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コメント数 1284
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年齢 52歳
自己紹介 おうちにテレビがないので、アニメはリアルタイムでなくDVDで観る派

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1.  電送人間 《ネタバレ》 
完全犯罪を企むにしてはコスパ無視過ぎるし、動機が怨恨というにはブレブレ感が強い電送人間さん。  仁木博士をあっさりと殺すのも、動機やら葛藤やらの描写がハショられていて腑に落ちん。  ラストの浅間噴火は「なるほど!」となるが、電送人間さん、電送先で死んでしまうん?電送途中でエライことになって死んでしまうん?と、グロシーンやエピローグ的なモノに対して待ち構えていたら、唐突に「終!」って!  なんだかなぁ電送人間。  中丸忠雄扮する中本(須藤兵長)の乾いた「ふははははは」笑いと、キャバレー「DAI HONEI」という時代を先取りしたかのようなニッチな経営に勤しんでいた隆のセンスを鑑みて、この点数かなぁ。  蛇足ですが、スリラーショウの客役でこっそり出演していた児玉清のわかりにくさも、グー。
[DVD(邦画)] 4点(2019-07-20 02:05:40)
2.  庭園
この映画も病んでいるが、この病んだ映画を上映禁止指定にしちゃった国家もどっこい病んでいる。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-25 10:06:50)
3.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 
銭湯での入浴後は「白牛乳の一択」である私ですが、よく冷えた果実の汁入り牛の乳も悪くないかぁと、この映画を観た後に、平たい顔族の私は思った訳です。
[DVD(邦画)] 8点(2013-02-13 23:16:25)
4.  電人ザボーガー 《ネタバレ》 
井口昇の才能と70年代特撮が、ここまで相性が良いとは思わなかった。  特に、足りないスキルを根性でカバーしたCG効果が素晴らしく、バカバカしかった。最近スカしたCGで悦に入っている曽利文彦あたりには、見習ってほしい。
[DVD(邦画)] 8点(2012-08-02 00:18:21)
5.  手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく
過去の遺産を食い潰すような出来が多い「手塚作品の映像化作品」ですが、この作品もその悪例の域を出ない酷さでした。作り手のモチベーションも、映像化の意義も、全然伝わってこない面白く無さに、潔さすら感じる。  しかも、三部作。ここから後二作品で、名作になりえる予感は皆無。ある意味「乞うご期待」である。
[DVD(邦画)] 2点(2012-03-27 00:56:45)
6.  TEKKEN 鉄拳(2010) 《ネタバレ》 
ハリウッドでコスプレパーティー(鉄拳オンリー)のついでに映画を撮影したとしか思えない内容だが、主要キャストは楽しんでいたようだ。(観客は置いてけぼりで)  リン・シャオとキング使いの私としては、さびしい限り…と書いて、気づく。レビュワー内での鉄拳プレイヤーの多さに。意外。
[DVD(字幕)] 2点(2012-01-29 01:58:05)
7.  Dear Pyongyang ディア・ピョンヤン
「日本人とアメリカ人は、アカンで」などと、父親が悲しい事を言わなくてもいい時代、そして、この映画が北朝鮮で検閲を受けずに公開されるような、そんな時代が一日でも早く訪れるようにと、この優れたドキュメンタリを観たイチ日本人としての私は願うばかりだ。  …蛇足だが、オモニのしゃべり方と、ちょっと独特な笑い方が、ウチのオカンそっくり。ちょっと可笑しかった。
[DVD(字幕)] 8点(2011-05-26 01:59:15)
8.  地球へ・・・
美術や動画のグレードは高いんですが、盛り上がりに欠ける印象。劇場向きでは、ないのかもしれないですね。  ちょっと前に「地球へ…」がTVアニメシリーズになったという事なんで、なるほど竹宮原作の方は愛されているんですねぇ。TVシリーズも未鑑賞、原作も未読ですが。
[DVD(邦画)] 5点(2011-05-24 01:10:26)
9.  ディア・ドクター
