盤の展開に手に汗を握らせられました。個人的には『オープン・ユア・アイズ』よりも、比較的オーソドックスな作りのこの作品の方が好みです。
8点(2003-11-03 21:08:03)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5157.28%
63014.56%
75124.76%
85828.16%
93416.50%
10188.74%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS