2. ディープ・インパクト(1998)
この映画が描きたかったことは、黒澤さんの傑作「生きる」ではないけれど、地球滅亡までのカウントダウン、あなたは何をしますか?だと思う。「アルマゲドン」と題材は同じ、時期も同じではあるがまったく別物。人は死を宣告された時、どんな行動をとるか。どんな逆境にたたされても、自分をしっかりもてるかだと思う。こーいったテーマの映画でいつも思うのは、「タイタニック」もそうだが、差別、貧しいものや弱いものが死んでいく現実。悲しすぎて感動に至らない。実際、金持ちや政治家は金やコネで抽選意外のところで助かるだろうし、個人的にシェルターを持てるだろう。だからこそ貧しいものや弱いものを助ける人々にスポットを当てなければ、人の心には響かない。 7点(2004-02-28 09:51:09) |