1. デッドマン・ウォーキング
《ネタバレ》 とても苦しく、辛い映画でした。でも、主演二人の演技は迫力があり、胸に迫るものがあります。死刑当日を時間を追って撮っているのは、緊迫感があって自分が死刑を待つような気にさせられてしまいました。死刑直前まで本当にショーン・ペンが殺人を犯していたのかわからなかったけど、犯しているとわかったときは裏切られた気持ちでした。死刑になるほどの罪を犯した人を弁護する気はまったくありませんが、やっぱりそういう人であっても最期は誰か心を開ける人がついていてあげてほしいと思いました。注射の液が自動的に体に注入されるシーンは、ある意味血みどろのホラー映画よりリアルな怖さを感じました。スーザン・サランドン大好きなのですが、やっぱりうまいなぁ。ますます好きになりました。ショーン・ペンもとても「アイアム・サム」と同じ人とは思えない。うまいです。 8点(2003-08-01 10:46:47) |