2. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 どうなんでしょう? 予告編だとか、広告だとか、ずいぶん宣伝してるわりにはたいしてよくない印象をうけました。たしかに映像はすごい、N.Yが凍りつくシーンなんてのは本当にこんなことが起こったらこうなるんだろうなと考えさせられさえした。でも映画をみながらにしてふと考ることが多かったのも事実。一体この映画の山場はどこなの?まさか狼に襲われるとこ?あのクライマックス?んー、見当たらない。あと図書館に残ったメンバーが本を燃やそうって言って色々本を集めては暖炉にくべてたけど、椅子と机のほうが木材で適してたんじゃないだろうか?あれは「税金の本を燃やそう」ってセリフに持ってくためだったようなきがする。たしかにおもしろかったけど。あと最大の疑問はN.Yの街が一瞬で凍りつくような寒い中たったあれだけの小さな暖炉で凍結を防げるものなのか?ということ。図書館が凍りつき始めてみんな焦って暖炉のある部屋に戻っていったけど、なんか不自然じゃないかな。しかもみんな寝ちゃってたしね、寝ちゃだめでしょう。街全体が凍り付いてしまっているというのに、普通に寝てしまえるほど部屋が暖かいとはとても思えない。普段は映画のそういう矛盾点というか、曖昧な点は特に気にならないほうなんですけど、この映画に限っては妙に気になってしかたがなかった。かなり期待していただけに残念です。 6点(2004-06-22 18:19:36) |