1. ツナグ
《ネタバレ》 いわゆるファンタジーものが好みでこういう作品には点数が甘いのだが、これはちょっと。 ストーリーはいいし役者も頑張っているけれど、説明過多な部分があってどうもしっくりこないのは何故だろう。 死者がよみがえって生きている者とわずかばかりの時間を過ごすというシチュエーションは大林宣彦監督の「あした」と同じ。 若手の実力派俳優ばかりではない作品だけどそっちの方が何倍も好き。ナレーションはいっさいないが、それがまた叙情的でそそられるのだ。 こっちは女子高生のエピソードが強烈だけれど、それ以外はあまり心に残らない。 [地上波(邦画)] 5点(2017-02-03 23:42:20) |
2. ツレがうつになりまして。
うつに関する啓発としては悪くはないかもしれないけど、特別なエピソードもなくエンターテインメント性はほぼ皆無、娯楽として観たい人にはお勧めしません。宮崎あおいの役どころは難しいと思いますが、見事に自然体の演技ができていて感心しました。 [DVD(邦画)] 5点(2015-03-08 21:43:42) |
3. 椿三十郎(1962)
登場人物が多くて分かりにくい。 ナレーションも説明書きもないので、設定を理解する前にストーリーが進んでしまったのが残念。 だが、野性味と男気あふれる三十郎は健在で、その機知とスピード感あふれる存在感でも十分魅力的。 おっとりした奥方やユーモラスな押入れの侍などが対照的でいいアクセントになっている。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-04-14 22:33:29) |
4. つぐみ
なんともいえない独特な世界観が印象的な映画。 この作品を見ながら思ったのは、そうか自分はゆったりとしたセリフや情緒溢れるシーンが好きだったんだなあということ。 まだ初々しい中嶋朋子の独り言のようなナレーションや、美しい西伊豆の港の風景、 万灯会や花火や牧瀬里穂の詩のような手紙が尻をたたく少年(笑)を含めて心に響くのだなと妙に納得した作品だった。 真田広之「でもどこにでも行ければいいってもんじゃないんだよ、つぐみ。ここには山も海もある。 お前の心は丈夫だし。ずっとここにいても、世界中を旅しているやつよりたくさんのものを見ることができるよ。」 海を離れて心ここにあらずの中嶋朋子の心情に共感したこともあり、7点献上。 [ビデオ(邦画)] 7点(2011-01-26 13:54:04) |
5. 釣りバカ日誌6
面白い!ハマちゃんとスーさんの関係があべこべになるシチュエーションだけでも面白いのに、そこにもって爆笑スピーチやハダカ踊りときたらお腹がよじれて仕方がありません。結婚式のスピーチでもまとめてくれたし、言うことナシです。最近は寅さんシリーズよりこっちのほうが面白くなってきました。 [ビデオ(字幕)] 7点(2006-03-04 21:51:50) |
6. 釣りバカ日誌8
お約束が多いですが、嫌いじゃないですね、この作品。遭難小屋での一幕や懲罰委員会での課長など日本人好みの展開でにやりとさせられました。この作品で完全に釣りバカ日誌シリーズのファンになりました。 [ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-20 13:19:45) |
7. 追憶(1973)
下の方と同じく潔癖症で理想主義、おまけにヒステリックなケイティに私もいらいらさせられっぱなしでした。修行が足りないのでしょうか。アメリカ現代史の深い部分が分かっていないとついていけないストーリーにも困りました。二人がうまくいかない理由は何となく分かりましたが、コミュニストだ政治だのとやたら分かりにくい映画でした。主題歌は素晴らしいのですが。 [ビデオ(字幕)] 3点(2006-02-02 14:20:36) |
8. 釣りバカ日誌5
《ネタバレ》 しかもスッポンが共食いで全滅!浜チャン、ピンチ! [ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-09 16:42:35) |
9. 釣りバカ日誌イレブン
このシリーズ最初の作を見て予習をしてからの鑑賞。あれから12年の時間が経って、登場人物たちがずいぶん変わっていたのに驚いた。ハマちゃんのお腹が出ていたのは当然だとして(笑)、スーさんの老衰ぶりは何としたことか。昔のオーラが無くなっているのではないか。奥さん役の人が変わっていたことも違和感を覚えた。キャラは変わらずとも、普通のいまどきのおばさんとしか思えず。今回は、南国情緒溢れる沖縄の魅力と、ウサギをめぐる(?)恋が焦点。会社のリストラという重いテーマを扱いながら、テーストが軽くコミカルなのが良い味を出している。それでも、突然意味もなく踊り出したりするハマちゃんにはついていけないところも。。。沖縄久米島の美しいビーチが出てきて、癒されたのは収穫。 [地上波(字幕)] 5点(2005-05-12 21:14:16) |
10. 釣りバカ日誌
気軽に見られて笑える、数少ない邦画のひとつ。登場人物たちが若若しい。石田えり演じる妻が明るく陽気で、楽しそうな浜ちゃんをみているだけでこちらも温かくなってくる。シリーズ化には賛成。 [ビデオ(字幕)] 6点(2005-05-05 09:44:45) |