「人間なんて、そんなモンじゃないですか」と、聞こえてきそうな夢のないリアルな人間描写の上に、一筋縄ではいかない脚本と演出。  笑福亭鶴瓶という稀代の曲者を軸に据え、余貴美子・香川照之・八千草薫・井川遙(そして河原さぶw)という、隙のない布陣で固めた役者陣の妙味。  そして、決して大袈裟ではない、ちょっとした慈愛とファンタジーを隠し味にして、丹念と、訥々と、丁寧に構築された、稀有な人間賛歌でした。  うーむ。監督・西川美和。もはや巨匠の域か。私よりも年下なのだが。  
[DVD(邦画)] 10点(2010-10-01 03:43:48)
10.  テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる 《ネタバレ》 
演出や音楽は面白かったが、終始に漂うインディーズ臭が、少し鼻についた。  「テハンノで売春していてバラバラ殺人にあった女子高生、まだテハンノにいる」という変なタイトル(改めて書き出してみると、やはり長い)で期待を持たせておいて、それはないよなぁと感じさせる内容。ちょっと肩透かし。  蛇足ですが、「走りながらのコースは3万」と聞いて「ウォン?円?」と考えてしまった。ウォンなら、相当安いような。(バカ発言)
[DVD(字幕)] 5点(2010-06-21 15:44:28)
11.  点と線
ミステリとしての醍醐味は、清張原作の甲斐あって申し分ない。だが、人間ドラマとしては、すこしお座成り感が。今更ですが、加藤嘉ってホントに良い役者だなぁ。
[DVD(邦画)] 6点(2009-10-23 00:30:11)
12.  DEAD LEAVES デッドリーブス
今石演出って、時折虚仮威しっぽく観えるから、損だ。  音楽と映像のマッチングとセンス、キャラクターに依存しない姿勢にはイイ物を 感じない訳ではないが、如何せん凡庸。  私がビッチ・キャラ好きであるという点を差し置いても、ちょっと及第とは言い難い。
[DVD(邦画)] 4点(2009-08-07 07:38:24)
13.  デッド・サイレンス(2007)
特に怖くは無い…はずなのに、我が家のタンスで鎮座している香港土産の人形と、この作品に出ている人形たちが、何でかめっさ似ていて…ちょっと我が家の彼(人形)と、しばらく目を合わせられなかった程度に、怖かった。  我が家の人形も、深夜にいきなり口が開きませんように…
[DVD(字幕)] 6点(2009-06-26 00:14:23)
14.  天河伝説殺人事件 《ネタバレ》 
面の裏側に毒を塗布できる人間、誰にも気付かれずにこっそり蔵に入ることのできる人間、血縁による怨恨、このキャストティング…ィようし!わかった!犯人は岸恵子だ!と、物語前半で気付く。はっ!冒頭の営業マン以外、誰も死んでいない!という時点なのに。  お湯で薄めたアメリカンコーヒーみたいなミステリ映画でした。
[ビデオ(邦画)] 2点(2009-02-16 05:46:03)
15.  転々
大学八年生のオダギリ、廃業した借金取り三浦、等々、キャスティングのセンスがイイ。今回は小コント的な笑いとストーリー展開のテンポがイイ具合にマッチしていた。「狙っている」のか「狙っていない」のか、よくわからない中途半端な抜け具合が、面白かった。爽やかなラストが見事で、鑑賞後にじんわりとしてしまいました。 三木作品の中では傑作といってもイイのでは?
[DVD(邦画)] 8点(2008-05-04 00:15:35)
16.  電車男
まったく期待してなかった。ドラフト7位の契約金無し・最低年棒のルーキー並みに期待していなかった。その分、面白かった。意外や意外。許容範囲内の恋愛ファンタジーに仕上がっている。暇な2chネラーがそんなにイイ奴ばかりか?と、思いもするが。主人公のオタク臭は及第以上のリアルさで、なおかつ髪切ってオシャレしてコザッパリしても、キッチリとにおいたつオタク(とはいえ、主人公が何のオタクなのか?という描写が曖昧ではあったが)を演じた山田孝之は見事。オタクの株が上がると思うと、少し複雑では、あるが。イイ気になってる内弁慶なオタクほどたちの悪いモンは無いので、そういうオタクは増えてないか、作品の面白さとはウラハラに、イチマツの不安。
[DVD(邦画)] 7点(2007-08-08 02:14:05)
17.  Deep Love アユの物語 劇場版 《ネタバレ》 
「生なら10万」と声をかける女子高生が引き起こす凄惨なパンデミック!新!感!覚!都市伝説ホラー、ここに登場…え?違う?売春ダメ!絶対ダメ!的な偏差値はちょこっと低めに設定された教育作品?え?それも違う?売春の善悪を問うなんてナンセンスでイマサラな社会派作品とも思えないし、もしや…「Deep Love 」というタイトルから考察するに…もしや、ラブストーリーだったりするのか?えー。まさかでショ。数兆歩譲ってこれが「ビッチにすらなれない出涸らし売春少女の、波乱万丈!ディープでピュアなラブストーリー」だとして、誰が感動したりウットリしたり共感したりするの?
[DVD(邦画)] 1点(2007-08-08 00:13:03)
18.  DEATH NOTE デスノート the Last name 《ネタバレ》 
漫画なのにウンザリするくらい台詞量と物語の尺を上手に圧縮していて、オチも好感は持てるんですが、それらを凌駕するくらいのダサい演出・キャストには、かなりツラいモンがあった。  何処のチビッコ向け特撮作品やねん!と思わせるキラ対策室(確か前作の牢獄シーンもそんなカンジだったが)や、大衆の安易な描き方、メディアのもつ醜悪さがイマイチ安っぽい。  そう、ソコハカと安っぽいのだ。チープ!この上ないのだ。  キラの持つサイコさや醜悪さ、アマネのイライラするようなイノセントさが、演じる大根の甲斐もあり見事に霧散してしまった、そこが最低なまでに安っぽい。チェスシーン、回想シーン、妹号泣シーン、総監の衣装(最大といえなくも無い失笑さ)、拷問シーン、そして何よりラスト付近のキラとアマネの隙だらけ感のトリックも安っぽい。父親を生かせてしまう事(原作では半ばで死んでしまう)で、最大に何とかしてほしかった「親子お涙」も致命的なまでに安っぽかった。  大根役者を排除して特撮出身の監督を何とかすればそれらの安っぽさも何とかなったであろうに。惜しい。  唯一、レッチリのエンディングとLの最後のトリックが美しかった。救いともいえる。  この作品を観た後に原作を読み、TV版のアニメも観た。傑作だった。至極単純な設定を、実に緊張感のある展開の複雑な心理ゲームに仕立てている。一応フォローしておこう。この映画は鬱陶しいくらいに失笑させる作品だが、この映画以外の「DEATH NOTE」は失笑する暇など無い傑作だという事を。
[DVD(邦画)] 2点(2007-07-22 23:05:14)(良:1票)
19.  鉄コン筋クリート
演出・美術・音楽・脚本・キャスト諸々のすべてが完成度高く、松本大洋の世界観も大事にしてるし、それにおいての一切の粗忽さがない。ビックリした。なら満点評価なんじゃないのか?と思ったが…突出した感じがもう少し欲しかったような。ここまでのハイクオリティ作品に文句はないが、何と言うか…贅沢な事を言うようだけど、もっと無茶も出来たんじゃないか?とも、思う。一応言っておきますが、及第点は何の支障も無くクリアしているし、稀有な傑作では、あります。
[DVD(邦画)] 8点(2007-07-03 23:11:01)
20.  出口のない海
回天乗りの同士の友情や葛藤、等々の人間ドラマが説教臭くないというか。他の人もコメントしていますが、そう、丁寧な造りが印象的でした。「回天」なんてクレージー極まりない特攻兵器が軸なのに、誇大に叱責するでもなく、美化されていたわけでもなく。そこが佐々部清作品のウリなんでしょうねぇ。好印象です。しかし前作の「半落ち」でも感じたんですが、エンディングテーマの鬼のようなダサさも佐々部作品の業なんでしょうか。もしくは制作会社のダサさなのか。そこは何とかしてもらいたいな!と、強く感じました。それだけが、悪印象です。まぁ、竹内まりやなら「男たちの大和~YAMATO」の長渕剛のダサさに比べりゃ数億倍マシなんですけど。
[DVD(邦画)] 7点(2007-06-14 01:43:02)
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